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国民1人当たり風力発電量世界一! デンマーク風力発電拡大の方策とは? eco-online
http://www.eco-online.org/2012/11/05/%E5%9B%BD%E6%B0%911%E4%BA%BA%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E9%A2%A8%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E9%87%8F%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80-%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E9%A2%A8%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%8B%A1%E5%A4%A7%E3%81%AE%E6%96%B9%E7%AD%96%E3%81%A8%E3%81%AF/
現在、デンマークは2050年までに化石燃料をゼロにするという野心的な目標を掲げている。そして、それを実現するために大きなキーになるのが風況に恵まれた地形を生かした風力発電だ。現在、デンマークでは風力発電でおよそ4000メガワット/hを発電し国民1人当たりとしての発電量は世界一を誇る。さらにデンマーク政府は電力消費における風力発電の割合を現在の28%から、2020年までに50%にまで増やすことを明言している。
地域に利益を還元する風力発電
デンマークの風力発電の広がりを見るには、首都コペンハーゲンから離れて郊外に行くとよくわかる。コペンハーゲンから南西150kmにあるロラン島には460基もの風車が立ち並んでいる。ロラン島では風力発電をはじめとする自然エネルギーを90年代から率先して開発し、今や島で消費するエネルギーの5倍を発電し、その電力はコペンハーゲンなどの都市で使われている。
そしてそれらの多くがロランに住む住民が所有する市民風車だ。
このようにデンマークでは国内にある陸上風力の87%は市民、もしくは市民グループの所有だという。
「デンマークでは風力発電を地域の財産とするために、法律によって風力発電所の所有権の20%をコミュニティで所有することを定めている」
Strøm氏は、風力発電においても地元の人がオーナーになること、地元の意見が反映されることが大事だと強調する。
投資としての還元率は10〜15%に達し(Strøm氏談)、自治体を含め地域にそれらのお金が還元されることで、デンマークの風力発電は広がっていったのだ。
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