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サウジの王子、王家の腐敗を批判し絶縁を宣言
7月29日
http://rockway.blog.shinobi.jp/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BF%E6%B2%BB/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%80%81%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E8%85%90%E6%95%97%E3%82%92%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%81%97%E7%B5%B6%E7%B8%81%E3%82%92%E5%AE%A3%E8%A8%80
シリアに対する陰謀を働く諸国には、必ずその反動がやってくると指摘し、トルコにまずエルドアン政権打倒のデモが起きていることを指摘したが、今回は資金面でシリアに対する陰謀を働いているサウジアラビアで、王子の一人が国家を牛耳るサウド王家に対する反旗を翻した、というニュースである。
サウド家が世界大戦のドサクサ中でサウジアラビアを取ってから、その莫大な埋蔵量を誇る石油で石油王国を築き、有り余る富を手にしたが、やはりサウジアラビアにも表面化されない問題があり、今回アル・サウド王子が王家と絶縁してまでも改革を呼びかける行為に出たのだ。
これは時代のなせる業であり、誰にも止められない。人間の良心が強まることで、沈黙を破って大胆な行為に出る人間は、これからもどんどん出てくるはずだ。悪を憎む心は誰でも持っているが、それがこの世の栄耀栄華のために、埋もれてしまう事がしばしばある。しかし、今の時代はその偽りの栄耀栄華よりも、良心を解放するほうを選択する魂(人間)もまた出てくる時代なのだ。
これからサウジアラビアでも「アラブの春」が吹き始めるかもしれないし、それはサウジアラビアに留まらず、他の湾岸アラブ諸国にも飛び火する可能性があるだろう。歴史の流れはそのように、人間の良心が強まり、今までの枠組みを打ち破る人間が出てくる時代に入っているのだ。
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サウジの王子、王家の腐敗を批判し絶縁を宣言
http://en.alalam.ir/news/1499049#
【7月27日 ALALAM】
サウジアラビアのハリド・ファルハン・アル・サウド王子はサウド王家から離脱する声明を発表した。彼は他の王子たちにも神のために沈黙を破り真実を明らかにするよう、呼びかけた。
27日のこの声明で、王子はサウド政権の支配下での自身の苦悩について、苦い経験だったと語った。この内容はサウジアラビアのツィッター作家のムジタヒドとサウジの活動家のサアド・アル・ファキーによって明らかにされる事になっている。
王子は神のお陰でサウジ政権の真実を「直接、恐ろしい個人的な経験」を通して理解することができ、それで国全体で人々が経験している苦悩の味を知ることができた、と語った。
「誇りを持って、私はサウジアラビアのサウド家からの離脱を宣言する」と声明の中で書いた。
「このサウジアラビアの政権は神の掟に従っておらず、さらに国家の定められた規則にも、その政策にも、決定にも従っておらず、行動は全くその指導者達の個人的な考えに基づいている」と書いている。
「サウジアラビアで、法と宗教的戒律を尊重する件について言われてきた事は人為的なものであり、彼らは嘘をつき政権はイスラムの掟にしたがっているように装うことができる」と彼は書いている。
彼はサウジ王家が国を自分達の所有物としてみている点や、同時に変化と改革を要請する内外の声を無視してきていることを批判した
王子は現在の王家は民衆の声が圧殺されるような現在の状況に慎重に国を導いてきたと語った。「彼らは自分達の個人的な利益以外のことを考えることをせず国家や民衆の利益、国家の安全保障でさえ考えようとはしない」と語った。
彼はサウジアラビアの現在の問題は、「一時的であったり表面的」なことではないと警告し、それは失業、低賃金、富や 「施設、サービスの不正な分配に終わらない問題だ、と語った。
「問題は深く実際的だ」と語り、政治的、金融的腐敗と関係し、政権による権力の乱用、国会と司法の欺瞞性にあると語った。
このサウジの王子は改革を要請する反対勢力の語る国の政治的、経済的、司法的、社会的、治安的状況、また彼らの宗教的価値の乱用は本当であり、「批判書の中で語られていることよりもっと悪い状況にある」と語った。
彼は国家の将来のことを思う者たちが彼と一緒になって改革の流れを強め、サウド家の腐敗に対して沈黙を破るよう呼びかけている。
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世界は悪にだけ傾かない。
悪が増えればその反動が出てくるものだ。
アメリカの世界覇権の足元が揺らいでいる。
すぐには傾かないだろうが流れは出来ている。
世界は足音を立てて激動しようとしているように聴こえる。
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