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金融政策で3%のインフレを目指すというが、
金融緩和でどうしてインフレに成るのだろう
0金利下では資本の限界効率が下がらないので設備投資は起きない。
もちろん銀行に金があったって、消費需要は増えない。
期待インフレと言うが、期待インフレで上がるのは株、資源、エネルギー、
穀物など、投機による仮需ばかりだ。
需要が増えず、賃金も上がらずガソリン、食料などが上がる
スタグフレーションだ。
まあ、悪代官と米問屋が結託して、米の価格を吊り上げる、
時代劇の構図そのものだ。
悪代官と米問屋が結託して米の価格が上がったら、
やっとインフレに成ったぞと喜ぶわけではあるまい。
インフレとは実需が増えてインフレに成るもので無ければ、
経済を良くする効果はない。
つまり金融政策によるインフレでは駄目なのです。
10年間で200兆円の公共投資と言うが、財政に対する
ポリシーは有るのか。
財源をはっきりさせない財政政策では、やがて財政破綻の声に押されて
腰砕けに成るのは目に見えている。
真水をどんどん減らされて90年代の財政政策と同じに成るのは
目に見えている。
確固たる財政ポリシーが無ければ、根性無しの政策になる。
財源を現在の国債発行に+20兆円ずつ増額するとか、はっきりした
財政ポリシーが無ければ、財政破綻、国債暴落などという妄想に
押されて尻すぼみに成ってしまうだろう。
やらなければ成らない経済政策は、財政政策だと歴史がはっきり示している
しかし財政政策にもいろいろ有る。
戦争需要よりは公共投資の方がましだろうが、公共投資はシロアリや
大企業に食われる部分が多い。
一番良い財政政策は、格差の改善に繋がるものと、より隅々まで
マネーが回っていく財政政策だ。、
これが経済を持続的成長軌道に乗せる必須条件です。
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