http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1446.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/11851961.html
太平洋プレートに海底油田はあるのか?
中国がベトナム近海での海底油田探査から引き揚げをしているという。考えてみると、太平洋プレートに海底油田は見当たらない。http://oilgas-info.jogmec.go.jp/pdf/3/3652/1008_out_offshore_oilfield_trend.pdf の中ほどに、「図2 世界の大水深石油ガスフィールドの分布」という図が紹介されているが、既存の海底油田は青い表示で、どれも太平洋プレートには分布していない。
そもそも、尖閣諸島近海に海底油田があるとされた調査は、「1968 年に国連が実施した調査や、 1969 年から日本が実施した調査」( http://mitsui.mgssi.com/issues/report/r1012j_oda.pdf )であり、近年は調査されていない。
また、次のような記事もあるようだ。http://blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance/archives/50313669.html より部分引用:
>東シナ海のガス田群の石油・ガス埋蔵量試算には様々な数値があり、多いものでは原油換算で1,095億バレル(1969、70年の日本側の調査:1バレル ≒159リットル)というものもありますが、どうやら実態はそれほどのものではなく、白樺が6,380万バレル、楠が1,520万バレル、樫が1,260 万バレルで、分かっている範囲では計9,160万バレルというところのようです(2007/4/27 FujiSankei Business i.)。日本の石油と天然ガスの需要量(原油換算で約574万バレル/日)を考えると大した埋蔵量ではありません(石油鉱業連盟)。可採埋蔵量を考えると、さらに採掘量は少なくなるでしょう。ちなみに、サハリンの天然ガス埋蔵量は、「サハリン1」が原油25億バレル、天然ガス 17兆立方フィート、「サハリン2」が原油は約11億バレル、天然ガスは約18兆立方フィートというもので、それから比較すると東シナ海のガス田が経済的にそれほど魅力的なものではないことが分かります(資源エネルギー庁)。
現在、地球全体でみると、太平洋プレートの縁で多くの地震が起こっているが、その他のプレート境界ではほとんど地震が起こってないことを考えると、太平洋プレートは石油資源を蓄えるにはまだ若いプレートだということではないのか。
2014年08月28日21時35分 武田信弘 ジオログ(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:2263 SN:3338
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