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最近じゃ、マクドナルドよりもスターバックスをよく見るようになった。しかし、ユニクロ同様見るだけで吐き気がするようになってきた。10、20代はマクドナルドで30代からはスタバを利用する消費者が多いのは人口構造の変化を考えれば当然だ。
ようするにマクドナルドが100円メニューでガキの駄菓子屋化していかざるを得ないのと逆に金余り高齢者まで取り込んでスタバが田舎まで快進撃しているのだ。
まあ、土日はイオンのユニクロで買い物してスタバでコーヒー、そのあとサイゼリアで似非イタリアンってのがいまや少数派の4人核家族の典型的消費行動である。
しかし、だ、その消費行動がいかに大企業の消費者行動設計に洗脳されているか。大体、いなかの駅ビルで買い物して商店街のはずれのドムドムでおかわりできるコーヒーとコロッケバーガー食って、そばやでカレー南蛮で〆ているような家族の子は30%ぐらいの確立でいじめに会うし絶対出世できないだろう。
ようするにスタバに代表されているグローバリズムにいい気分でのっかている核家族は本当の意味でコーヒーを味わっていない消費行動をどうしようもなく洗脳されているのだ。
しかし、イタリアやパリにいってまでスタバに入るかね。ようするにシアトルという似非インテリがあつまる擬似ヨーロッパで作られたいかにもアメリカ人が作り上げマス消費向けの似非ハイブロー文化こそスタバの正体だ。おまけにテレビCMを避けて高尚なイメージを避ける巧妙さだ。
まず店内に流れるジャズ中心のBGMはジャズマニアからしたら、100均でうっている200円の「土曜の朝のジャズCD」みたいでかえってうっとうしいだけだし、キャラメルまきアートとかいろいろあるが今日のコーヒーなど後味がやたらすっぱいし、むしろ通にはまめに豆を代えるマクドナルドの100円コーヒーのほうがまだいいんじゃないか。
あと申し訳程度に3,4こおいてあるソファも取り合いになっているし、結局マニュアルどおりのホスピタリティーや内装やサービスや商品ラインアップが全部表面的で浅薄なのだ。大体店員と世間話も出来ないようなチェーン店が何百年も歴史があるカフェ文化にふさわしいはずはない。スタバで知らないもの同士がおしゃべりを始めるなんて考えられんだろう?並んでコーヒーを待つなんてリラックスのカフェ文化の真逆じゃないか。おまけに客の90%はドリップコーヒーとコーヒー牛乳との味の違いもわからないOLみたいな連中だ。
ようするにチェーン展開で使い捨てアルバイトを使った金儲け主義のグローバル資本が化けの皮を被っているのだ。
スタバで皆が飲む結果は地元の家族経営の喫茶店が消えていくことにつながる。ちょうどユニクロが商店街の用品屋を壊滅させたのと同じ構造だ。
こんなアメリカナイゼーションのグローバル似非ハイブロー喫茶チェーンをはびこらせていると世界からローカルなカフェ文化やお茶文化が消えてしまうぞ。マクドナルドやディズニーランドとも違ってヨーロッパでもスタバは出店規制されてないようだが、巧妙なイメージ戦略にだまされているのだ。
というわけで皆さんはスタバがあっても我慢して地元のうす汚い喫茶やせめてベローチェあたりの民族資本店で一服してほしい。あるいは嫌がらせでコーヒーいっぱいで10時間は粘ってほしい。そのくらいやらないとグローバル覇権資本にローカル経済も文化も破壊されてしまうということだ。
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