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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0226&f=business_0226_014.shtml
ジオネクスト17年12月期に売上20倍の55億円、新規事業の再生可能エネルギーが寄与、中期好買い場
2015/02/26(木) 09:26
ジオネクスト <3777> (JQ)は、2017年12月期を最終とする中期経営計画を発表しました。最終年度の売上は14年12月期の2億6400万円に対し55億円と20.8倍、営業利益は14年12月期の赤字1億7500万円から14億5000万円と大幅黒字転換を計画しています。
14年12月期から始めた、「再生可能エネルギー事業」と、「ヘルスケア事業」の新規2事業が寄与するためです。
「再生可能エネルギー事業」では、地熱発電関連と太陽光発電関連の2つ。まず、地熱では九州電力が地熱発電所を展開している鹿児島県指宿市において2カ所の温泉使用権及び発電設備設置のための土地を取得し発電所建設に向けて準備を進めています。260キロワットのバイナリー発電機3基の設置を決定、2016年前半の稼動を予定しています。さらに、小型バイナリー発電所を複数建設する計画です。
太陽光発電は、今年3月末までにキロワット当り32円の買取価格が保証された発電所の権利を20カ所ていど確保する目処が立っているということです。発電所の一部は自社で保有し売電を行うほか第三者への発電所の売却も行うといいます。
「ヘルスケア事業」では、昨年7月に設立した仙真堂が調剤薬局運営とサプリメントの開発・販売を行っています。さらに、昨年5月に設立した遺伝子治療研究所において国立大学法人東京大学、学校法人自治医科大学などの研究機関と共同で先端医療に関わる研究開発を行っています。
調剤薬局については特定地域に集中的に店舗を展開する地域ドメイン戦略を基本として展開します。昨年12月に青森県八戸市に八戸日赤前店を開設、今年4月に八戸労災病院前店(仮称)を予定しています。今後、東北地方や北関東地方を中心に6店舗ていどの開設を計画しています。
サプリメントでは、自社開発を重点として他社との差別化を図り仙真堂薬局及びネットでの販売を行います。昨年12月に発酵紅高麗人参エキスなどを原材料とした「仙人酵素」を販売しました。第2、第3の製品開発に取り組んでいます。
新規2事業は今12月期から売上に本格的に寄与してきます。
(1)再生可能エネルギーは15年12月期=売上23億円、営業利益2億4200万円、16年12月期=売上23億円、営業利益6億2500万円、17年2月期=売上46億円、営業利益14億2500万円の計画です。
(2)ヘルスケア事業は、15年12月期=売上2億円、営業利益800万円、16年12月期=4億3000万円、営業利益7500万円、17年12月期=売上6億5000万円、営業利益1億4000万円という計画です。
新規2事業のほかに従来からのIT関連事業と環境事業を加え、中期計画において2017年12月期に売上55億円、営業利益14億5000万円という目標です。
25日の株価は中期経営計画を好感して7円高の145円と出来高増加を伴って値を上げています。昨年来高値は259円(14年4月)、同安値は86円(14年2月)です。中期計画での業績大変身を見込めば中期で買い場といえるでしょう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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ジオネクストは地熱発電で得た電力を電力会社へFIT制度を使って売電するのだろうが、直接地域へ供給して地域開発をした方がより利潤は大きくなるはず。
そもそも、地熱発電所はほとんど維持管理が必要ない。だから地域にとって雇用が増えることはほとんどない。本来なら、行政が地熱開発をして、工業団地を作り、安価な電力で企業誘致をするべきなのだ。
ジオネクストが単に売電だけするなら、指宿市の市民は高い電力を負担させられるだけで地域の資源である地熱を利用されてしまう。儲けのほとんどは地元には落ちない。
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