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安価で安定、さらにエコ 水を有効発電 電力各社が注目
2011年1月16日12時50分
全国の電力会社で初めて砂防ダムを利用した須砂渡水力発電所=長野県安曇野市(中部電力提供)
48年ぶりの「水路式水力発電所」になった栃川発電所=長野県栄村(東京電力提供)
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電力会社が、農業用水や砂防ダムなど、これまで発電にあまり使ってこなかった水に目を向け始めた。大規模なダムをつくって水力発電をすることはできないが、水力は太陽光と違って夜でも雨の日でも発電できるため、少しの水でも有効に使おうという狙いだ。背景には、産業界が温室効果ガスの排出削減を問われていることがある。
東京電力は昨年12月から、長野県大町市の高瀬川支流で農業用水を使った発電所を建設している。用水をためておく池と約114メートル下の発電所を管でつなぎ、管の中で水を落として発電する。
出力は1千キロワットで、来年6月に運転開始予定。農業用水を使った発電所は東電では1931年以来79年ぶりだ。
同県栄村の栃川でも昨年12月、出力1千キロワットの発電所の運転を始めた。こちらは川にせきをつくって水をため、そこから水を水路に流し込んで発電する。水路式発電所の開発も48年ぶりだ。
東電は「温暖化対策への関心の高まりから、これまで注目していなかった水資源も活用した」という。
中部電力は昨年9月、同県の烏川で、大雨の時に土砂の流出を防ぐ砂防ダムを電力会社で初めて使い、発電を始めた。出力は240キロワットと小規模だが、このような小規模な水力発電所は同社では57カ所目になった。
関西電力は同県の木曽川にあるダムで、下流の生態系などを守るために最低限流し続けなければならない水を使う発電所をつくっている。同社では初の試みだ。
出力は480キロワットで、昨年10月に運転し始めた堺市の太陽光発電所の2850キロワットより小さい。だが、夜でも雨でも一日中発電できるため、年間の発電量は逆に15%ほど多くなるという。建設費は5億円の予定で、堺太陽光発電所の方が数倍高いとみられる。
電力各社は温室効果ガスの排出削減のため、新エネルギー利用特別措置法(RPS法)で、太陽光や風力、小規模水力など再生可能エネルギーによる電力を一定割合以上に増やすことを義務付けられている。太陽光発電所の建設も競っているが、費用が少なく、いつでも発電できる水力も見直されつつある。(竹中和正)
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