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アメリカエネルギー省、太陽光発電パネルの設置コスト削減コンペティションを開始
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=28189
アメリカエネルギー省(DOE)は、屋上太陽光発電システムの設置にかかるコストや時間を競う、「サンショット・プライズ」コンペティションを開始すると発表した。これは、小規模太陽光発電パネルを住宅や企業の屋根・屋上に設置する際に必要となるコストのうち、ハードウェア(機器)以外のコストを削減するイノベーションを促すことを目的としている。上位3チームには、総額1000万ドルの賞金が贈られるという。DOEは、2020年までに、太陽エネルギーを補助金なしで他のエネルギーと競争できる価格とすることを目指す「サンショット・イニシャティブ」を進めているが、今回のコンペティションもその一環として行われる。
太陽光発電のハードウェアの価格は過去4年で75%も下落しているが、それを設置するための設置作業、許認可、系統への接続など「ソフトコスト」とよばれる費用は高いままである。太陽光システムを、より導入しやすいものにするため、サンショット・プライズでは、参加チームが革新的で持続可能・検証可能な設置方法を開発し、1ワット当たり1ドルという低水準のソフトコストを目指しつつ、迅速に設置を進めることが求められる。
DOEは、この目標を達成することで、サンショット・イニシャティブで住宅用システムのソフトコストの目標としている、1ワット当たり0.6ドルの達成に近づけるとしている。
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