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アセスもですが、まず、陸上風力が地域の反対にあう理由を総括し、質の悪い事業者を締め出す対策が必要では。
でなければ地域の方は安心できない。大深度の洋上風力はとにかく高くつくというのが欧州の教訓。
洋上風力も、スーパーグリッドも、大企業と大資本のみが関与できる大型プロジェクトで、
陸上風力やPVのような分散型、市民型にはなりません。ということで、矛盾を抱えた独FITの現状です
北海、バルト海における洋上風力は、10年前までは設備稼働率が高く、
安価になりえる電源として学術的、政治的にも期待されていましたが、
今では高リスク、高コストで、かつ国を縦断するスーパーグリッドが大量に必要で、
最も高価な電源になると専門家から指摘されています。
国会で決議される大連立(第三次メルケル政権)でも、連立協定書の中身を見る限り、
無謀な洋上風力の大増進計画には待ったがかけられるものの、
安価なPVと陸上風力のブレーキ施策は継続される予定になっています。
政治的なメッセージとして、FIT賦課金負担が増加し、低所得者層に厳しい状況であるため、
急速な再生可能エネの推進を適性なスピードに減速するとしていながら、実のところ、
実施されたのはこの減免措置の増加と、現在のFIT価格で最も高額な洋上風力の推進+安価になったPVの減速です。
FITの中では最悪の分野。市民出資ができず、地域の中小企業の活性化にもならず、
系統強化が必要で高くつき、将来的にも安価になりえない技術であり、ドイツでは批判が集まっている・・・
洋上風力、高値買い取りで推進 経産省が研究会発足へ
いかに経済的に地産地消で100%を狙うのか(省エネも含め)という時代になりつつあることが強調されました。
もちろんpower to gasについての期待について、産業界が団結し、ネットワーク化しつつある現状報告も。
そして洋上風力の位置づけも、ドイツのエネ需給のためではなく、…
高そう。
いつの日か陸上と比べて勝負になる日が来る?? ドイツの洋上はいつまでたっても勝負にならず、PVよりも大幅に高価・・・
海に浮かぶ発電風車、福島へ出発 世界初の実用化めざす - 朝日新聞デジタル
ドイツの今の現状におけるごく平均的な設備稼働率の想定ですが(統計値&今後5年間の予測値)
バイオマス発電が67%、小水力発電が48%、洋上風力が45%、地熱が42%、陸上風力が20%、PVが11%だということです。
過去15年間で、もともと3%しかなかった再生可能エネ電力を、1/4まで急速に拡大し、
洋上風力を除くすべての再生可能エネが、1kWh=10円以下、
10円前後まで安価に誘導したFITの過去の功績は大きなものでしたが、…
https://twitter.com/murakamiatsushi
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