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温暖化ガス軽減の高効率石炭火力 25年実用化へ開発支援 経産省方針:石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1567.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 7 月 12 日 04:48:33: Mo7ApAlflbQ6s
 


温暖化ガス軽減の高効率石炭火力 25年実用化へ開発支援 経産省方針

 経済産業省は2025年にも、世界最高レベルの発電効率を持つ石炭火力発電所の実用化にメドをつける方針だ。燃料電池と石炭をガス化する技術を組み合わせて、使用する燃料を減らす。発電効率は55%程度と一般的な石炭火力の40%を大きく上回る見通しだ。事業主体の電力会社や関連メーカーの開発を支援し、温暖化ガス排出量の削減をめざす。

 6日に開く「次世代火力発電の早期実現に向けた協議会」で将来の火力発電技術に関する工程表の素案を示す。発電効率の高い石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)と呼ばれる方式の実証実験を25年ごろに全て終えると明記する。Jパワーや中国電力が事業を主導し、経産省が傘下の独立行政法人を通じて進捗を管理する。7月中にも最終的な工程表をまとめる。

 ガス火力でも25年ごろに最新鋭技術を確立する方針を盛り込む。火力発電が排出する温暖化ガスを地中にとじ込めたり、回収して化学原料の生産に利用したりする技術は、20年代後半からの本格的な実用化をめざす。経産省は一連の開発費用を助成していく方針だ。

 政府は30年までに温暖化ガス排出量を13年比26%減らす目標を掲げている。石炭火力発電は温暖化ガスの排出量が多い。このため6月中旬に望月義夫環境相は山口県の石炭火力計画に「是認しがたい」と意見を表明するなど、石炭火力への風当たりは強まっている。


石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)とは

 ▼石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC) 最新鋭の石炭火力発電の技術で、複数の発電方式を組み合わせている。まず、石炭を蒸し焼きにしてガスを発生させ、取り出した水素を使い燃料電池で発電する。さらに発生したガスでガスタービンを回すとともに、タービンの熱で生じた蒸気で蒸気タービンも回す。燃料を無駄なく使えるため、温暖化ガス排出量は現行型より3割少ない。

[日経新聞7月6朝刊P.3]

 

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コメント
 
1. 2015年7月12日 23:36:48 : bIBsx2qZCc
原子力発電の熱効率はワんずか33%ですW。
これ以上上げれません。

2. 2015年7月21日 15:28:58 : LY52bYZiZQ
2015年7月21日(火)

温暖化 日本の削減目標不十分
環境NGO 再検討を求める
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 安倍政権が2030年度の日本の温室効果ガス削減目標を13年度比26%減(05年度比25・4%減)と決定し、17日に国連に提出したことを受け、環境NGOが談話を発表しました。

 地球環境市民会議(CASA)は、目標は「1990年比では18%削減に過ぎず、EUやアメリカなどに比べても大きく見劣りする」と再検討を求めています。

 気候ネットワークは、「『2050年に80%削減』という政府の長期目標にも沿わない、極めて不十分な目標」と批判し、「日本政府の存在感はますます低下し、脱炭素化に向かう世界におけるビジネスチャンスも逸す」としています。

 「欧米と遜色ない」との政府の主張について、WWFジャパンは「2030年の1人あたりの排出量でみてもはるかに欧州に劣るし、(日本は)基準年の操作などで過去に着実に減らしてきた欧米の努力を無視する目標」と指摘しています。

 環境NGOのネットワーク、CAN―Japanは、目標に「途上国への資金支援」について記述がないことや温暖化の被害を最小限に抑える「適応」の方針も掲げていないことを問題視しています。

・・http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-21/2015072101_04_1.html


3. 2015年7月21日 23:08:49 : 32VHd566CM
燃料電池は車とかよりも船舶用が良いのでは?
有る程度の大きさの船なら燃料電池も大規模化できます。
まあ海上だとクリーン排ガスとかは陸上ほどは厳格でないのですが、湖水とか川とかは排ガスはない方が良いでしょう。
それと海上用の船で、メインエンジンは重油や軽油のでも、港に停泊している時は燃料電池に切り替えて排ガスをクリーンにするのも良いです。
振動も重油や軽油のエンジンよりは少ない。

4. 2015年7月21日 23:55:09 : 32VHd566CM
03です。
港での利用ですが、そのうち世界的に排ガス規制、或いは温室効果ガス削減などの関連で重油、軽油を利用するエンジンは規制が厳しくなるかも知れませんね。
それと大地震や火山噴火等に常時東京湾とか多摩川、江戸川、隅田川などにこうした燃料電池も併設した船を、通勤用とか病院とかとして常時停泊または運航させてはどうなんでしょうか。
無論、災害時の救援用も兼ねてます。

5. 2015年7月22日 08:42:42 : nUek2hI8SM
03 04 です。
「石炭をガス化」するって言う事は、「木炭でもガス化できる」という事では?
更には「木屑とか草とかから作った微粉炭からでもガス化できる」と言う事では?
それなら日本の国土は膨大な供給源ですよ。
それと放置林や耕作放棄地もなくなる。

6. 2015年7月27日 16:24:17 : LY52bYZiZQ
2015年7月27日(月)

主張
「日本の約束草案」
温暖化対策の責任果たせない
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 安倍晋三政権が17日にようやく決定して国連へ提出した地球温暖化を抑える温室効果ガス削減目標(「日本の約束草案」)に対し、内外の環境団体などから見直しを求める声が相次いでいます。2020年以降の地球温暖化対策の新しい枠組みについての国際協議は、年末にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向け大詰めを迎えています。世界第5位の温室効果ガス排出国である日本が、国際的な責任にふさわしい野心的な目標を示すことが求められています。

公平でも野心的でもない
 深刻な気候変動や生態系の破壊を引き起こしている地球温暖化を抑制するために、すべての国を対象に20年以降の新たな対策の枠組みをつくるための協議は、欧州連合(EU)やアメリカ、中国などが相次いでそれぞれの目標を国連に提出し、その中身をめぐり各国間での協議が進んでいます。日本は国際会議で立ち遅れを皮肉った「化石賞」が贈られるなど批判を買ってきました。6月の主要国首脳会議(G7)などでようやく目標の原案を示したものの、正式決定し国連に提出したのはつい先日というありさまです。

 内外の環境団体が批判しているのは、日本の目標提出が遅すぎたうえ、国際的に見ても低すぎることです。日本が提出した「約束草案」では、日本は温室効果ガスの排出を「30年度に13年度比で26・0%削減」するとしています。基準として持ち出した13年度は東京電力福島原発事故のあと全国で原発が停止し、温室効果ガスの排出が多い石炭など火力発電による電力供給が増えた年です。国際的な基準となっていた1990年度と比較すると18%削減にしかなりません。これまで削減目標を発表しているEUやアメリカにくらべても低く、公平でも野心的でもない目標数字です。

 政府が6月に原案を発表したあと、温室効果ガスを大量に排出してきた国として国際的責任を果たせないとか、政府が中期目標として決めている「50年に80%削減」と整合性がないなどの批判が出されていました。そうした声に耳を傾けることもせず、原案通り押し切ったこと自体、大問題です。

 温暖化対策の「約束草案」は、30年度の電源構成を原子力は全体の22〜20%程度確保する一方、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーは22〜24%に抑え、大量に排出する石炭火力は26%程度、LNGは27%程度などとする政府が決めた「長期エネルギー需給見通し」が前提です。石炭火力は福島事故前より高い目標です。こうした計画で、温暖化対策に責任を果たせないことは明らかです。

世界の流れに逆らうもの
 地球温暖化が世界的な大問題になる中で、石炭火力など温室効果ガスの排出が多い電源は依存度を下げ、再生可能エネルギーを増やすのが世界の大勢です。原子力も「脱原発」が世界の流れです。

 エネルギーの「コスト」などを理由に、再生可能エネルギーへの転換を遅らせ、原発や石炭火力への依存を続ける電力業界や産業界いいなりの姿勢では、温暖化対策は前進しません。安倍政権に「約束草案」とともにエネルギー需給の計画を撤回させ、国際的責任を果たせる、真に野心的な温暖化対策を出させることが重要です。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-27/2015072701_05_1.html


7. 2015年7月27日 20:10:35 : fIIpS5EuF2
手間隙かけて水素なんて作るなら、単純に薪ストーブで良いんじゃないの?
それと燃料電池ならプラチナの代用が今開発中らしいですが、まだ実用段階ではないのでは?
メドがたってから進めたら?

8. 2015年8月17日 17:38:55 : QmyrjoZuIs
地球温暖化は二酸化炭素CO₂が原因だよいうのはウソである。
これは詐欺なのだ。科学者の9割はウソであることを知っている。
もう10年も前にそのカラクリが暴かれて排出権取引で儲けようとする人たちの利用するウソに騙されたのである。
あろうことか温暖化は二酸化炭素CO₂であるというウソにノーベル平和賞を与えてしまったので未だにそれが言われているが、地球は昔から温暖になったり氷河期がきたりと、変化を繰り返していたのです。
氷山が崩れるところを見せて大変だと言っいたがこれもウソだった。
あれは南極に近いところの氷であるが現在南極の氷は言われだした時よりも多くなっている。
慌てて北極の氷が解けると白熊が住めなくなると言い出したが北極は海であり氷は海に浮いている状態。氷の比重は0.92であるから仮に解けても容積は少なくなる。
太平洋の小島の国が水没するというがこれも比重を見れば嘘であることがわかる。
世界はそんなことはとっくに承知しているのに日本だけがこの有様。
幼稚園政権だとどうにもなら無いのか。

9. 2015年10月02日 13:54:04 : LY52bYZiZQ
Environment | 2015年 10月 2日 13:14 JST

インド、国連に気候変動対策の草案提出 エネルギー効率改善など

[2日 ロイター] - インド政府は1日、12月にパリで開催される国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)に先立ち、気候変動対策の約束草案を事務局に提出した。

インドはこの中で、エネルギー効率の改善を目指し、2030年までに国内総生産(GDP)に対する温暖化ガス排出量の比率を2005年比で33─35%削減する目標を設定。

また、2030年までに化石燃料以外をエネルギー源とする電力の割合を40%に引き上げることを目指すとした。

インドの温暖化ガス排出量は世界で第3位。

http://jp.reuters.com/article/2015/10/02/climatechange-summit-india-idJPKCN0RW08Z20151002


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