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なぜこの案件を東京検察審査会に審査申立てを行なったのか。東京地検特捜部の仕事だったから? 申立人が東京在住だったから? 小沢氏が東京在住だったから?
別に全国165ヶ所の検察審査会どこに申し立てても違反じゃない。例えば、同じ案件で同時に2つの審査会に申立てが行なわれた場合は、1ヶ所に調整しなさいと検察審査会法でもいっている。小さくて暇な検審で充分な審査をしてもらおう、とは考えなかったのだろうか? どこの検審であろうが、資格ある者が申立てを行なえばこれを拒否することはできないのだ。
東京検察審査会は第一から第六まであり、全国一規模が大きい。大阪市の4つ、横浜市の3つぐらいで、ほかは多くても2つで下記に載っていない検審は、1都市に1カ所である。なぜ埼玉県の川越検察審査会では駄目だったのか。なぜ神奈川県の横須賀検察審査会では駄目だったのか。
ここで別の視点から考えてみよう。仮に検察審査員を「オザワ・スペシャル」に取り替えようとする場合、審査員は半数ずつ交代してゆくから8名以上の「オザワ・スペシャル」がそろうのには3ヶ月待たないとならない。これだけの事件を3ヶ月間もほっぽって置くのはいかにも外聞が悪い。かといって11名の審査員は常に選出済みで待機中であるから、これを申立てが出た段階で瞬時に「オザワ・スペシャル」に変えられる方法はないものだろうか? 一般の審査員に気付かれずに。
その方法とは、部署の数が多い検察審査会を使えばできるのだ。そのうちの1つをフリーハンドにしておいて、審査員を選ばず(どうせ外には分からない)審査も行なわずに、小沢案件が申立てされるのを待っていればいい。そして案件が出てきたならば、「オザワ・スペシャル」の審査員をクジ引きソフトでもなんでも使って選出したことにして、「起訴相当」を議決すれば一丁上がりだ。3ヶ月もじっと待つ必要はない。
そのためには東京の6つか、大阪の4つぐらいは必要である。しかもできたばかりのホヤホヤの検察審査会が一番適当である。なぜなら最初のうちは仕事がなくても誰も不思議には思わないから。ちなみに小沢案件を審査した検察審査員は、その前に別な案件を審査していたのだろうか? 大所帯ほど「不肖の倅」が紛れ込んでいる恐れがあるのだ。
[ ウィキペディア・検察審査会の一覧より ]2つ以上の審査会が並立している地区
@さいたま第一、さいたま第二
A千葉第一、千葉第二
B東京第一、東京第二、東京第三、東京第四、東京第五、東京第六
C横浜第一、横浜第二、横浜第三
D名古屋第一、名古屋第二
E京都第一、京都第二
F大阪第一、大阪第二、大阪第三、大阪第四
G神戸第一、神戸第二
H広島第一、広島第二
I福岡第一、福岡第二
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