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普通、人が意見を言えば、それを人は自分の頭の仲に入れ、
論理的に分析し、間違っていると思えば論理的に反論するものです。
また論理的に反論できるものです。
しかし最近は論理的に反論できない、結論だけを言う人が増えてきた。
これは人の意見を聞いていず、論理的に分析していないからではないでしょうか。
まず結論有りき、結論が有るから人の話は右の耳から聞いて、そのまま左の耳から
出て行ってしまう。
バカだ間抜けだと言うのも良い、しかしそれに論理的な説明が無ければ、
単に人を貶めているだけの言葉に成ってしまいます。
先入観で結論を持つ人の参考例
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>欧米がやらせをしたことはいくらでも過去に有るでしょう。
それはその通りです。
しかし過去にあったことは、現在を見極める教訓ではあっても、
過去にあったことをもって現在の証明にはなりません。
(証明が有るとは誰も言ってません。疑いです。それを証明が無いで切って捨てる。やらせ、謀略は直近まで何度も繰り返してきたことです)
アサド政権の悪逆さ
まあ、シリアの歴史を勉強しましょう。
1982年にハマで何があったか。
(ハマの事件はアサドが大統領に成る18年前のことです)
アサドの戦争犯罪を証言する生き証人になるので
生き証人を逃がさないということで、病院とか救急車は破壊しています」
この死体を殺害した「動機の説明」が「無い」と「信憑性が無い」???
アサド政権の悪逆非道な行いが正当化されるわけではありません
「動機の説明」が「無」くとも、死体が実在していることは客観的事実です。
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この人は死体、爆撃跡を見せられただけでアサドが犯人と思い込んでしまった。
実は病院を自由シリア軍の拠点にして市街戦を行っていたなどという想像は出来ない。
救急車が武器輸送に使われていたという報道も出ているのに
病院や救急車が普通に使われているという前提で考えている。
それでアサド政権は悪逆だ、という先入観念が出来てしまった。
その先入観念が絶対正しいと信じ込み、その先入観念を正当化するために、
直近まで行われてきた事でも、証明ではないと否定し、大統領に就任する18年前に
起こったことでアサド政権は悪逆非道だと断定するという愚かな間違いを
犯してしまっている。
結論が最初に出来ている人、それが絶対正しいと信じている人に、いくら話をしても
話は右の耳から入り左の耳から抜けてしまうだけなのです。
まともな反論が出来ないから、このような論理にかなわない反論になるのです。
しかし結論が絶対的に出来てしまっている人は、それさえも分かりません。
「アサドの戦争犯罪を証言する生き証人になるので
生き証人を逃がさないということで、病院とか救急車は破壊しています」」
↑これって自由シリア軍の説明でしょう。市街戦の目撃者など全員殺せるわけも無い。
そんなことをしても殺した兵士自身が目撃者に成ります。
こんな他愛の無い話を「アサドは悪逆」という先入観念が有るから簡単に信じ込んでしままっている。
「アサド政権の悪逆非道な行いが正当化されるわけではありません
「動機の説明」が「無」くとも、死体が実在していることは客観的事実です。」
死体が有ればアサド政権が犯人だと思い込んでしまっている。
何でこんなに人は人の話を聴く耳を持たなくなったのでしょう。
神の居なくなった時代、人間が傲慢に成ったからでしょう。
自分が一番優れていると思い込んでいる。
私など自分がバカだと思うから、かなり真剣に聞いて、自分に間違いが無いか
確認しようとします。その為の議論です。
人間なんて分からないことだらけだというのが現実でしょう。
そして聴く耳とは愛だとも言われます。
奴隷の痛みや苦しみを感じたからこそ、奴隷制度は悪だと思い、奴隷制度を
無くそうとしたのでしょう。
他者の心、痛みや苦しみを感じる、これも聴く耳と言います。
他者を愛するからこそ、他者の心を感じようと思い、他者の言葉を聴いて
みようと思うのです。
世界が混乱し、争いが多くなっているのは、この聴く耳が少なくなっているのが
本当の原因ではないかと思います。
多くの人が他者を愛し、他者の意見をしっかり聞き、論理的に分析、判断することが
出来れば多くのことが解決するのではないかと思います。
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