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湾岸戦争文書:サダム・フセイン-エイプリル・グラスピー駐イラク・アメリカ大使会談
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/april-608e.html
サダム-グラスピー会談
イラク大統領サダム・フセインとエイプリル・グラスピー駐イラク・アメリカ大使会談の記録 - 1990年7月25日(1990年8月2日のイラク・クウェート侵略8日前)
1990年7月25日 - 大統領官邸 - バグダッド
グラスピー・アメリカ大使 - 私はブッシュ大統領から、アメリカとイラクとの関係を改善するよう直接指示を受けています。我々は、あなた方のクウェートとの対立の直接原因ですが、あなた方が石油価格値上げを目指しておられることに、大いに共感しております。(ポーズ)。ご存じの通り、私はここに長年暮らしており、お国再建等、あなたの並ならぬご努力を尊敬しております。あなた方が資金を必要されていることを承知しております。私どもはそれを理解しており、我々の考えは、あなた方は、お国を再建する機会を持つべきだというものです。(ポーズ) 膨大な数の兵士を南に配備されていることを存じております。通常であれば、我々には関係のないことでしょうが、お国はクウェートに対して脅威になっているという文脈で、これが起きているので、我々が懸念するのも当然だろうと存じます。その理由で、対決ではなく、友情の精神から、あなたのご意向について伺うよう指示をうけています。お国の軍隊が、クウェート国境すぐ近くに結集しているのは何故ですか?
サダム・フセイン - ご承知の様に、クウェートとの紛争解決に至るべく、私は長年、あらゆる努力を払ってきました。二日以内に会談を予定しています。交渉に、私はもう一度だけ、短いチャンスを与えるつもりです。(ポーズ) 我々(イラク)が(クウェートと)会った際、希望があると思えれば、何も起きません。もし、解を見いだせない場合、イラクが死を受け入れつもりがないのは当然のことでしょう。
グラスピー・アメリカ大使 - どのような解なら受け入れ可能ですか?
サダム・フセイン - もし我々が、シャット・アル・アラブ全部を維持できれば、それは イランとの戦争上の我々の戦略目標ですが、我々は(クウェートに)譲歩するでしょう。しかし、もし我々が、シャットの半分と、イラク全土(つまりサダムの見解では、クウェートも含まれる)の維持との選択を迫られたなら、我々は、イラク全土を我々がそうあって欲しいと願う形で維持すべく、クウェートに対する我々の領有権の主張を守るために、全シャットをあきらめるでしょう。(ポーズ) これについて、アメリカ合州国の意見はいかがですか?
グラスピー・アメリカ大使 - あなた方アラブ人、あなた方とクウェートとの紛争の様な、アラブの紛争には何の意見もありません。(ジェームズ)ベーカー(国務)長官は、1960年代のクウェート問題は、アメリカとは関係がないという、最初にイラクにさしあげた説明を強調するよう、私に指示しました。(サダム笑う)
1990年8月2日、結集したサダムの軍隊は、クウェートに侵略し、占領した。
バグダッド、1990年9月2日、アメリカ大使館
一カ月後、イギリス人ジャーナリスト達が、上記の1990年7月29日、サダム-グラスピー会談録音テープと書き起こし記録を入手した。がくぜんとした彼等は、バグダッドのアメリカ大使館を去るグラスピー大使と対決した。
ジャーナリスト 1 - 書き起こしは(高く掲げ)本当ですか、大使?(グラスピー大使は答えない)
ジャーナリスト 2 - サダムだ(クウェート)を侵略するつもりだったのをご存じだったのに、あなたは、そうせぬよう彼に警告しませんでした。彼にアメリカは、クウェートを守るつもりだとは言われませんでした。あなたは彼に逆のことをおっしゃいました。アメリカは、クウェートとは関係がないと。
ジャーナリスト 1 - あなたは、侵略を、彼の侵略を奨励されました。何を考えておられたのですか?
グラスピー・アメリカ大使 - どう見ても、私も、そして誰も、イラクが、クウェートを全て占領するつもりだとは思っていませんでした。
ジャーナリスト 1 - 彼は一部だけ占領するだろうと思っておられたのですか? しかし、一体どうしてそう思われたのですか? サダムはあなたに言いましたよ。もし交渉が失敗したら、我々がそうあって欲しい姿のイラク全部の為には、イラン(シャット・アル・アラブ川)の目標をあきらめる。あなたは、それが、イラクが常に、歴史上イラクの一部と見なしてきたクウェートを含むことはご存じだったでしょう!
ジャーナリスト 1 - アメリカが、侵略にゴーサインを出したのです。少なくとも、あなたは、サダムに、ある程度の攻撃は認めると、イラクが自分の領土だと主張している、アル-ルメイラ油田、紛争中の国境地帯と、湾岸の島々(ブビヤンを含め)強奪にアメリカは反対しないとゴーサインを出すのを認められたのではありませんか?
(グラスピー大使は無言のまま、リムジンのドアが閉じ、車は走り去る。)
記事原文のurl:www.globalresearch.ca/gulf-war-documents-meeting-between-saddam-hussein-and-ambassador-to-iraq-april-glaspie/31145
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湾岸戦争当時から、この大使の言動が気に成っていた。
当時、イラクの侵攻前に、アメリカは中東に軍事的コミットメントをしないと、
大使がイラクに伝えたと上院で証言したという記事が有った。
続報が有るのかと思っていたら、そのまま立ち消えに成ってしまった。
23年目にしてようやく事実の一端が記事になった。
ベーカーの指示で伝えたということは、失言などではなく政策として
伝えたということを示している。
やらせビデオや写真が出たのは、戦争をしたいという意思と、事前に
準備していたことを示唆している。
状況証拠は明らかに謀略で戦争が起きたということを示している。
これだけ状況証拠が有れば、謀略と明言しても良いだろう。
違うの言うのならアメリカ政府がその反証を出さなければ成らない。
何故なら、証拠も調査手段もアメリカ政府が持っているからだ。
そんなところに国際貢献だと言い、110億ドル持って行ったのが
小沢だ。
有権者の16%の得票で安定多数を得るという、民主主義を破壊する
小選挙区制度を創ったのも小沢だ。
消去法で小沢を支持すると言うのなら分かるが、積極的に小沢を
支持するという気持ちが分からない。
最高裁のウラ金
http://uonome.jp/read/1048
長い記事なのでリンクだけとします。
裁判所がどういうものか良く分かる。
是非読んでもらいたい記事です。
縁故資本主義、縁故社会、耐えられないくらいの腐敗です。
ソドムとゴモラの住民は、自分がソドムとゴモラに住んでいるとは
理解して居ない。
理解していたらソドムとゴモラに成るわけが無い。
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