http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/788.html
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北朝鮮核実験成功？？
2月12日昼ごろ、北朝鮮が小型・軽量化した核爆弾の実験に成功したという。そして、日本でも、11時59分ごろ人工的な揺れを観測したという。実際、http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.TMGH&tm=2013021211&comp=&pv=1H&LANG=ja とか http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.KUMH&tm=2013021211&comp=&pv=1H&LANG=ja の一番下の部分、つまり、11時59分ぐらいのところに揺れが見える。気象庁自体が人工地震らしい揺れを観測したと発表している。
しかし、これこそが疑わしさを生じさせている最も大きなことだ。なぜか。北朝鮮の核実験の規模の大きさがマグニチュード5程度とされていて、それとほぼ対応する揺れが記録されていること自体は整合性がある。しかし、マグニチュード５と言ったらかなりの大きさの揺れであり、普通の地震で考えると震源深さが10キロ以上なくてはいけないのだ。たまに震源深さが5キロ程度のものもあるが少なくとも震源深さ2キロ程度ではまず発生しえない。震源が浅ければ、震源を中心にして揺れ動く震源面の大きさが限られてしまい、マグニチュード５にはなりえないからだ。更に、マグニチュード5程度で震源深さが数キロ程度ならほぼ確実に地表面に割れが生じる。そうなればそこから放射性物質が漏れ出てしまい、それが観測されなければいけない。しかし、今のところ、つまり、実験から既に7時間以上たった時点でも日本で放射性物質が観測されたという報道はない。
そもそも、北朝鮮は、わざわざ大掛かりに原爆製造をさせられていると見てもいいほどだ。2002年の小泉首相の電撃的な北朝鮮訪問と北朝鮮による日本人拉致を北朝鮮当局が認めたことの裏には日本からの秘密資金がかなり北朝鮮へ渡ったはずであり、その後の、韓国による太陽政策とも相まって、それらの資金が北朝鮮の核施設建設の主な原資になったのだ。そして、これらの動きの背後にはアメリカの意向が働いている。2001年に起こった９１１アメリカ同時テロ事件にしても、当時のブッシュ政権が裏で糸を引いていたことは明らかであり、実際、イラクの石油関連施設はほぼ西欧資本によって現在牛耳られている。現在でも世界の国々の軍事費合計の約半分をアメリカ一国で使っているのだから、アメリカの軍事力はとびぬけていて、他国はそれに逆らうことができていない。当然、北朝鮮も同じであり、特に1980年代後半から1990年代初めにソ連が崩壊してからは、ロシア経由でアメリカのコントロールが北朝鮮にはかなりの程度効いている。実際、北朝鮮の核施設はソ連崩壊とともに建設されてきているのだから。（ http://en.wikipedia.org/wiki/Timeline_of_North_Korea_nuclear_program ）
つまり、北朝鮮はわざわざ核兵器を持っているふりをさせられていると言っていい。実際、原子力発電所はある程度稼働しているのだろうし、核物質もある程度は保有しているはずだ。しかし、原爆は自分自身の技術で製造できてはいないと思う。仮に彼らが原爆を、それも小型の構成の原爆を持つとしたら、当然他国からそれを供与された時だ。
では、なぜ、北朝鮮はこういったことをやらされているのだろうか。一つにはアメリカの軍需産業が儲けを得たいためだろう。アメリカの軍部が自分たちの必要性を保持したいがためと言ってもいい。しかし、これらの理由は今回の核実験とは直接結びつかない。この時期に核実験がされたとした理由は多分日本の脱原発の動きだ。または、もっと大きく、世界の脱原発の動きと言ってもいいかもしれない。
北朝鮮の今回の騒動で興味深いのは「北朝鮮の対南工作機関傘下の祖国平和統一委員会のウェブサイト『わが民族同士』は９日までに、北朝鮮が１月に表明した『重大措置』について『米国と敵対勢力が、（北朝鮮が）３回目の核実験を行うと早合点し、実行すれば『先制攻撃』まで行うべきだと無駄口をたたいている』とする記事を掲載した」ということだ。今回の核実験で韓国ウオンや日本円などの為替相場はかなり動いているし、株価も特に韓国の株価は上下している。特に韓国は北の核使用が話題になり、北が核使用に踏み切るようなら先制攻撃をするとまで言っているが、今回の核実験と実際に核兵器を使用することはかなり距離がある。つまり、こういった形で相場を動かすことによって誰かが資金を得ていたはずだ。その資金は当然脱原発の動きを押しとどめ、色々な国での原発推進の動きを促進するために使われるのだろう。
ともかく、今回の北朝鮮の核実験騒動で、日本の核武装談義はまた盛り返す可能性がある。また、マスコミの関心もこのことに集まり、日本の脱原発世論に水を差す効果がある。特に、NHKが2月10日に放映した「ＮＨＫスペシャル "核のゴミ"はどこへ 〜検証・使用済み核燃料〜」の直後であり、日程の設定に何らかの意図があったかどうかは不明だが、多くの一般市民は放射能の危険性よりも北朝鮮の脅威の方が重大で、核武装の可能性を残すためにも原発は必要だという意見をもっともだと思う可能性が高い。
ともかく、北朝鮮はアメリカに対抗するために核兵器を持とうとしているわけはない。イラクのフセインやリビアのカダフィが惨殺されたのはアメリカのドル支配体制からの脱却を試みたからであり、もともと石油などの天然資源を持っていたからだ。イラクやリビアが核武装しようとしたら、それこそ真っ先につぶされるだろう。実際、フセイン政権崩壊後、リビアは核開発を放棄している。北朝鮮がもしアメリカの意向に反して核兵器を持とうとしているのなら、イラクと同じように一気につぶされてしまうはずだ。少なくとも、金王朝と言われる体制がそのままであるのは彼らがアメリカの意向を受けて動いているということだ。
アメリカがなぜ北朝鮮を使ってこんな騒動を起こしているかと言ったら、アメリカのおひざ元で大地震の可能性があり、アメリカ自体が脱原発を急いでいるからだ。既にソ連は崩壊していて、中国も実質的には資本主義国と同じようなふるまいをしていて、共産主義の輸出には全く消極的になっている。既に核兵器はその存在意義を失っている。日本としては、きちんと脱原発の方針を貫くべきだ。
なお、今回、防災科学技術研究所の高感度地震観測網で北朝鮮の核実験の揺れが観測されているが、これが作り物である可能性さえあると思う。高感度地震観測網のシステムがハッキングされてしまっている可能性がある。将来的な原発事故を人工的な爆発によるものではなくて地震によるものだと見せかける必要があるからだ。今回、地震波形を見せて、先行する微動がないことが原発実験による地震波形の証拠としてテレビ報道されたがこれが逆用される可能性がある。
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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00240378.html
北朝鮮核実験実施か アメリカ政府高官「現在確認中」
北朝鮮が、核実験を実施したもよう。アメリカの政府高官は、「北朝鮮が核実験を行ったようだが、現在、それを確認中だ」としている。
ホワイトハウスの高官は、知らせを聞いて職場に戻ったとしていて、声明を出すべく作業を進めている。
アメリカの地質調査所は、日本時間12日午前11時57分51秒に、北朝鮮のピョンヤンから北東379km、深さ1kmの場所で、マグニチュード4.9の地震が感知されたと発表した。
前回2009年の実験の時よりも、マグニチュードが0.2増えている。
アメリカ政府は、北朝鮮が核実験を強行した場合は、それにあわせて対抗措置をとると明言していて、日米で連携して、国連安保理に働きかけることにしている。
北朝鮮が核実験を行ったと確認できれば、国連安保理の場で、北朝鮮に対する措置をとるべく、日米で連携していくことになるほか、もし、安保理での対応が不十分だと見れば、日米独自の追加制裁についても、とっていく方針。
ただ、北朝鮮への制裁は、ほとんどが出尽くしているのが現状で、さらにどこまでいけるのかは、限界もある。
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http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2013/02/12/0300000000AJP20130212001900882.HTML
速報：北朝鮮でＭ５．１の人工地震＝咸鏡北道吉州郡 2013/02/12 12:16 KST文字拡大 文字縮小印刷 速報：北朝鮮でＭ５．１の人工地震＝咸鏡北道吉州郡
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http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/40282.html
北朝鮮核実験で県が放射線監視強化 文科省指示受け実施、数値異常なし
（2013年2月12日午後6時37分）
北朝鮮の核実験を受け急きょ開かれた福井県の危機対策連絡会議＝１２日、福井県庁
北朝鮮による３度目の地下核実験を受け、福井県は１２日、環境モニタリングの監視態勢を強化し、大気中の放射性物質の分析を開始した。２００６年と０９年の過去２回は、核実験の影響とみられる異常な数値は表れなかった。
県は同日午後１時半、川上修司危機対策監をトップに福井地方気象台を加えた連絡会議を開催。危機対策・防災課は同０時２５分ごろ、消防庁から入った核実験に関する情報を各市町、消防本部にファクスで連絡したと報告した。
放射能監視の強化は、文部科学省の指示を受けて実施。県と国、電力事業者が県内に設置している固定観測局９４カ所で連続して測定している空間放射線量率について、原子力安全対策課は「通常の変動の範囲内で推移しており、異常はみられない」と説明した。
県原子力環境監視センターの福井分析管理室（福井市原目町）では、大気中のちりやほこりなどに放射性セシウムが含まれていないか調べる核種分析を月１回から１日１回に強化。放射性ヨウ素の測定も新たに始めた。東京電力福島第１原発事故以来の対応となる。
水産課は、影響が出る可能性のある海域を漁場とする中型イカ釣り漁船３隻は、いずれも係留中か整備中で航行していないことを確認したと報告した。
川上危機対策監は「放射線に関する情報などは的確、迅速に提供していきたい」と述べた上で、各部局は関係機関、団体との連絡体制を確認するよう指示した。
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http://sankei.jp.msn.com/world/news/130210/kor13021020500006-n1.htm
北朝鮮、「重大措置＝核実験」は早合点と非難 米を揺さぶりか
2013.2.10 20:49 ［北朝鮮］
【ソウル＝加藤達也】北朝鮮の対南工作機関傘下の祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」は９日までに、北朝鮮が１月に表明した「重大措置」について「米国と敵対勢力が、（北朝鮮が）３回目の核実験を行うと早合点し、実行すれば『先制攻撃』まで行うべきだと無駄口をたたいている」とする記事を掲載した。
北朝鮮は「わが方が行う高い水準の核実験」（国防委員会声明）などの表現で実験に言及して緊張感を高めてきたが、記事は条件次第では当面、実験を実施しない可能性をほのめかして揺さぶりをかけ、米国を交渉に引き込む戦略の一環とみられる。
記事は「今後、取ることになる共和国の重大措置がどのようなものかはしばらく見なければならない」とした上で、「米国の『措置』に相応する超強硬措置をとるのは自明の理だ」として核実験や、それ以外の強硬対応を辞さない姿勢も維持している。
北朝鮮は昨年４月、金正恩（キムジョンウン）第１書記体制に正式に移行。体制生き残りの必須条件と位置づける米国との平和協定を締結して安全保障上の脅威を排除し、経済再建に専念する環境作りに全力を挙げてきた。
今年１月２３日には外務省声明で「敵対勢力の根源を根こそぎ消滅させる重大措置を講じる」と強調。一方で、「朝鮮半島と地域の平和と安定を保障するための対話はあっても、朝鮮半島非核化を論議する対話は存在しない」とし、北朝鮮に核放棄を迫る協議を拒絶する半面、米国を念頭に、核保有国同士という対等の立場での対話を要求する揺さぶりに出ている。
米国に絞り込んで挑発と軟化の両構えを見せる背景には、対米交渉を急ぐ北朝鮮指導部の事情があるものとみられる。
北朝鮮はまた、中国との協議も活発化させていることを日米韓は把握している。在韓情報筋は「中朝協議は、中国に米国との仲立ちを求めるか、中国からの強い自制要求への対応などが焦点とみられる」と指摘。「今回の記事は、中朝間の協議に何らかの動きがあったことを示す可能性もある」と分析している。
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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MI3C6Z6JIJVG01.html
韓国:株価が下落、北朝鮮の核実験で−国債とウォンは値上がり
２月12日（ブルームバーグ）：12日の韓国市場では、株価が下落し、国債相場は上昇した。北朝鮮の３回目の核実験実施を受け、朝鮮半島の政治的緊張が高まった。外国為替市場では韓国ウォンが上昇した。
韓国総合株価指数 は前週末８日終値から一時0.4％下落。終値は0.3％安の1945.79だった。韓国取引所のデータによると、同国国債（表面利率2.75％、2017年９月償還）利回りは８日の水準から２ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）低下の2.83％。ウォンはドルに対し0.5％高の１ドル＝1090.69ウォンで引けた。11日の韓国金融市場は旧正月のため休場だった。
マイダス・インターナショナル・アセット・マネジメントのホ・ピルソク最高経営責任者（ＣＥＯ）は北朝鮮の核実験実施について、「向こう数日はセンチメントに響く可能性があるが、影響は限られると思う」と指摘した。
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http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE91502S20130206
米都市が「火の海」に、北朝鮮サイトが動画掲載
2013年 02月 6日 14:44 JST
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英サン紙がヌード掲載停止も、マードック氏が示唆 ［ソウル ６日 ロイター］ 北朝鮮による３回目の核実験10+ 件実施が近いとみられる中、同国のウェブサイト「わが民族同士」は、米国の都市が火の海10+ 件に包まれるシーンを含む動画を公開した。
同サイト（link.reuters.com/cum75t）が公開したこの動画は、主人公の男性がスペースシャトルに乗る夢を見るという内容で、夢の中で米国の都市が炎上するシーンが登場する。ＢＧＭには１９８５年に制作されたチャリティー曲「ウィー・アー・ザ・ワールド」のインストゥルメンタル・バージョンが流れている。
炎上のシーンでは、「米国のどこかで黒い煙が上っている。自ら起こした火により、邪悪の巣が燃え上がっているようだ」との文字が確認できる。終盤では「われわれを孤立させ、圧力を加える帝国主義者の計画」を非難し、「彼らは最後の勝利への道を妨げることはできない」としている。夢に登場するロケットは「銀河９号」、衛星は「光明星２１号」とされている。
動画は現在では「ユーチューブ」から削除されているが、インターネット上でのアクセスは可能。
米国務省のヌランド報道官は記者会見で、動画を見たと認める一方で、正当なものとして扱うようなことはしないと述べた。
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http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/02/05/0200000000AJP20130205004000882.HTML
北朝鮮 韓米の先制攻撃論に猛反発＝「打撃加える」 2013/02/05 22:28 KST文字拡大 文字縮小印刷 【ソウル聯合ニュース】韓国と米国が対北朝鮮核抑止戦略に先制攻撃を盛り込む問題について検討を進めていることに対し、北朝鮮が強く反発した。
北朝鮮の内閣などの機関紙「民主朝鮮」は５日、「無慈悲な打撃で対応する」と題した記事で、「万一、米国と傀儡（かいらい）好戦狂らがわが共和国（北朝鮮）に対する先制攻撃を試みた場合は、わが軍隊と人民が挑発者らに無慈悲な打撃を与え、祖国統一大戦を勝利で終える」と主張し、韓米は無分別に振る舞うべきではないと威嚇した。
韓国国防部関係者は４日、北朝鮮の核使用の兆候が明確な場合に先制攻撃を行う方策も含まれるかについて、「そのような方策も考慮の対象だ」とした上で、「全ての可能な方策を出し合って米国と協議している」と明らかにした。
＊6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは？」から一連番号を付しています。＜＜1334＞＞TC:38458, BC:19426
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