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(鹿児島)低温地熱発電 ホテルで稼働/霧島で全国初
2006/09/29 Fri 10:18
自然エネNEWS > 地熱利用
霧島国際ホテル(霧島市牧園町高千穂)は、温泉蒸気を活用し、従来の地熱発電よりも低温域の蒸気や熱水で発電できるバイナリー発電施設を設置、9月から本格稼働を始めた。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などによると、ホテルでのバイナリー発電導入は全国初。同ホテルは、全使用電力の約5分の1にあたる60キロワット時の発電を見込んでいる。
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バイナリー発電は、地中蒸気を沸点の低い媒体に通し、その媒体蒸気で発電させる。富士電機システムズ(東京都品川区)がNEDOの助成を受け、3年かけて開発した。
同ホテルの既存の3本の温泉井戸を活用し、地中70−300メートルから最大で4トンの地熱蒸気を取り込み、媒体イソペンタンを介してタービンを駆動させる。最大電力は220キロワット時。同媒体を使った設備は国内初。
同ホテルは1984(昭和59)年、地中蒸気で直接発電させる地熱発電施設を敷地内に設け、冷暖房など一部電力をまかなってきたが、近年、老朽化が進行。同社から実用化や実証試験への協力要請があり、昨年10月から準備を進めていた。同社は経年劣化やメンテナンス状況などを調査し、08年度をめどに市場投入したい考え。
同ホテルは「既存の温泉から出た蒸気を余すことなく活用し少しでも地球環境に貢献できれば。修学旅行生など希望があれば視察も受け入れたい」としている。