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外資の売り抜けがあるか
1月の貿易収支が過去最大の赤字1億4750億円になった。そのため円安に振れ、株価も輸出メーカーなどを中心に上がっているといいます。
もしここで、首都圏直下地震とかどこかの都市部で直下型の地震が起こったら、または次なる原発震災が起こったら、トリプル安、つまり、円安、株安、債権安という事態になります。
当然外資は次なる震災を恐れていて、その前に日本に投資した資金の引き上げを狙っているはずです。
別の言い方をすれば、外資の動向を見ていれば、次なる震災が近いかどうかをある程度は分かります。もちろん外資は神様ではないので、実際に次なる震災が近いかどうかは分かりません。ただ、彼らがどう考えているか、それを知ることができます。
「1月の貿易収支、過去最大の赤字 初の1兆円突破」http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120220/fnc12022009010000-n1.htm
1月の貿易収支、過去最大の赤字 初の1兆円突破
2012.2.20 09:00
財務省が20日発表した1月の貿易収支は、1兆4750億円の赤字となった。月ベースの赤字幅が初めて1兆円を超え、過去最大を記録した。
赤字幅はリーマン・ショックによる世界的な景気低迷で需要が落ち込んだ平成21年1月(9679億円)を上回り、比較できる昭和54年以降で過去最大を記録した。これで貿易赤字は4カ月連続。欧州債務危機に伴う世界経済の減速や、中国の春節(旧暦の正月)を受けた輸出減が響いた。
輸出は半導体等電子部品、鉱物性燃料や鉄鋼が大きく減少し、前年同月比マイナス9.3%の4兆5102億円で4カ月連続のマイナス。
一方、輸入は液化天然ガス、原粗油や石炭が増加し、同9.8%増の5兆9852億円になった。輸入の前年同月比プラスは25カ月連続となっている。原油価格の高止まりや、原発停止で火力発電の燃料となるLNG(液化天然ガス)の需要が膨らんだことが寄与した。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から連番号を付しています。<<1000>>
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