http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/526.html
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(回答先: 「大ボラ吹き」が、大ウソつき(東電etc)をなじり続けるこのカリカチュア(滑稽画)はどうだ! 投稿者 短足鰐 日時 2011 年 12 月 13 日 20:50:20)
2号機については、地震でサプレッション・チェンバー付近が損壊したという見解を田中三彦、小出裕章ら三氏が明らかにしている↓。
再び注意を喚起したいのは、チェンバー損壊人為ミス説(妄執)に固執し、これで制圧しようとする試みは、地震で損壊したかもしれない可能性の追及に道を閉ざしてしまことである(阿修羅の影響力は無視、考え方を言っている)。政府・東電がもっとも恐れているのはこれではなかったか。「そうです、人為ミスさえなければもっと安全に運転できたのです」ということにもなりかねない(NHKの番組(1号機メルトダウン)でさえ、同じ意味に受け取った人がいる)。損壊の真の原因に蓋をしてしまうことになりかねない。
本人のために言えば、この三氏の見解も現場を目視して確認がとれているわけでもなし、確たるデータに基づいたものでもない(と思われる)。言い換えれば、確定した”リアルな現実の事実”として提示しているわけではない。いわば「推定事実」である。
そもそも2号機のチェンバー損壊は、当時の周辺状況から推定された見解ー「推定事実」であった。2号機チェンバー損壊の人為ミス説は、「推定事実」*の上に立てられてきたものである。
東電はここにきてチャンバー損壊がなかったようなことも言いだした。東電の発表はこれまでも多くが二転三転してきた。これらの推定事実は流動的であるのは避けられない面もある。文句たらたらと東電を難詰した結果、たとえば地震損壊説を認めてしまえば、人為ミス損壊説は出番がなくなる。だから東電には、地震損壊ではなく原因不明で穴が開いたと認めさせねばならない。注文がわがままな分析者ということにはならないか。
推定事実の上に立てた推論がいかに不安定なものかということだけは確かであろう。推論そのものが危うい基盤の上に立っているということを絶えず自覚すべきである。
* ちなみに2号機ではチェンバー損壊とされた時間より、66時間も早い段階で格納容器に10センチ相当の穴が開いたと昨年5月に報じられた。これはデータの解析から推定したもので、やはり「推定事実」に属する。目視等で確認したものではない。 http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/05/25/kiji/K20110525000888380.html
2号機において、圧力抑制室の外で水素爆発が起きたのは、地震直後に圧力抑制室が損傷したためと推定されるー田中三彦
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/475.html
小出裕章が語る、原発事故の原因が津波か、2号機は地震でサプレッションチェンバーが破壊 神保哲生対談9/15(1/3)
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/611.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 9 月 18 日 14:07:18: igsppGRN/E9PQ
福島原発2号機は揺れで損傷か 専門家が解析 (共同通信)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/554.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 20 日 00:04:43: igsppGRN/E9PQ
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