http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/822.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
スペインの現状 − 記録的高さの失業率27%
スペインの経済の悪さはユーロ圏のなかでも際立っている。失業率27%、25歳以下だと57%を超える。スペインのなかでもとくにアンダルシアなどの南部はひどく失業率が40%を超えている。これは住宅バブルの崩壊の影響をもっとも強く受けた地域である。
下記の記事では、状況の悪さで満ちている(大量の長期失業、さらなる予算削減の発表などなど)。
ギリシアの現状 − 公務員リストラとベイルアウト
キプロス、スロベニア(のうわさ)、そしてイタリアの混迷が続いているが、ではギリシアはどうか。
ギリシアでは第2回目のベイルアウトの何回目かの分割資金の提供をめぐってトロイカとの話し合いが続けられていたが、まもなく28億ユーロが支給され、5月に残りの60億ユーロ(計88億ユーロ)が支給される取り決めになった。その見返りが、公務員15000人の解雇を2015年までに行うという約束である。サマラスは完全にトロイカの路線に従おうとしている。そしてそれによりギリシア経済はまもなく回復基調に乗る、と述べている。
この資金は、ギリシアの銀行に注入される。いつものパターンである。トロイカはギリシア首相の努力を高く評価している。
あいかわらずの超緊縮路線を貫こうという姿勢である。社会的に疲弊しているこの国でさらなるリストラと銀行救済というミエミエの政策が強行されている。
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安価な肉の高い代償
http://www.diplo.jp/articles13/1304laviande.html
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物価高騰打破へ行動機運充満
イカつり船は一斉休漁へ
農漁業者や運送等全国で 2013年4月26日付
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/bulukakoutoudahahekoudoukiunjuumann.html
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と、世界は根本的構造問題の重圧に押し潰されようとしているのに、
アベノミクスだ、株価がどうだと、砂上の楼閣に住む人が多い
経済板には近寄りがたい。
ユニクロの社長が「グローバル化の問題。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減る。低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」と言ったそうな。
明治、大正の蟹工船の時代に戻ってしまった。
経済だけのグローバル化をすればこうなるのは目に見えていた。
経済をグローバル化するのなら、労働運動も税制もグローバル化しなければ、
資本、大企業だけが儲かる経済構造に成る。
労働運動も税制も現状ではグローバル化出来ないので、経済のグローバル化も
時期早々。
賃金を年収100万円にしたら、GDPが半分以下に落ち、革命か内戦が起きる。
こんな脳内妄想抽出物が出て来る人が財界人とは人間の質も落ちたものだ。
100円のものを製造したら100円の需要を造らなければ100円で売れない。
循環するのが市場経済です。
循環しないのは経済構造、経済制度に問題が有るから。
その問題を利用し、あるいは政治に働きかけ問題を造り出し儲けるのを
能力と考えているのでしょう。
問題を利用して儲けるのは何物も富を生み出さない、他者から奪っているだけです。
経済は需要と供給で出来ている。
需要が持続的に伸びていかなければ経済成長など有り得ない。
その需要の大本を成すのが賃金です。
世界中で賃金を引き下げ、あるいは抑制し、需要を引き下げ経済成長などと
気の振れた事を言っている。
しかし共産党のように賃金アップなどと、市場原理に逆らったことを言ってても
話に成らない。
市場原理により賃金が持続的に上昇する環境を創らなければ成らないのです。
構造改革などと言っても、競争力に一番肝心な公共料金を世界標準に引き下げようと
いう話は出てこない。
すべて弱いものにしわ寄せをする口実として構造改革が使われている。
もっとも競争力なんてものはマクロ経済では意味が無い。
誰かが勝てば誰かが負ける意味の無いこと。
(ミクロの個別の企業にとっては意味がある)
ミクロの個別の企業の話をマクロ経済政策にするから問題が出る。
構造改革=競争力、輸出がしたいと言ってるようなものだ。
輸出重視=重商主義、200年も前に駄目だと言われたものを
まだ政策にしている。
世界中の先進国が賃金引下げ=需要引き下げで経済成長と言っている。
死にたいと言ってるようなものだ。
しかも競争力は為替で調整されるということを忘れている。
市場原理で賃金が持続的に上昇する=需要が持続的に上昇する環境を創る。
何でこういう方法を考えられないのだろう。
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