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1.地熱エネルギーとは?
地球内部の温度分布の概要
実は、地球の中はとても熱く、たくさんの熱が蓄えられています。この地球内部の熱のうち、浅いところ(ふつう、地表から数km以内)にあり、人間が利用できる熱エネルギーを地熱エネルギーと呼びます。この浅いところにある熱エネルギーだけでも、利用し尽くせないほどの極めて膨大な量があります。地球の中心(深さ6370km)では約6000℃と推定されており、全く偶然ですが、太陽の表面温度とほぼ同じです。また地球の体積の99%は1000℃以上であり、100℃以下の部分は0.1%以下です。地球は巨大な熱の塊とも言えます(図1.1)。地球の内部が高温で、地球の表面は約10℃程度の低温ですので、地球内部からは常に自然に熱が流れ出しています。しかし、この調子で熱が地球から外に流れ出ても、地球が冷え切るまでには数10億年かかります。したがって、地球の中には無尽蔵とも言える熱エネルギーが貯えられていることがわかります。
(*投稿者注:この画面の上部に表示されている図が図1.1です。)
図1.1 地球内部の温度分布。場所によって異なりますが、30km〜200kmでおおよそ 1000℃、370km〜450kmで1400℃、500km〜550kmで1500℃、2900kmで4500℃、6370km(地球の中心部)で6000℃程度と推定されています。地表から数10kmまでを地殻、地殻底から深さ2900kmまでをマントル、それ以深を核(コア)と呼びます。核は外核と内核に分かれ、その境界はおおよそ深さ5000kmです。外核は液体と推定され、内核は固体と推定されています。地殻およびマントルは岩石からなっていると考えられていますが、核は主成分が鉄で、それにやや軽い、ケイ素、ニッケル、硫黄などが含まれていると言われています。原図は東北地熱資源開発促進連絡協議会パンフレットによる。
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地熱情報研究所のサイトには、上にコピーしたもの以外、とても豊富な情報が掲載されています。
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