日本の原発の稼働率が原発事故で６割に下がったとか９０年代は８割を上回っていたとか言われるが、なんとこの稼働率の計算には定期点検期間が入っていない。まあ、確かに事故や故障で動かないというわけではないから稼働率の計算に参入しないというのはある程度理解できる。

　しかし、たとえば太陽光発電は稼働率１２％と言われているが、これはたぶん夜間を稼働率の計算に入れてのものであるはずだ。また、地熱発電も定期検査の期間があり、地熱の稼働率には定期点検期間が参入されていたように思う。

　ともかく、日本の原発の場合、定期点検が毎年３ヶ月ほど行われるので、故障も何もなく最高に稼動しても稼働率７５％と言うことになる。

http://www.eps4.comlink.ne.jp/~satoruot/kosuto.htmの「発電コストの比較」と言う記事には原発や太陽光その他の発電コストの計算が共通の尺度で行われていないことが述べられている。 　

コメント
01. 2011年5月04日 09:25:36: wGaSu5Yb0U そもそも原発の費用には、廃炉に掛かる費用や使用済み燃料の処理・保管費用、地元への立地補助金、さらに今回明らかになった事故時の補償費（保険金に換算すべき）が入っていない。これらを含めるととてもじゃないが商業ベースで成立するような代物ではない。

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