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メガソーラー、稼動開始1年前倒し…関電、堺に建設
来年11月に部分稼働…安定供給へデータ検証【読売 関西】
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20091121-OYO8T00219.htm
関西電力は20日、堺市の臨海部で建設する大規模太陽光発電所(メガソーラー)の運転開始を、当初の予定より1年程度早めて2010年11月とする方針を明らかにした。
メガソーラーには技術的に未知の部分が多いため、まず全体の3分の1程度を稼働させ、収集したデータを検証しながら段階的に運転を始めることにした。
この発電所の出力は、11年10月のフル稼働時には、世界有数の約10メガ(1メガは100万)・ワットに達する。
総事業費約50億円を投じ、シャープの液晶パネル工場近くで、大阪府が所有する約20ヘクタールに建設するが、当初は11年度中にフル稼働させる計画だった。
太陽光発電は二酸化炭素(CO2)を排出しない新エネルギーとして期待されているが、天候に左右されて発電量が不安定になる弱点がある。
例えば、天気が悪くなれば出力が一気に低下し、原子力や火力など既存の発電所で素早く補う必要が出てくるなど、電力の安定供給が難しいという技術的な課題がある。
関電は、こうした不安定さが、一般家庭などにつながる電力系統に与える影響などを早期に把握するため、運転開始を前倒しすることにした。
メガソーラーを巡っては、電力10社が20年度までに、全国約30か所で計約140メガ・ワットの発電所を建設する計画だ。今回の前倒しにより、関電が国内初のメガソーラーの運転例になるという。
関電は、福井県内でも1メガ・ワット程度のメガソーラーを12年度にも建設する考えで、今後も適地があれば立地を進めるとしている。
(2009年11月21日 読売新聞)
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