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http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201501139
地熱発電施設視察へ つちゆ温泉エナジー
福島市土湯温泉町の「つちゆ温泉エナジー」関係者らは12日、オーストリアとドイツの地熱発電関連施設などを視察するため、羽田空港から出発した。
経済産業省の地熱開発促進関連支援事業の一環。
温泉熱利用のバイナリー発電に取り組む「つちゆ温泉エナジー」の加藤勝一社長を団長に、土湯温泉観光協会の陳野原幸紀副会長、県と福島市の担当者、学識経験者ら12人が参加した。
発電後の熱水を空調などに利用しているオーストリア・ブルーマウのリゾートホテル、熱水で地域暖房も行っているドイツ・インスハイムのバイナリー発電所などを視察する。
出発に先立って羽田空港で結団式を行い、加藤団長が「今回の視察を通してバイナリー発電の二次利用について見識を深めたい」とあいさつした。
18日に帰国する予定。
2015年01月13日 11時53分 配信
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http://www.minpo.jp/news/detail/2015011520365
熱水の2次利用理解 オーストリアで土湯温泉視察団
【オーストリアで吉田高徳本社営業部副部長】温泉の地熱を活用したバイナリー発電に取り組む福島市土湯温泉町の地熱開発関連事業視察団は13日に、オーストリア・ブルーマウにあるログナー地熱発電所、14日にログナーホテルを視察した。土湯温泉と同様に温泉(スパリゾート)事業者が商用発電を行い、発電後の熱水を施設の暖房や温水プールに2次利用している現状に理解を深めた。
一行は発電所技師のヴェルナーシュライさん(37)から説明を受けた。平成13年に発電を開始し、ホテルで熱水のみ2次利用を行っている。発電規模は年平均出力190キロワットで、土湯温泉のバイナリー発電(出力400キロワット)の約半分だ。
得られる電力は全て発電所で消費し、年間10万ユーロ(約1440万円)の節約になっている。温泉は二酸化炭素(CO2)を多く含むため施設内で浄化させた後、天然のCO2として高く取引されている。売り上げは年間30万ユーロ(約4320万円)で発電所の維持管理費になる。
また、ホテルの暖房は全て発電所から出る約80度の熱水を使用。燃料代は石油に換算し年間160万リットルの節約になっている。発電とガス、熱水利用を同時に行う発電所はEUでもまれで、年間20団体ほどが視察に訪れているという。
加藤勝一団長(つちゆ温泉エナジー社長)は「研修した運用状況を参考にし、復興再生プロジェクトに確実な成果をもたらしたい」と述べた。ヴェルナーシュライさんへ本県の資料と土湯温泉町のこけし、のれんを贈った。
一行は15日にドイツのインスハイム地熱発電所を視察する。
( 2015/01/15 09:02 カテゴリー:主要 )
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ドイツは地熱発電に向いた国ではありません。火山もないはずで、温泉もほとんどありません。地熱利用のためには、日本の2倍以上の深さの井戸が必要で、それでもドイツは地熱利用にきちんと取り組んでいるのです。
インスハイム地熱発電所 については、次のリンクにある程度のことが載っています。3800メートルの井戸で源泉温度は165度、流率(という日本語が正しいのかどうか分かりませんが、flow rateとして記載があります)は80 l/s で多分毎秒80リットルの意味。8000世帯分の発電。
http://catalog.obo-bettermann.com/cps/rde/xchg/SID-695C6CD2-7A5D9DAD/obo-bettermann/hs.xsl/-/en-en/5496.html
にはもう少し詳しいことが書かれている様子です。
画像はこのリンク先のものです。
http://www.bestec-for-nature.com/j2510m/index.php/en/projects-en/insheim-en
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