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発電に二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンエネルギーの普及を進める水俣市は27日、
同市の丸島新港で波力発電の実証実験を始めた。小さい波で発電でき、防波堤などに容易に設置できる
「つるべ式」と呼ぶ発電方式で、実証実験は全国初。次世代送電システム(スマートグリッド)も試験する。
発電装置は山口大が開発。浮き材(フロート)と重りをワイヤで海面につり下げ、波でフロートが上下すると
発電機が回る。発電能力は最大1キロワット。市が総務省の「緑の分権改革」推進事業を活用して2月に設置。
重りの形状変更など稼働準備を進めていた。設置費約600万円。
電力は水俣市漁協がヒラメなどの種苗を育てている同港内の中間育成施設のポンプや照明用に使う計画。
本年度末まで稼働させ、気象状況や発電量などのデータを集める。
一方、港内に3キロワットの太陽光発電パネルとLPガスを使った1キロワットの燃料電池を設置。
波力発電と合わせた三つの発電を組み合わせ、安定的に電気を供給するスマートグリッド装置も導入した。
今夏をめどに中間育成施設への送電試験を始める。
宮本勝彬市長らが出席して記念式典があり、山口大の羽田野袈裟義教授が「つるべ式は、内湾の不知火海の
弱い波でも発電が可能。コンパクトで維持管理も容易」と説明した。(辻尚宏)
▽画像 防波堤に設置された波力発電装置。海面に重りとフロートをつり下げている。
堤防の上にあるのが動力変換部=水俣市
http://kumanichi.com/news/local/main/photo/20110528001_DAT_20110527232131001.jpg
▽記事引用元 熊本日日新聞(2011年05月28日)
http://kumanichi.com/news/local/main/20110528001.shtml
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