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現代社会で生きるという意味
世の中で起きていることの隠された真相をある程度知る人間の一人として、このままではいくらなんでもまずいだろうということを書いておきたいと思います。もちろん、僕が知っているのは世の中のほんの一面ですから、自分の心配は単なる杞憂である可能性もあります。まあ、そうであれば、あまりものを知らないやつの愚痴事だと思っていただければ幸いです。
まず第一に、ひも付き、リモコン装置付きの人々があまりに多く居ます。そして、まずいことに、そういった人々が、自分が何をやっているかをあまり自覚されていないことです。ひも付きとかリモコン装置付きという意味は、現在の地位を自分の力で手に入れたわけではなく、そして、昔からあるコネでもなく、主に太平洋戦争後から始まった究極的にはアメリカの軍部、または政財界による日本支配の仕組みによって現在の地位を手に入れている方たちです。究極的にはという意味は、多くの方がその内実を知らずに、単に利権とかちょっとした不正だと考えてこの大規模なシステムにかかわっているという意味です。
具体的には、この20年ほどで急激に増加している入試不正に関連して、ひも付きになってしまっている人たちがたいへん多く居ます。多分、年間100万人ほどが毎年毎年そういった形にかかわってしまっているはずです。生徒が30万人、その両親などが70万人という意味です。
その他、政治や行政、マスコミ、実業界や学会などには、戦後すぐの段階から大規模にひも付きになった方たちがいました。多くの方たちは圧力に対抗しきれずに、単に抵抗しても無駄だからまあ多少のことは言うことを聞いておこうという態度だったのでしょう。
しかし、中には、完全に身も心も売ってしまった方たちがいる様子です。彼らは、故意に日本社会をアメリカの奴隷にするように振る舞い、そのことによって自分の利益を得ることをやっています。この方たちが一番問題です。
同時に、ひも付きの人々があまりに多くなった結果、つまり、自分の良心に従って行動できない方たち、当然、そういった人たちは本来の努力をしないでかなりの報酬を得ることができているわけで、そういった本来ならおかしな報酬システムがあまりにも広まってしまった結果、社会の質的な転換が起こっていると思います。
以前の日本社会は封建社会でしたから、出る杭は打たれるのたとえ通り、あまり目立つことはするなという教訓が生きていました。しかし、内心ではいろいろなことを考え、実態に即した対応策が現実にはかなりの程度取られていたのです。
現代は多分異なるのです。現代の教訓は「考えるな」です。本当のことなどどうでもいい。与えられた利権にしがみついて、目先の快楽を追いかけることが成功の秘訣なのです。そうやって成功体験を得た人たちが多数存在するのですから、それをみならうべきであり、下手に逆らえば、それこそ自殺に追い込まれるのが今の世の中であるからです。
「考えるな」を教訓としていると思われる事例を幾つかあげます。
1. 原発事故に関して、政府の対応を批判している人々。全員ではありません。そもそも自分はこういったことをしている方たち全員を知っているわけではありませんし、かなりの方たちは良心的に、そして本気でこういった行動をされているはずです。自分が問題だと考えているのは、かなり技術的なことを知っていて、かつ、社会的なリーダーシップをとる立場にいる方たちで、監視カメラの映像のことを問題にしなかったり、4号炉の爆発映像の存在を無視される方たちです。こういった方たちのほとんどは地震が原発事故の主な原因になっていることを無視していて、津波が原因であるとかまたは東電の対応がまずかったためにあそこまでの過酷な事故になったと主張されています。しかし、津波が原因であるか、地震被害が相当にひどいのかは、単に監視カメラ映像をチェックすれば解明できるのです。監視カメラは原子炉建屋の格納容器や使用済み核燃料保管プールの上部には確実に付けられていましたから、1号機から3号機までの爆発が原子炉のふたの部分が熱で劣化してそこから水素ガスが漏れたことが原因かどうか、そして、3号機の爆発が1号機の爆発に比べて格段に激しかった理由も、更に、4号炉の爆発がなぜ起こったかもかなりの程度、監視カメラ映像を検討することによって解明ができます。更に、4号炉の爆発映像は1号炉や3号炉の爆発よりも後に爆発したわけですから確実に残っているわけで、4号炉爆発映像を見れば、事故対応の応援にやってきていた米軍がどんなことをやったか、かなりはっきり分かるはずです。4号炉で原子炉に燃料が装てんされていなかったにもかかわらずあそこまでの建屋破壊が起こった理由が分かるはずです。
これらのことが分かることは単に事実が解明されるというだけではありません。日本には全国各地に50基程度の原子炉があるわけで、それらが地震によってかなり簡単に破壊されるのかどうかがはっきりするからです。既に地震活動期に入った日本列島で、次の原発震災が起これば、日本の国土のかなりの部分を放棄しなければならなくなり、それは日本という国家の消滅を意味するでしょう。生き残った日本市民はほぼ着のみ着のままで外国へ移住を迫られることになります。
そして、こういったことが起こるだろうことが分かっていながら、彼らは既に与えられた利権にしがみついてしまい、監視カメラ映像や4号炉爆発映像のことは「考えるな」と自分に命令しているのです。
2. 組織の中にいて、明らかにおかしいと思いながらも指令を忠実に実行している人たち。主に行政組織や会社組織の中にこういった方たちがいます。東電をはじめ、各電力会社に勤めている方たちは、たぶん、内心、原発はもう止めたほうがいいのではと思ってるはずですが、なかなかそれが声になりません。更に、たとえば僕に対して下剤や 農薬入りの食品などを売りつけるように指令を出している方たちやその指令に従っている方たちがいます。目の前の利権が惜しい。だから、多少おかしいと思っても自分が被害者になるわけではないからどうでもいい。そう考えているわけです。ここでも「考えるな」という教訓が生きています。
3. テレビ放送やインターネットを通じてサブリミナル効果を使い、人々のマインドコントロールをしている人たち、および、2に描いたようなことを多くの人々にやるように指令を出している方たち。こういった人たちが最も始末に負えないと思います。悪質ですね。自分が神になったと勘違いをしているのです。たかだか、多少科学技術が進歩して、それによって他者の行動の支配ができるようになっただけなのに、あたかも生命そのものの支配ができていると勘違いしているのです。多少乱雑になりますが、彼らは「他人のことなどどうでもいい」と考えているのです。ここでも「考えるな」というメッセージが発せられています。
こうやって、上から下まで多くの人がどんどんと「考えるな」という教訓に忠実に従うようになるわけです。その結果、現実の問題に対処ができなくなり、大規模に社会が崩壊します。そして、それだけではなく、結局、精神を失った人間は、つまり、目先の利権、快楽だけを追い求めることになって精神をなくしてしまった人間は、老化とともにその精神が狂っていくのです。若いころは子供時代に教えられえたまっとうさがカバーとなって、または、もともと若い肉体が支えとなって、まだまともな生活が送れましたが、年を取るにしたがって、自分の内面の空っぽさに、退屈さに、快楽以外の何も頼るものがない自己の貧困に気が付き、自分自身をコントロールすることに絶望していくのです。
これが大きな問題です。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<1141>>TC:37922,BC:7717,PC:?、 Mc:?
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