http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1329.html
Tweet |
リチウムイオン電池素材、高価な金属使わず パナソニック・京大
パナソニックと京都大学の吉田潤一教授らは、高価なレアメタル(希少金属)であるコバルトを使わないリチウムイオン電池の電極向け素材を開発した。リチウムや炭素からなる有機化合物で、電池の製造コストが下がる。耐久性を引き上げるなど改良を加えて実用化する。
携帯電話やパソコンに使うリチウムイオン電池の正極にはコバルトを含む素材を使うのが一般的。高価なコバルトの使用は電池の製造コストを押し上げていた。
パナソニックなどはリチウムや炭素からなる有機物の新素材を開発。電池を試作したところ、コバルトを含む従来型の電極を使う電池と同等の容量を実現できた。
材料の成分を工夫し、イオンを運ぶ電解液に溶け出しやすい有機電極の弱点を克服。充放電を100回繰り返しても容量の低下を2割に抑えられた。
今後は500〜1000回の充放電に耐えるようさらに改良を加え、携帯電話など向けに実用化する。
[日経新聞6月3日朝刊P.14]
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。