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韓国や台湾に原発があることを原爆保有をしたいという政府の意思が背後にあるからだという主張がありますが、これは部分的には正しいかもしれませんが、より大きな理由があるように思います。なぜならイランの原発問題にはアメリカを初めとして多くの国が問題視をし経済制裁を行うのにパキスタンなどの原発建設と原爆製造はたいして反対を受けなかったのです。一応経済制裁をされましたが一年続かなかったのです。つまり、背後にあるのは使用済み核燃料の処分問題のグローバル化です。大陸部分には地層処分できません。何十万年も安全な地層など有り得ず、地下水がどうなるかわからないからです。放射性物質はウランもプルトニウムも重金属毒性を持つので永遠に問題になるのです。世界の多くの国で使用済み核燃料の処分問題が出てくれば、当然、共同でどこかへ処分地を作ろうということになります。その時に条件となるのは多分次のようなものでしょう。
@大陸ではない。
A事故が起こっても近隣諸国へ影響がない。
B利用価値があまりない土地
もし、日本の西側で事故が起こればほぼ日本の国土は放射能汚染で居住不可能になってしまいます。つまり、上の3つの条件が日本にはそのまま当てはまることになります。福島第一原発事故後の日本の状況はどちらかと言えば次の原発震災を回避することをしないままでいるように見えます。運を天に任せて、現実の危機に対処するという自己の責任を放棄しているように見えます。
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