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米エネルギー省SunShot Initiative、インキュベーション対象にスタートアップ3社を選定
http://pinponcom.jp/energy/sunshot-invests-22m-in-3-pv-startups/
米エネルギー省による太陽光発電関連の起業支援プログラムに、3社のスタートアップ企業が選ばれた。総額220万ドル(約2億2,000万円)の資金提供を受け、様々なアプローチで太陽光発電のコスト競争力強化に取組む。
太陽光発電等のスタートアップ企業を支援するSolar Incubator Program
サンショット・イニシアティブ(SunShot Initiative)は、米エネルギー省主導による太陽エネルギー発電のコスト削減に向けた取り組みである。
この活動の一つとして「Solar Incubator Program」があり、太陽エネルギー関連のスタートアップ企業に対し起業支援を実施している。2007年の制度開始依頼71のスタートアップ企業が選定され、総額1億400万ドル(約105億円)の政府資金が投入されている。
本プログラムをきっかけとして、ベンチャーキャピタルや未公開株式投資による17億ドル(約1,700億円)の資金調達につながっており、政府による支援が民間投資へとつながっている。
ハード・ソフトの両面から太陽光発電のコスト競争力強化に取組む
本プログラムはハードの開発企業だけではなく、ソフトウェアやサービス等を提供する企業も対象となっており、ハード・ソフトの両面から太陽光発電、太陽熱発電といった太陽エネルギーを利用した発電のコスト削減に取り組んでいる。
今回選定された3社についても、2社がソフト・サービス関連企業となる。うち1社のソーラーネクサス(SolarNexus)社は、太陽光発電設置工事業者向けのソフトウェアを開発。顧客獲得や労働力確保のプロセスを自動化することにより、設置工事費用の低減を目指している。
また、もう1社のジェナビリティー(Genability)社は、太陽光発電による電気料金削減実績と予測値との比較を元に、顧客に対して最適な支払いプランを提示するソフトウェアを開発。同時に、自社サービスを利用している顧客に対して認証サービスを提供し、ビジネスの拡大を図っている。
残る1社は、高効率の太陽電池を実現するための回路技術を開発するセルリンク(CelLink)社。安価な原料とプロセスの採用により、製造コストも10%削減可能としている。
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