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(回答先: 過剰な電源設備−1 投稿者 taked4700 日時 2009 年 12 月 08 日 18:53:50)
補足ですが、
『原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にも達しません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余っているのです。』
この事実は非常に重要です。正確には、余っているのではありません。余らせているのです。というのも、大規模発電所が緊急停止してもライフラインの維持ができるよう、バックアップ電源が必要だからです。
このようなことを考えれは、原子力や(まだ机上のものですが)核融合による発電所に期待すべきではありません。背後にあるバックアップ火力のことまで考えれば、非効率的でクリーンでもありません。
また、送電の制御技術が未熟なのでしょうがないとはいえ、メガソーラー発電所もあまり頭のいいやりかたではありません。
また原子力は、大量に水を使うため、地理的な問題から、建設できないところが多くあります。この点も、下火になった理由に挙げられるでしょう。