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http://www1.odn.ne.jp/jiryu/cnts/sc.html
より転載
スカラー波は本当にあるの?
スカラー波というと皆さんは「白何とか集団」を思い出すのではないだろうか。私(佐佐木)は約30年前からスカラー波をそれなりに研究してきているの で、多少知られているらしく、このニュースが流れたとき、東京キー局の報道局などマスコミ各社から取材や問い合わせの電話が相次いだことを思い出す。
このとき「スカラー波とは何ですか?」「本当にあるのですか?」という質問を受けたが、各大学の先生に聴いても、あまりよく分からなかったということ だった。そこで逆に、「何と言っていましたか?」と尋ねたら、「スカラー波なんてありません」という答えと「静電気のことです」という答えの二通りがあっ たということであった。私は「とりあえずどちらも正しいですね」と答え、「その意味は、純粋なスカラー波はオーソドックスな物理学では存在しないことに なっているが、スカラー波成分なら実在しており、スカラー場は静電気のことです」といった話から始まって、いろいろとお答え申し上げたのであるが、「よく 分かりました、先生のお話が一番よく分かります」「またお電話いたします」と言って切れた。
ともかく、いろいろと云ったのは主に次のようなことである。
当方は相対論に矛盾しない、タキオンで出来たエーテル(=タキオン・エーテル)を仮定し、そこから4つの相互作用をすべて説明することに成功している「磁流理論」を研究しているが、そのエーテルに起きた波は基本的にスカラー波なのである。それは液体中の音波(縦波)のようなものである。タキオンは超光速であるので、そこに起きた波も大抵の場合超光速である。
光(=電磁波、電波)は光速である。光は横波である。固体のようなものを想定すると、その音波には縦波も横波もあり、縦波の方が速い。たとえば遠くで起 きた大地震を思い起こしていただきたい。まず細かく縦振動があってから、少し遅れて大きな横揺れがやって来る。これは縦波が横波より速く伝わるからであ る。
横波の光が光速であれば、縦波が超光速というのはうなずけるだろう。タキオン・エーテルから電磁場も再現できるので、確かにこの縦波は純粋スカラー波で あるといえる。しかし、ここで疑問も生ずるにちがいない。それは我々のいる領域がタキオン・エーテルで出来ているとしても、それは固体ではないと感じるか らである。固体だったら我々は壁に衝突するようにぶつかって、なかなか自由な動きはとれないはずだ。ところが、固体中であろうと波は自由である。実 際、タキオンゆえにこの自由が可能なのである。我々の肉体は電子など物質で出来ているが、電子など物質というのはタキオン・エーテルの渦のような存在であ り、云わば2次的なものなのだ。タキオンの動きは超光速ゆえに剛体的に見える要素があるのであり、タキオン・エーテルの縦波の振動は、逐次ローレンツ変換 により、空間回転成分が生じて見え、互いに接触したスピンが並んでいるようなエーテルになる。そこに起こる相対的揺らぎの振動が電子のように見えているだ けなのだ。
純粋スカラー波の観測
このように純粋スカラー波は確かに存在するのであるが、ではこの純粋スカラー波はどうして観測されないのか。実はすでに観測されているのである。たとえ ば電子と陽子を結びつけるクーロン力(電気力)を作っているもの自体が、実はスカラー波なのである。場の量子論で虚の質量を有する仮想光子のやりとり、と いっている状態はこのスカラー波のことである。
超光速が相対論によって無いことになっているのは、超光速であると因果律が逆転するからである。つまり過去から未来へ伝わる波だけでなく、未来から過去 へ伝わる波も存在することになるからである。しかし、云わば量子の内部で超光速であって、外部からこの量子の動きを見ると光速以下になるようになっている ので、その範囲では因果律の逆転は起きないのである。
電子とかはミクロな存在であるので、ということはスカラー波はミクロの領域にしか存在しないということになるか、と云えばそうではない。という のは、タキオンの渦が量子に見えるわけであるが、十分タキオンが軽いものであれば、日常スケール、さらにはもっとマクロなスケールで量子として存在するこ とが云えるからである。
純粋スカラー波の発生
では、純粋スカラー波を人工的に発生できるだろうか。出来るとすれば、どのようにすればよいだろうか。
よくスカラー波は無誘導コイルで発生できるということが云われる。しかし、無誘導コイルによって作る場は確かにスカラー波成分を多く取り出す装置立てで はあるが、純粋スカラー波はこれでは発生できない。なぜなら、波という形で時間的に振動させた瞬間から、やはりベクトル成分(磁波成分)も必ず生ずるから である(交番流の同位相を利用すればあるいは出来るのかもしれないが)。相対論的に許されているゲージはローレンツ・ゲージだけであるということによる。
当方NLLでは純粋スカラー波を発生させることに成功している。ここはノウハウにも関わるところであるから、詳しくは云えないが、タキオン・エーテルで 出来たこの世界はフラクタル性を有していることを利用するのである。もっと云えば、ミクロな領域でスカラー波を放っている電子と相似な存在を、マクロある いは日常スケールで実現させればよいわけである。幸いに、磁流理論では電子の構造が判明しているので、それと相似なものを用いるようなことになる。
このような考え方から、すでにNLLではスカラー波発生器の開発に成功している。それが扱うものが確かに純粋スカラー波であることは、いくつかの実験で 検証済みである。その一つが、当時東北大学の早坂秀雄博士らと共に行った実験で、シューメイカー・レビー彗星の木星への衝突時に発生したスカラー波を、同 じ原理の装置立てで受信したみたところ、確かに超光速だったのである(この辺の事情は早坂秀雄(+杉山敏樹)著「反重力は やはり存在した」(徳間書店、1998)に掲載されている)。
生体用スカラー波発生器の開発
拙文が載っている日本意識工学会編「影のエネルギー革命が迫っている!」 コスモトゥーワン(文園社、1995)にも述べているように、
このスカラー波はその周波数によっては
一種の皮膚感覚で感じとることができる存在である。
発生が実感、体感できるのである。それはちょうどいわゆる気の感受と同感覚である。そこで、気と呼ばれている存在の根本はこうしたスカラー波ではないかと考 えて、いろいろと研究した結果、とくにインド古典の方でいう、
気流すなわちプラーナ
が、スカラー波であることが判った。そのことを踏まえて、NLLでは生 体用スカラー波発生器を開発し、装置会員頒布という形で販売しているので、興味ある方は「ご案内」の方も見ていただければ幸いである。生体によい波動性を追求したところ、金属やプラスチックから 離れ木製になったため、いまいち見栄えは悪いのであるが、確かな効果をもつものである。
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転載終わり
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腹で息を吐く
すべての管理はまず気を整える事から
その一段階目を重点として始める
そして万象の事物の成り行きに安堵する
事を成さんとするものは
一切の悲観は意味をなさない
成る事は成る
成らぬのは成らぬようにしてある
ただそれだけである
物事はなるかならないか
ただそれだけであり
いつまでも架空の領域を出ぬ話はひとつしてなく
在るのはそのどちらか一方のみ
懐疑的視野に留まっていても
物事の正邪の分別等つけられる筈も無い
生まれた姿形に意味が在る
その意味を体で表現する
気づけば行動するのは容易い
そこにエネルギーがある
我々はただそれを活用するだけで良い
純粋無垢であれば在る程にその力は意味を為す