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原発は、石油をガブのみするーーーー代替エネルギー論のウソ
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投稿者 kanegon 日時 2011 年 4 月 25 日 16:07:13: xVuuIAvxG7FMM
 

原発は、石油をガブのみするーーーー代替エネルギー論のウソ
『巨大地震が原発を襲う』船瀬俊介著 地湧社刊より

原発が代替エネルギーであるというのは原発利権側の詭弁であり、CO2問題もデマだと私は思っていますが、これは知りませんでした。私の勉強不足もいいところです。

知っている人はとうに知っていると思いますが私が検索した限りでは2重投稿になっていないと思うので思い切って投稿します。
こんなの常識っていう方には申しわけありません。また、著者が信用できないという方も申しわけありません。

以下引用

P338より
原発は、石油をガブのみするーーーー代替エネルギー論のウソ

● “石油三〇年”説は国際的陰謀
 藤田氏は言う。(藤田祐幸氏)
 「ここに二つの問題があります。一つは、『石油はあと三〇年で枯渇する』という“迷信”。もう一つが、原子力は石油の代替であるという“迷信”です。」
 そういえば、1970年代初め「石油はあと30年で枯渇する」とマスコミも盛んに書きたてた。若かった私は「それは大変なことだ」と焦った、「石油に替わるエネルギーを見つけなければ」。私の関心は北欧などで開発が進んでいた風力発電や波力、地熱などの自然エネルギーに向かったが、大半の人々は、この嘘に煽られて原子力に向かった。つまり、“石油三〇年”枯渇説こそ、原発推進のための国際的陰謀だったのだ。
 80年代半ばになっても不思議なことに、石油は枯渇するようには見えない。だれもが「おかしいゾ」と思い始めた。すると87年ごろから「あと“45年”で枯渇する」と先のばしを始めた。なんとまあ、いい加減なことか。ここでも謀略の片棒を担いだマスコミの責任は重い。
「つまり石油枯渇説には、根拠がありません。少なくとも、あと何十年という水準で枯渇するものではない。不思議なことに、もうすでに枯渇しているはずの石油の埋蔵量は年々増えている事実があります。」(藤田氏)
 呆れてものが言えない。つまり国債石油資本は、「確認埋蔵量」を低めに公表し、70年代から87年までは“30年”枯渇説を流布し石油価格を高値維持させ、一方で原発利権で大儲けしたのだ。その虚説がバレそうになったので、埋蔵量を少し多めに発表して“45年”枯渇説にシフトしたわけだ。やりたい放題とは、このことだ。

● 石油なしでは、ウランは電力にならない
 原子力が石油の代替エネルギーにならないもう一つの根拠は、原発自体が石油に依存しているからだ。原発とは、燃料のウランを電力に転換することだ。
「転換するすべての過程において、石油が必要になります。@ウラン鉱山でウラン採掘する。Aウラン鉱石を精錬する。B原発まで輸送する。それらのためにも石油が要る。さらに、原子力発電所そのものが使っているあらゆる機器も部品も、電気を送る電線ケーブルも、最後には、廃棄物の固化に使われてきたアスファルトもすべて石油製品です。このように、ウランというものは、石油なしには電力に転換することができない。」(藤田氏)
 つまり、原子力の正体は、石油エネルギーがウランエネルギーに転換し、それが電力に替わっていたにすぎない。
「問題は、石油を直接、電力に転換するか?石油を使ってウランを電力に転換するか?その選択肢の問題になります。」(藤田氏)
 前者の方が合理的であるのは赤子でも分かる。

● 原発を進めるほど石油をガブのみ
さきほどの通産省が発表した発電コスト、原発9円石油火力10円という数値を見て欲しい。これは原発が石油と同じ発電コストだと推進理由がなくなるので、政治的に1円安く見せているにすぎない。前述のように放射性廃棄物、廃棄原発の処理コストを除外しているのだから、はじめから比較しようがない大ペテンなのだ。
 チェルノブイリ原発のように一度、事故を起こすと世界規模で汚染が広がり、農業などあらゆる産業にダメージを与える。そしてガン、白血病などの人的コスト。それらのコストを勘案すれば、原発の真のコストは、キロワット当たり100円は下るまい。石油→電力と直接換えたほうが、石油→ウラン→電力と二手間かけるより、はるかに合理的なのだ。
「原子力は、石油の代替物ではなく、石油が枯渇すればウラン電力に転換できません。残る問題は、どちらのほうが石油の節約になるか。放射性廃棄物の処理も、石油がなくてはできません。よって(原子力は)実は、石油の節約になるどころか、全体として、大変な石油浪費になる可能性があります。」(藤田氏)

引用終了

 

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コメント
 
01. kanegon 2011年4月25日 16:20:39: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
うう〜んtaked4700氏の投稿が同様の主旨で。新規投稿後に分かりました。
そちらにコメント投稿すればよかった。

02. taked4700 2011年4月25日 19:07:41: 9XFNe/BiX575U : Dqc5CGFSuB
kanegonさま、

別に記事として投稿してくださってよかったです。

自分としても勉強になりました。


03. 2011年4月27日 07:03:34: wGaSu5Yb0U
お怒りはよく判りますが、ちょっと待ってくださいね。
採掘・精錬・運搬等に費消する石油だけで、原発に相当する電力が生まれるわけではありません。
安全設備にかける分を別にしても(現在は十分かけていると言えませんが)、費消した石油以上のエネルギーをウランが生み出しているのは間違いありません。
しかし、再処理に天文学的時間と経費が必要なことは隠されていますし、政治的な掴み金もありますから、これらを入れて正しくコスト比較すれば、原発の優位性は失われることになるでしょう。
その意味で火力の方が有効である、というのは正しいと思います。

丁度、エコカーも製造するのに石油(材料・エネルギー)を使っているのだから、買い換えないで非エコカーに乗り続ける方がエコだ、という意見と同じですね。

各段階での費消を定量的に比較することが必要です。


04. kanegon 2011年4月27日 21:30:32: xVuuIAvxG7FMM : 9kMSboacTk
>03氏

この文章は船瀬俊介氏の著作から引用したものなので、お怒りな船瀬氏にそのご意見をおっしゃってください。

この掲示板のコメント投稿に記載するのはお角違いです。

>費消した石油以上のエネルギーをウランが生み出しているのは間違いありません。

ということはウランが電力になる場合石油の消費量とウランの電力量は比較にならなくその量が多いということなのでしょうか?

無知なので是非とも、具体的に数値で示してご教示ください。

>丁度、エコカーも製造するのに石油(材料・エネルギー)を使っているのだから、買い換えないで非エコカーに乗り続ける方がエコだ、という意見と同じですね。

エコカーを比喩に出されていますがエコカーを廃車するコストは非エコカーを廃車するのと経費はそんなにかからないでしょう。
火力発電所を停止して排除するのと原子力発電所を廃炉にするのはコストに莫大な差が生じるのでは?なんか詭弁のように聞こえる文章なのですが。

エビデンスを提示いただけますでしょうか?


05. 2011年4月28日 07:07:36: wGaSu5Yb0U
03です

エビデンスを提示するまでも無く、現在福島では冷却に大汗をかいている現実があります。一旦臨界に達したウランの発生する熱量は石油なんかに比べると無尽蔵といってよいくらいです。アインシュタイン先生のお説にまつまでもなく、です。
現在の原発でも発生する熱量の30パーセント程度しか発電には使っていません。如何にして過剰に発生する熱量を捨てるか、これが肝なのが原発の技術と言ってもよいくらいです。
非常に効率の悪いものなのですが、無尽蔵(あえてこう言いますが)の発生熱量のため、無駄を補って余りある電力が使える、ということなのです。
従って発電だけに限れば、石油火力よりはるかに安価に済む、というのは政府・業界の説明通りです。
しかし、これには再処理や使用済み燃料の廃棄や、仰るとおり廃炉の費用、政治的加算その他が計上されていません。
だからこれらを正確に計算した上で、どのエネルギーを選択するのかを国民に問う必要があります。
今までの自民党政府はなぜかそれをして来ませんでした。菅政権が同じなら、やはり政府を取り替えるべきなのでしょうね。
廃車を廃炉に例えておられることは尤もで、その通りなのですが、私は廃炉のような一時的に発生する費用(これも正確に算定されるべきですが)よりも、10万年とも言われる使用済み燃料の管理コストのほうが圧倒的に大きいと思います。
日本全体で年間1000億としてもトータル1京などという天文学的な金額に上りますし、第一誰が管理するのでしょうね。
私は原発擁護ではありません。どのエネルギーを選択するかの議論の出発点はリスクを含む正確なコスト計算(なかなか難しいですが)だと思っているだけです。


06. kanegon 2011年4月28日 08:25:34: xVuuIAvxG7FMM : kFC5TEBIb6
wGaSu5Yb0U 様早速丁寧なお返事有難うございます。

>発電だけに限れば、石油火力よりはるかに安価に済む、というのは政府・業界の説明通りです

ということと、余剰エネルギーのコントロールが困難ということは、少年ジャンプの読者で例を挙げると、「NARUTO」が九尾のチャクラ全てをコントロールするのが困難だけど少量ならスタミナがあり持久力のある戦闘力を持つ忍者であるが、一度九尾が暴走したら世界が破滅に追い込まれるということですかね。(私は名作ドラゴンボールはあまり詳しくないので子供に教えるとしたらこんな例えかなと主っとるのですが。)

あるいは「エヴァンゲリオン」にハマった人ならば分かるかもしれませんが、選ばれたチルドレン達が人造人間エヴァンゲリオンに適度に同期したら丁度良く使徒を倒すが、暴走したら操縦者がディラックの海に入りこんだり、無秩序にエヴァゲリオンが街を破壊したり、サードインパクトを起こしかねない状況になるやっかいなものが原発ということなのですね?

例えが貧弱で申しわけありませんが、子供にも分かりやすくという意味でこんな例えをだしましたが正しいでしょうか?

でも、ウランを電力に変えるのに石油が必要ということなら石油が枯渇した場合や中東動乱やBPなどの石油流出事故などで石油の供給が激減したりゼロになったりしたらやはり、発電は不可能になるのではないでしょうか?

船瀬氏は石油枯渇説の欺瞞を説いていらっしゃいます。石油供給減少と表向きのニュースで報道され世界中がそれを認識したら当然石油の価格は上昇します。
エネルギー供給だけを見ても、それで世界規模で大儲けするのは一体どなたなのか?ということも大事なことだと思います。

阿修羅の読者の方は簡単に推測可能だと思われますが。

だからドイツでは原発廃止の方向に行っているのかもしれません。(これは私の100%の推測です。)


07. 2011年4月28日 09:33:47: 7WZekNACgc
06の例えは実に的確だと思う。
圧力容器の中に閉じ込め、半覚醒状態を保ちながら、騙し騙し使っているのが原発である。こいつが完全に目覚めたら、多分原子爆弾になってしまうのだ。今、何とか寝た子を起こさないように必死に子守唄を歌っている。福島では。とにかく、現在の人類が完全に使いこなせるようなものでは無いと思う。

ウランを電力に換えるのに石油が必要というのは、少しレトリックがかかっている。確かに現在は重機の運転に石油を使うが、電池式の機械があればそれでよいわけだし、精錬に使う電力も風力発電で賄なうこともできる。だから石油が無くとも代替エネルギーで原発の燃料を作ることは可能だ。変な話だが。

石油枯渇説は、要するに現在のコスト感覚では採掘可能な油田が無くなる、という話で、原発が高コストであることが明らかになれば、それに見合うコストをかけても石油を手に入れたい者は出てくる。だから、現在は放棄している深海底や大深度地下の油田も採掘出来るようになる。そういう意味では石油は無限にある。


08. 2011年4月28日 20:26:55: 6XYLmhf7So
 以下のURLで、河野太郎自民党衆議院議員が、現在の電力供給の問題点は、発電と送電を同一の会社にしかさせないと言う法的規制の問題を取り上げています。
→自由報道協会ニュース http://fpaj.jp/news/archives/2665

 このように切り分けすると発電は、色々な方法でそれぞれ地域に適した自然エネルギーを使い、会社、地域、個人などで行うことが出来ます。

 どのエネルギーが一番とかと言う議論ではなく、柔軟な議論が出きるのではないでしょうか?


09. 2011年4月29日 17:27:56: wGaSu5Yb0U
今日の予算委員会で、菅総理は「クリーンエネルギーに原発は含まれない」と明言しました。尤も食言名人の言うことだから、後でしれっとして変更するかもしれませんが・・・
ともかくそれであれば、クリーンエネルギー推進が言われている間は、原発推進には少しブレーキがかかるでしょう。
大阪府の橋下知事の言うように、産業に大きな支障が出ない範囲で、逐次既設炉も停止・廃止していき、それに歩を合わせて、クリーンエネルギーの開発・促進をしていくべきだと思います。
但し、突然環境省が言い出したような風力発電万歳は眉に唾して効かねばなりません。
風力も地熱も、自然エネルギーの開発は環境破壊と表裏一体だからです。

10. kanegon 2011年5月02日 00:42:54: xVuuIAvxG7FMM : MWVWSrGGLE
>09
>但し、突然環境省が言い出したような風力発電万歳は眉に唾して効かねばなりません。
風力も地熱も、自然エネルギーの開発は環境破壊と表裏一体だからです。

私はそこいらへんのクリーンエネルギーと呼ばれる存在に疎いが、一言だけ言える。

「でも、原発よりましだってばよ!」(NARUTO風に)
ちなみに、別に震災に限らず原発というやつは、という意味で言っている意見ですが。


11. 2011年5月02日 06:49:16: wGaSu5Yb0U
>>10

仰るとおりです。「原発よりマシ」には違いありません。

あと100年もすれば、人類も原子力を使いこなせるようになるでしょうか。
それとも進化した賢明な人類は原子力を「21世紀のヨタ話」として封印しているでしょうか。
それとも・・・


12. taked4700 2011年5月05日 01:12:22: 9XFNe/BiX575U : Dqc5CGFSuB
kanegonさま、

巨大地震が原発を襲うを読み始めています。

126頁からの記事で、2004年2月29日号のサンデー毎日に茂木清夫氏が書かれた記事が引用されています。(実を言うと、2004年当時、自分もこの記事を読み、いろいろ考えてしまったのを覚えています)
131頁に1969年11月、茂木氏が「東海地方でM8級の大地震の可能性がある」と発言され、その6か月後、中部電力から浜岡原発一号機建設の許可申請がされたことが書かれています。この時のアメリカ大統領がリチャード・ニクソン。

確か、三重県と静岡県の2か所候補地があり、反対運動があった三重県を避けて静岡に決まったと言うことも同じ記事に書いてあったような気がするのですが、結局、静岡に決まったのは首都圏に近いと言うことがあったように思えるのです。つまり、原発事故が起こった時、より、深刻な影響を与えるところが選ばれたと。

このほぼ10年後の1979年、スリーマイル島原発事故が起こります。そして、アメリカ国内での原発建設が止まります。ちなみにこの時のアメリカ大統領はジミーカーター。民主党です。そして、その次のレーガン大統領時代の1986年にチェルノブイリ原発事故が起こります。

日本がアメリカの国債を大量購入し始めたのは昭和40年代であり、1960年代の後半からだったと思います。

ここらへんのことを考えると、やはり、米国債踏み倒しのために日本に原発が導入されたのではと思えて仕方がないのです。


13. 2011年5月09日 20:38:42: ED1LxlfLQs

onseniina: 今日の朝のテレビで、汚染地域のJAが、農家から「田植えしない方がいいのか?」の問い合わせに、「イネ作らないと、最初から補償を放棄することになるから売れようが売れまいが作らないとだめ。」と電話応対しているのが放送された。作ったら、汚染米が必ず流通する。作らない人にも補償約束を!


14. 2013年1月29日 15:47:47 : J3Vjg3cnGs
勉強になりました!
 新聞の貿易赤字を増やさない為には原発稼動をしなければならない!
 はデタラメですね。

15. 2015年1月27日 15:28:24 : hzAygCTC5M
池田信夫さんなどはほんとがっかりな人です。
「火力発電より原発の方が安上がりで安全だ」と平気で言ってますから。
弱みを握られて言わされているのかもしれません。
そうでなかったら¥に目が眩んだ●弁使いの詐●師でしょう。


世の中の不思議をHardThinkします
2012年06月27日
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51946267.html

<書評>池田信夫 著: 原発「危険神話」の崩壊 → 正しくは「経済学者による知性と倫理の喪失」でした!


●今回は、非常に腹立たしい本、池田信夫氏の書籍「原発『危険神話』の崩壊」の書評を書いてみたいと思います。


<参考文献>池田信夫 著: 原発「危険神話」の崩壊


彼の大まかな論理展開は以下の通りです。


「誰も死んでいない」

  ↓ だから

「メルトダウンしても原発は安全」

  ↓ よって

「原発『危険神話』は崩壊した」


●まず、誰も死んでいないかどうかを検証してみたいと思います。私が知る限りですが、以下の情報を持っております。(インターネット上でニュースを調べれば見つかります。)


@ 原発作業員は少なくとも3人が突然死。(直接被害の可能性大)

A 除染作業員は少なくとも2人が突然死。(直接被害の可能性大)

B 病院からの避難時に数十人の老人が死亡。(間接的被害)

C 放射線量が大きかったため、津波・地震の被災者への救援に行けず数十人が死亡。(間接的被害)

D 放射能被害に絶望して自殺、最低でも2人が死亡。(間接的被害)


●よって、第一の前提である「誰も死んでいない」が間違いている以上、その後の論理展開は全て破綻していると言えます。

(省略)

●私は常々、可能な限り一次情報を探し、二次情報であるニュースや著名人の話しが適切であるかどうかを判断するように心がけております。


●一次情報を探す癖を付けるだけでも実は訓練になりますし、もしも一次情報が探せなかった場合には、新聞社に根拠となった一次情報を問い合わせて教えてもらうこともあります。


●元財務省の官僚である高橋洋一氏も、一次情報を分析する能力を身につけることによって、脳のキャパシティを広げることもできるとし、官僚や大手メディアの世論操作の罠から脱却できると説いております。


<書評>高橋洋一 著:日本経済の真相ー「経済ニュース」はウソをつく!


●私も、一次情報を自ら分析することで「頭で汗をかく」ことを習慣付けることが、他人から簡単に騙されたりしないよう、過剰な情報化社会の中で生き抜くためのコツなのだと考えております。

●また、池田信夫氏は、経済学者としては優秀な人なのだと思いますが、1970年代にアメリカで起きた「ピント事件」を知らないようです。命とお金、どちらを選ぶべきかを考える上で「ピント事件」に対する考察は重要であり、決して命を経済合理性ごときで計ってはならないことを世に知らしめた人類史に残る重要な事件です。


<参考>ピント事件と原発事故の類似性 — 池田信夫氏のように経済的合理性だけで思考してはいけません!
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51913149.html


●彼は未だに16万人もの人が避難している現実をまるで見ようともせず、避難している方々に対して極めて失礼な表現が多々散見されます。もしも福島県民の方がこの本を読んだとしたら憤りを感じることでしょうし、私も国民の一人して、とても許せる内容ではございません。


●池田信夫氏は、健康被害が出始めた時点で告訴される可能性も十分にあると思いますので、今からしっかりと準備しておくべきでしょう。最近もブログの中で「放射能安全神話」を唱え続けておりますが、足掻けば足掻く程、後々困るのは彼自身だと言えます。

私がこの本「原発『危険神話』の崩壊」に対して下した結論は、「経済学者による知性と倫理の喪失」です。


現代は過度な情報化社会であるからこそ、むしろ正しい知性と倫理観が必要なのだと思います。

_________


2013年07月30日
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/52011883.html

経済学者・池田信夫は経産省の御用なのでは??官僚の利益に沿った主張しかできない学者の情けない姿勢


16. 2020年2月02日 17:05:02 : L21kIu4Eyk : N1VTNVJGb1pSd0k=[8] 報告
原発はバカがする発電方法です。
17. 2020年2月08日 11:15:44 : I9w8crMgLA : bWN3dmgyUDhha28=[3] 報告
本家米国がウェスチンを不採算で売り払い、どいつも原発を閉鎖していることからもわかるように廃棄管理を考慮すると採算が合わない。不採算の議論はもとより現実が物語っています。
18. しんのすけ99[541] grWC8YLMgreCr4JYglg 2020年9月19日 16:24:47 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[1437] 報告
最新のニュースですが
___________________________________________

核のごみ 寿都町 文献調査応募検討 北海道 処分場に慎重な考え
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200813/k10012565131000.html
___________________________________________

↑↑↑ 文献調査に「応募しただけ」 でも、20億円の交付金とか これ 自民系の道知事ですら
「札束でほほを叩くやり方だ」 と、批判の度を高めているが その良し悪しは別に論じるとして
最終処分場を作り上げるまで どれほど巨額の国家予算つぎ込むのか、判ったものではないという事
文献調査に応募だけで20億円 しかもこれ 寿都町だけでなく神恵内村も応募を検討中という
他にも応募する自治体は続々と現れる気配です(調査だけで辞めても構わないと国が明言している)

これ 文献調査だけですからね その次の段階 概要調査では最大70億円とか

(最終処分場の 場所を選定するだけでも 数千億ぐらいはつぎ込む事になるでしょう)


◆ 最終処分場 実現するまでに どれほど血税を注ぎ込む事になるのでしょうか まさに青天井としか
 言いようはありません 原発の本当のコストは あと半世紀以上計算する事は出来ませんから ◆

19. 2020年9月20日 04:33:00 : 6OmTqWTEZI : dDAzRFpFSU5iei4=[14] 報告
それは太陽光でも同じこと。
野山が太陽光パネルだらけになってもいまだに諦めない日本人。
40円買取が終われば負の遺産となって国民への付けになる。
国の借金問題は帳簿上だけでほっといても問題は起こらないが野山に積み上げられたゴミの撤去費用は直接国民を痛めつける。
20. しんのすけ99[545] grWC8YLMgreCr4JYglg 2020年9月21日 02:39:30 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[1441] 報告
>>19
ゴミの撤去費用は 自治体にとって頭の痛いところではあるが、何十億もかかる訳ではない

原発の尻拭いとは 【桁が違いすぎ】ます 億ではなくて 兆ですよ

何の役にも立たなかった「もんじゅ」には、時価に直すとこれまで4兆円ほどつぎ込んだという
それでまたこれから 廃炉にするための莫大な費用をかけるという

日本の原発全体につぎ込んだムダ金は 天文学的数字です。

21. しんのすけ99[567] grWC8YLMgreCr4JYglg 2020年9月28日 19:19:16 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[1463] 報告
そして これが 「もんじゅ」の廃炉費用 総額一兆円を超える可能性があるという

↓↓↓

政府はもんじゅの廃炉費用を3750億円と試算しているが、燃料処理費は含んでおらず、廃炉の総額は1兆円を超える可能性が出てきた。
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/430334/
___________________________________________

↑↑↑ もんじゅ だけでこれである 日本中の無駄な原発をすべて廃炉にするまではどれほど費用が必要か
考えただけでも気が遠くなりそうなのです なにせあと54基もあるのですから

そしてさらに最終処分場に 調査だけでいったい何百億何千億つぎ込む事になるか想像を絶する訳で
建設費用を含めたら やっぱり数兆単位の予算を食い潰す事になるのは確実ですから

壮大なる金の無駄遣い としか言いようはないですな 太陽光の無駄となんかは 二けたは確実に違う訳で
完全にいわゆる 「月とスッポン」 と言う事です。

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