http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/857.html
Tweet |
もし最高裁がまともだったら「ゼロ円の賄賂」などとふざけた容疑で結審などするはずがない。 無理やり偽供述調書にサインさせた検察も許せないが、それを疑うこともしなかった裁判所はもっと許せない。 無理やりとは、頑強な被疑者の親族・支援者を痛めつけて泣く泣く署名させたという、ギャング映画まがいのことを日本の特捜部が行っていたという事実だ。 彼らは役人だから定年まで給料を貰っていられる。 根競べをすれば絶対に負けないのだ。
「奴らはギャングと似たようなものだから」とか「裁判官なんてポン助ばかりだから」という諦めの言葉は、原発事故の被害を今も受けている福島県民には何の慰めにもならない。 「前知事が引き続き知事をやっていたら、もしかすると・・・」という疑念は心の奥底に大抵の人が持っていると思う。 前知事が逮捕されたときも「原発の件でやられたんじゃないか?」という囁きは何度か耳にしたことがある。 私はたんに「上の人の汚職」程度にしか考えていなかったが。
『知事抹殺』を読んで「やった、やらない」は判断できなかったが、取調べの過酷さは本当だと思った。 従って供述調書も信用がならず、それにより起訴された罪状も信用できなくなった。 そして小沢氏の元秘書が逮捕され、小沢氏へのマスコミの攻撃が始まった。 結局検察には小沢氏を起訴することはできなかったが、今度は検察審査会が審査するという。 「検察に起訴できなかったのに、素人に起訴できるはずがない」の観測を裏切り、2度の「起訴相当」で起訴してしまった。
無実の者をしょっ引いて犯罪者に仕立ててしまう検察は勘弁できないが、それも無理な被疑者をケロケロと起訴してしまう検察審査会はもっと勘弁できない。 そして、馬鹿面を晒しながら裏で糸を引いている裁判所は、最高に勘弁できない! 下でおかしな事をやっても、裁判所が本当にまともならいくらでも防波堤になるのだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。