http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/739.html
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http://ja.wikipedia.org/wiki/合従連衡
春秋戦国時代、戦国七雄のうち強大になりつつあった秦と、周辺6カ国(韓、魏、趙、燕、楚、斉)の外交政策として、縦横家によって考えられた。
当初、六国は相互に結び、協力して秦の圧力を防ごうとした(合従)。秦は個別に同盟関係をもちかけて連合を分断し(連衡)、合従策を封じ、最終的に各国はすべて秦によって亡ぼされ、秦による天下統一が実現することとなった。
戦国七雄のうち、巨大な秦以外の六国が縦(たて、従)に同盟し、共同戦線で秦に対抗しようというのが合従説である。
その最大規模のものが縦横家の蘇秦によるもので、史記によると彼は鬼谷先生に師事した後に母国に帰ったときすっかり貧乏であったため、兄の嫁や妻からさえ馬鹿にされた。このため、一念発起してこれに取り組んだという。彼はまず燕の文候に各国をとりまとめて秦に対することを説き、承諾を得ると趙、韓、魏、斉、楚と各国を言葉巧みに説き伏せ、六国の合従を成立させたとされる[1]。このとき蘇秦は同盟の総長[2]となり、六国の宰相をも兼ねた。蘇秦の後は蘇代などによって継承された。
秦以外の二カ国のみの場合も合従と呼び、屈原は、楚の国内で斉との合従を唱える合従派であったことが知られている(彼は反秦派として『史記』に記述されている)。食客毛遂が、趙の平原君の使者として、楚に赴き、楚の頃襄王と合従した様子については平原君列伝に記載されている。
連衡 [編集]
秦に対抗して合従する国に対し、秦と結んで隣国を攻める利を説いて、合従から離脱させたのが連衡である。連衡の論者は往々にして秦の息のかかったものであり、六国の間を対立させ、特定国と結んで他国を攻撃し、あるいは結んだ国から同盟の代償に土地や城を供出させることを目指した。その代表的な論客は張儀である。
後に范雎は遠交近攻を唱え、遠方の国と手を組み、近隣の国を攻撃する事で、秦の領土を拡張した。
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合従連衡、これは国際政治において必然です。
アメリカという超大国が有る。欧州は連衡策を選び、日本は隷米連衡策を選ぶ。
BRICS、中南米、イスラムは合従策を選ぼうとしている。
古典の兵法書通りに攻めてくる中国
マキァヴェッリ先生ならこう考える(34)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36352
↑これなどは連衡策の典型だろう。
マキァヴェッリ先生にかこつけて連衡策を推し進めようとする。
戦術で敵を分断するのと、戦略とは違う。
合従しなければならない国が、他の中小国と争ってどうなる。
覇権国の思う壺ではないか。
中国は史記の本家本元、このようなことを知らないはずが無い。
WIKに書いて有る通り、覇権国の息がかかった者だろうw
春秋戦国時代と違うのはアメリカが凋落しつつある覇権国だということです。
しかもアメリカを助ける大義名分など無い。
アメリカは現在でもこのようなことを行っている国です。
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/598.html
アメリカが覇権国で居なければならない理由はドル基軸通貨体制の維持です。
アメリカは年6000億ドルも貿易赤字を出す。
これは基軸通貨国でドルを印刷できるから支払えることです。
普通の国でこんなに貿易赤字を出したら、すぐに通貨が暴落しハイパーインフレに
巻き込まれ経済が破綻してしまいます。
しかしいくらアメリカが軍事大国でも、世界はこの貿易赤字を見て、経済の
体質を見て、ドルの信用に少しずつ疑いを持ち始めています。
(かなり持っているが、世界経済を壊したくないので我慢しているだけか)
しかしいずれこのドル機軸通貨体制は終わりを迎え、アメリカの
世界覇権も終わりを迎えるでしょう。
アメリカの貿易赤字という重さから逃れられません。
そしてドル基軸通貨体制とはアメリカが赤字を出さなければ、世界経済が
持たないのです。
アメリカが赤字を出さなければ世界通貨が増えない、構造的に破綻する運命なのです。
破綻して新たな体制が出来るまでは、経済的混乱、騒乱が続くでしょう。
激動の時代です。
合従策をとるか、連衡策をとるか、腹を据えて決めなければ成らない時代です。
連衡策をとればアメリカの破綻を防ぐため、どんどん富を吸い上げられる
ことに成ります。
次の選挙が正念場です。
次の選挙でまともな政党、政治家を選ばなければ、激動の時代
国民は大変苦労することに成ります。
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