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社会主義は高福祉、高負担と目標をすりかえられてしまった。
社会主義と資本主義の違いを、何時の間にか
社会主義=高福祉、高負担
資本主義=低福祉、低負担
と、社会主義の目標をすりかえられ人々は洗脳されてしまった。
戦後、欧州では社会主義に立脚し、ゆりかごから墓場までと高福祉政策を取った。
これは大きな社会に伴う無責任、腐敗へと繋がり、経済を停滞させてしまった。
そこに新自由主義が勃興し、社会主義とは高福祉、高負担のことだと巧妙な洗脳が行われた。
もちろんすりかえたのは金利、地代、寡占による超過利潤に目を向けて欲しくない支配者たちでしょう。
社会主義とは物価から金利、地代、付け加えるなら寡占による超過利潤を無くし、公正でみんなが豊かに暮らせる社会を目指すものです。
これは高福祉、高負担でも低福祉、低負担でも出来ることです。
低福祉でも物価から金利、地代、寡占による超過利潤が無くなり、みんなが豊かに暮らせるのなら問題はありません。福祉の対象が減少すれば、福祉を減少させても問題は無いと思います。
それを新自由主義が市場の「自由」が良いと、自由という言葉でたくみに人々を幻惑させ、
金利、地代、寡占による超過利潤を自由にしてしまったのです。
その結果が世界的な格差社会です。1%の富がどんどん増大する、これは物価に占める金利、地代、寡占による超過利潤が増えているということです。
そしてマネーの循環が止まれば経済破綻へと繋がります。
ゲゼルは王様を無くしても次の支配者が出てくるだけだと言った。
金利、地代、そして寡占による超過利潤が、富を集中させ支配者を作り出す。
そして支配者は政治に介入し、自分の都合の良いようにルールを造り替え、
人々を洗脳して欺くことまでしようとする。
これが現代社会の構図ではないでしょうか。
今では金利、地代、寡占による超過利潤が何で不公正なものなのかも忘れ去られています。
(その理由は過去に何度も書いてきたので省きます)
金利、地代、寡占による超過利潤を無くせば普通の人々の所得は約倍増します。
需要が生産を制約しなくなれば、経済は大きく成長します。
しかし経済を成長させれば良いというものでは有りません。
我々の身の回りには無駄なものが溢れています。宣伝につられて買って、すぐに使わなくなる物などたくさん有るのでは有りませんか?
無駄なものを生産し、それを必死に売ろうと営業努力し、広告宣伝をし、それに釣られて買い物をし、そのために必死に無駄なものを造り、売るという馬鹿げたことを人々はしているのではないでしょうか。
デイズにーランドは本当に子供たちにとって楽しいのか???
もちろんまったく楽しくないはずは有りません。
しかし何故か子供たちの不安心理を利用しているような気がします。
他の子供がみんな行っている。みんな有名なアトラクションに乗ってきた。
これでは自分も行き乗らなければ、遊び仲間に馬鹿にされる、話についていけない、
などという不安を煽っているのではないでしょうか。
親としてみれば行列までしてアトラクションなんて乗りたくない。
子供が可哀想だから仕方なしに付き合うという程度のものでしょうか。
私が子供の頃は、野や山、川や海、自然の中で遊ぶほうがよほど楽しかった。
今では自然を破壊し、ととろの住処を壊し、懸命に無駄なものを造り、売り込み、
それを消費し、そのために懸命に働いているのではないでしょうか。
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