http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/849.html
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移民法改革案「法律はいつも細部にワナがある」
http://democracynow.jp/video/20130411-2
放送日: 2013/4/11(木)
再生時間: 9分
二期目のオバマ政権で動き始めた移民改革法案 についてフアン・ゴンザレスが解説します。
2013年5月末現在、移民改革法案は上院司法員会を通過、6月から上院本会議で審議が始まる見込みです。法案は野党共和党が要求していた国境警備の強化を図る一方、国内の無届移民で技術をもつ人々にビザの枠を拡大し、2011年12月以前に入国した移民については一定の条件の元に罰金を払えば「暫定的登録移民」(registered provisional immigrants)への道を拓くなど寛容策も盛り込まれたと報じられています。
しかし「暫定的登録移民」になることは、すでに米国内にいる無届移民にとって市民権を待つ列の最後尾に並ぶことだとゴンザレスは述べています。登録は、メキシコ国境の包括的警備の開始などの条件が付されており、最低でも10年間は宙に浮いた状態になるとされます。
ゴンザレスは、この法案は21世紀の米国のありようを問うものだと言います。国内1100万人とも言われる無届移民に対して先行き不透明なオプションを提示する一方、国境警備の強化を柱とする法案は、すでに米国にいる低賃金労働者は確保しつつ移民の流入を制御する、一石二鳥を狙った法案ではないでしょうか。
どのような改革案になるにせよ、そもそもなぜ中南米から人々が米国に来るのか、その原因を作ったのは米国自身ではないかというゴンザレスの指摘を再度、思い出す必要があります。(桜井まり子)
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米国の移民とは企業の必要に応じて移民を受け入れているのか。
就業保証やもろもろの条件を付ければ奴隷移民と変わらなくなる。
アフリカ大陸からコストが安いということで黒人奴隷を連れて来た。
現在もコストが安いということで移民を受け入れる。
しかも現在のアメリカの状況は
フードスタンプの財源が政治家に標的にされる中 全米で6人に1人が飢えていると新調査報告
http://democracynow.jp/dailynews/2013-05-30
なんて酷い状況なのに、企業の安い労働力を求める要求に応えて移民をさせる。
しかしそのアメリカに移民したいという、さらに酷い状況の国が有る。
世界は失業が溢れている。
先進国は非自発的失業者が溢れ、経済危機に苦しんでいる。
後進国はさらに酷い状況だから、その酷い先進国に移民し、
奴隷に成ろうとする人が後を立たない。
完全雇用の時代しか知らない私は、雇用は空気のごとく有ると
思っていた。
しかしル・モンドのベーシック・インカムの記事を見て、
完全雇用は断念してベーシック・インカムなどと書いてある。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/848.html
空気が無いのが当たり前と言われたようでショックを受けた。
いったいなんで世界にはこんなに失業が溢れているのだろう。
資本、企業が利潤を得るために商品、サービスの生産を
増やしたくないためだ。
市場とは商品の供給を制限しないと儲からない。
後進国は先進国向けのアンフェア・トレード輸出商品の生産を
行おうとするからだ。
これでは所得が伸びないので需要が増えない。
自国の人々が必要とする商品を生産すれば需要を増やし、
生産ー雇用を増やすことが出来る。
(もちろん雇用を完全にするために教育は必要)
日本では50〜90年くらいまで完全雇用状態、
雇用は空気のごとく有った。
それは不況という需要の無い期間が少なかったからだ。
多少の不況であっても企業は将来の人手不足を恐れ、
従業員を抱え込んでいた。
需要さえ安定的に有れば完全雇用状態など当然のごとくできる。
戦後の復興を支え、起爆剤になったのも朝鮮戦争特需だ。
需要など戦争を起こせば簡単に出来る。
戦争をすれば、すぐに完全雇用状態だ。
しかし需要は何も戦争に限らない。
公共投資、個人消費、住宅投資、設備投資、いろいろ有る。
なかでも個人消費を伸ばせば力強い需要の拡大に成る。
完全雇用なんて簡単なこと。
イノベーション何て言っているエコノミストや政治家は
島流しにしたいよ。
イノベーションで総需要が増えるかって言いたい。
総需要が一定なら、新しい価値を創造しても、
古い価値が消滅するだけ。
イノベーションとは個々の企業が目標とするミクロの話。
頼むから完全雇用なんて空気のごとく有るものだという
常識に立ち返って欲しい。
資本、企業が利潤を得ようとして生産を制限する
アンフェア・トレード商品を生産しようとする。
こういう状態を解決するにはどうしたら良いか
考えてみれば分かるでしょう。
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