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http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110606_451022.html
サンケイビルは、東京都武蔵野市に誕生する分譲マンション「ルフォン井の頭公園」に、戸別の太陽光発電システムと、太陽光発電システムによる発電量を表示するガス給湯器リモコン「エネルックリモコン」を採用すると発表した。
同マンションに導入される太陽光発電システムは、JX日鉱日石エネルギーの「ENEOSマンション向け戸別太陽光発電システム」。同社が三洋電機と共同で開発したパワーコンディショナ(発電した直流電力を、家庭用の交流電力に変換する機器)を用いることで、マンションの各住戸でそれそれに太陽光発電システムが利用できる。
太陽光パネルは屋上に設置され、一戸あたりの発電量は1.29kW(6枚)。発電した電力のうち、自家消化分を差し引いた余りの電気は、直接電力会社に売電できる。停電時には、自立運転に切り替えることで、パワーコンディショナ下部に備えられたコンセントで、最大800VAの電力が利用できるという。
太陽光発電システムによる発電量と売電電力量は、東京ガスの新型ガス給湯器リモコン「エネルックリモコン」で閲覧可能。エネルックリモコンではこのほか、ガスや電気、お湯の使用量、料金の目安、CO2排出量なども、リアルタイムで表示できる。さらに、時/日/週/月単位の表示や、日/週/月/年別の比較にも対応する。
ルフォン井の頭公園のシステム図。戸別に太陽光発電ができ、発電量や売電料をモニターで確認できる エネルックリモコンの画面イメージ
サンケイビル、JX日鉱日石エネルギー、東京ガスの3社は、エネルックリモコンを使うことで、家庭のエネルギー使用状況の95%が表示できるとしており、エネルギー使用状況を「見える化」することで、約5〜15%の省エネ効果があるとしている。また、戸別太陽光発電システムとエネルックリモコンを同時に採用したことについては“日本初”としている。
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