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(Hot spring solution for Japan's energy problem: BBC NEWS ASIA-PACIFIC)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-14057714
日本のエネルギー問題は、温泉が解決策だ
(リンクをクリックすれば、動画記事をご覧になれます)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-14057714
2011年7月7日最終更新01:24GMT
日本は再生エネルギーを長年論じてきた。しかし、かつては贅沢品だった再生エネルギーも、いまでは急を要する不可欠な存在となっている。
福島の大事故がもたらした安全への強い不安の中で、国内の原子炉の3分の2が停止している。
見過ごされてきた資源−国土の下にある断層が作り出す温泉−をよく検討するよう、政府に促している科学者たちがいる。
ローランド・バークが報告する。
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(浜岡原子力館 巨大ディスプレーにマスコットの「ゆうゆう」が映り、原子炉の仕組みを説明している)
日本には漫画のキャラクターがどこにでもいる。世界で最も危険な原発と呼ばれている場所の宣伝役でさえもだ。浜岡原発を訪問すると、「ゆうゆう」が原子炉の仕組みを説明してくれる。しかし、発電所に真下に何があるか、「ゆうゆう」は口をつぐんできた。
(浜岡原発を遠望する丘の上で)
「断層だ。大地震がいつここを襲ってもおかしくないと、専門家たちは言う。」
イトウ・ミノル氏は、生まれてからずっとこの近くで生活してきた。防潮堤が補強されるまで原発を停止するよう日本政府が求めたとき、同氏は喜んだ。しかし、この地で原発が運転を再開する日を、同氏は強く怖れている。
(反原発活動家 イトウ・ミノル氏の話)
「福島の事故が起きてから、原発が周囲にあることで、ここの人々は安全を感じることがなくなったと、私は考えている。私は、彼らが浜岡原発を永久に閉鎖し、コンクリートで埋めることを望む。そこは、原発みたいなものを造る、人間の愚かさの記念碑となるに違いない。
(バーク記者のコメント)
日本にとって、今回の大事故がきっかけとなり、大都市にどうやって電力を供給するかを大幅に見直すことになった。以前は、原子炉を次々と建設することが、その解決策だった。しかし、爆発とメルトダウンが起き、日本人は原子力エネルギーを信じなくなっている。
(温泉浴場。湯船につかる人。その後、発電プラントが映し出される)
少なくとも、日本中にある温泉が答えを与えてくれそうだ。日本が地震に弱いのは、環太平洋火山帯に位置するからだが、そのおかげで温泉が生み出される。地面のすぐ下に、沸騰したお湯と蒸気がある。
このリゾートホテルには、発電機が設置されている。ちょっとした実験だが、科学者たちの話では、地熱エネルギーには非常に大きな可能性が秘められている。
(産業技術総合研究所・地圏資源環境研究部門 ヤスカワ・カスミ氏の話)
私たちは、日本の電力消費の10%を供給できます。
−−−10%ですか?
はい。そうです。
−−−現在、地熱で供給している熱量は、どれだけですか?
いまは、たった0.3%ですが、すべて無料です。
(山あいの緑の中にホテルが映し出される。そこに、発電プラントがある)
最良の地熱資源は、日本の最も美しい場所である、国立公園にある。そのためもあって、現在までは、原子力が選択肢として好まれてきた。それでも、福島の大事故によって、日本は、地下のクリーンエネルギー開発を始めなければならないかもしれない。
BBCニュース、ローランド・バークが、南日本から報告した。
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(投稿者より)
BBCサイトの動画記事です。わかりにくい箇所は適当に直しましたので、誤訳はあるかもしれません。ご容赦下さい。
日本は火山国ですから、地熱エネルギーは豊富にあるはずですが、私たちの多くは、「日本には地熱エネルギーがある」ということ以上の情報を持っていません。原子力を推進する勢力が意図的に隠蔽してきた、という見解を、どなたかがこの掲示板に投稿なさったものを、読んだことがあります。
「今ある原発をどうしようか」ということで、頭がいっぱいの日本人が私を含めて多い中、それでも、その次を見据えて動いている人たちがいる。そして、それを目聡く追いかけたのは、イギリスメディアだったりする。どこでこんなネタを見つけただろうと、ふと思いました。
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