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京大、海藻の大部分を燃料に 遺伝子操作した酵母で
京都大学の植田充美教授らは、海藻の大部分をバイオエタノールに変える技術を開発した。遺伝子操作した酵母を使い、これまで利用できなかった成分もエタノールになり、収量が3倍に増える。製造コストは1リットル当たり50円以下になる見通しで、原油安でも価格競争力を持つという。2年後の実用化を目指す。
コンブの仲間でクロメと呼ぶ日本近海に生息する海藻を使う。クロメは簡単に増やせるという。開発した酵母はこれまで使えなかったアルギン酸という物質を分解してエタノールに変える。アルギン酸はクロメの重さの約4分の1を占める。
セルロースとヘミセルロースという物質からエタノールを作る酵母はあった。ただ両方合わせてもクロメの13%ほどにすぎない。新しい酵母を使えば、1キログラムの海藻から174グラムのエタノールが得られる見通し。
新技術で作ったエタノールはトウモロコシなどの食料から作った場合と同程度の価格になる。海藻は二酸化炭素(CO2)を吸収して育つため、バイオエタノールにして燃やしてもCO2の総量は増えないとされる。
[日経新聞10月19日朝刊P.13]
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