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日本の状況
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/503.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 10 月 09 日 03:22:22: 9XFNe/BiX575U
 

日本の状況

 本日(10月8日付け)の日経新聞の「大機小機」に「IMFは、日米の政府に対する投資家の信用が大きいことの表れだとしたうえで、赤字と公的債務に対する十分にして詳細にして意欲的な削減計画がうちだされない限り、両国への信頼が突如として弱まる可能性があると重い警告を発している」と書かれている。そして更に、「2011年の日本のグロスの政府債務は名目国内総生産(GDP)の213%と予想している。この数値は米国の101%、ユーロ圏諸国の96%に比べ極端に高い。各国との比較でも、ギリシャの157%、イタリアの129%を大きく上回り、世界各国の中で突出している」としている。

 笑ってしまうのはIMFの警告の仕方だ。IMFが日本の財政破綻について公式に言及し出したのは2010年の5月か6月ぐらいだ。しかし、現在の状況になることは既に日本政府自身が1990年代の半ばには予測資料を公開していた。かなり多くの経済学者がこのままでは行き詰まると警告し、僕も民間資金がその内にそこをつくと言ってきた。ただ、マスコミに載るのは、多くが国内消化しているからいくら国債が積み上がっても大丈夫という議論であり、IMFもそのことについて何も異議を唱えてきてはいなかった。2010年の春の春日部市議選で僕が訴えた最も大きな点は財政破綻が迫っていて、その結果消費税が上げられる可能性が強いがそれは社会の階層化をより一層推し進めると言うことだった。春日部市議選の結果はビリ2の得票数で供託金も没収だったが、訴えそのものはある程度聞いていただけたはずだ。選挙ポスターで、街頭演説で財政破綻の可能性を大ぴっらに警告することで、多分、多くの方がいくらなんでもこのままではまずいと気がつき、その結果、IMFも公的に警告を出すことに至ったはずだ。IMFのこのスタンスは基本的にアメリカの利益を優先するものだ。それもアメリカの支配層、資本家とそれに結びついた軍産複合体の連中の利益を優先したものだ。なぜなら、日本が財政破綻に陥り、円安に振れ、税金の使い方に対する世論の関心が高まれば、日本政府や日本の金融機関が米国債を買い続けることもできなくなるし、却って現在日本が持っている米国債を売る方向へ動く可能性さえあるからだ。だからIMFはかなり以前、確か1990年代の前半に一度改革案を日本向けに提案したぐらいであとは全くなんの警告も発してこなかったのだ。

 国際機関でそういったスタンスに立っているものはかなり多くあると思う。例えばWHOだ。それは2009年の春から冬にかけて日本を含めて世界的に大流行した新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)に関する取り組みの不自然さだ。新型インフルエンザウィルスは1919年に世界的に流行したスペイン風邪の遺伝子を一部保有していた。つまり、90年前のスペイン風邪ウィルスが生き残っていたか、または、交雑したウィルスがスペイン風邪特有の遺伝子構造と分かる遺伝子部分をずっと残してきていて、それが豚インフルエンザと新たに交雑したということしか可能性としてはありえない。つまり、非常に稀な遺伝子組成を持っていたわけで、人工的に作られた可能性が高いと指摘してもいいものであったはずだ。ところがそのことにWHOは一切言及しなかったし、日本の政府機関も無視したままだった。更に不自然なことに、感染源はメキシコであり、メキシコとアメリカの国境は行き来がふんだんにあるため封鎖ができなかったのはしかたないにしても、アメリカやメキシコから出発する海外への飛行機便について全て到着地の空港の機内で防疫作業が行われた。本来ならこれらの防疫作業は全て出発時にアメリカやメキシコの空港で行うべきものだ。感染国内で封じ込めるのが基本であり、風邪気味のものなどを搭乗時にチェックして機内の席を隔離するなり、出発させないという措置が必要だった。出発時なら時間的な余裕もあり、スペース的にも空港全体で新型インフルエンザの検疫部門を設けることで余裕をもって対処ができたはずだ。

 国際機関のもっとひどい例はリビア攻撃に関する国連安全保障委員会の決定だ。カダフィ政権はリビア国民の信任を得た正統政府として国連は長年認めてきた。2010年以前カダフィの暴政について国連で取り上げたことはなかったはずだし、少なくとも各種の委員会や総会で決議がされたことはない。そして今回の争いでは革命側も武器を持っていたのだから、少なくとも一方的にカダフィ側のみを攻撃するのではなく、非武装中立地域をまず設定し、その地域へ侵入する勢力を攻撃し、事態の安定化を図るのが普通だ。しかしそれはせずに一方的にカダフィ側を空爆したのがフランスやイタリアなどの西側勢力だった。

 さて、IMFに戻ろう。その警告の仕方にはもうひとつおかしな点がある。財政赤字削減のためにこうしろとか削減ができなかった場合何が起こるかということを述べていない点だ。IMFが様々な国の財政赤字削減の方策としてやらせているとはどこもほぼ同じだ。公務員人件費の削減、福祉レベルの引下げ、そして増税だ。IMFがほとんどやろうとしないのがその国独自の産業開発で、本格的に産業構造の転換をして財政立て直しをやろうとしたことは多分ほとんどないのではないだろうか。本来なら、IMFは今回の警告でいつ頃までにどの程度の財政赤字削減が必要でその方策は公務員人件費引き下げで幾ら、福祉引き下げで幾ら、増税で幾らのように具体的に勧告を出すはずなのだ。それがそうでないというのは、日本において公務員・官僚が実質的に日本を植民地化するための手先として動いている現状があるからだ。また高校入試段階から大規模組織的に入試不正・試験不正が行われていて、その上がりとして公務員就職が設定されているので公務員待遇の引き下げができないという状況もあるはずだ。さらに悪質なのが「両国への信頼が突如として弱まる可能性がある」というように財政破綻が起こった場合の影響を極めて抽象的にしか表現していない点だ。公務員も含めて人々の生活がどう影響を受けるかを具体的に述べることをしないで、その影響のひどさを感じさせないようにしている。

 そもそも、国債の国内消化であれば、発行残高がいくら増えても大丈夫という論理自体が成立しない。金を貸す側と借りる側が同じ国内に居るか、別の国に分かれているかという問題と、金を返す必要がないということとは全く関係がない。金の貸し手が国内か国外かは全く関係なく、貸し手は返してもらうことを前提に貸している。日本でここまで財政赤字が積み上がったのは、政治家と中央官僚、そして銀行の経営陣が実質的に腐っていたからだ。一般会計の歳入の何割にもなる額を毎年借り入れる借金財政が続くはずがないのは誰の目にも明らかなのに、表向きの景気の好調を維持し、米国債を日本政府や日本の金融機関に買い続けさせるために、国債の大量発行を続けたのだ。外貨預金に対する預金保険制度適用をせず、一般市民の預貯金が海外へ流出しないようにしてきた。そして昭和の時代に積み上げた一般市民の預貯金を食い潰してきたのだ。

 日本国内で投資がうまくいかないと一般の投資家の多くが考えるようになれば、キャピタルフライトが起こる。つまり国内資金は海外へ流出する。結果的に海外に国債消化をさせていたのと同じ状況が発生する。円売り外貨買いによる大幅な円安が起こり、同時に大規模な輸入物価高とそれに伴うインフレが始まるのだ。インフレは年金生活者を直撃する。年金は物価スライドだが、どの程度物価が上がったかを調査してから年金額が調整されるので実質一年遅れになるからだ。物価2倍のインフレが続けば年金額は実質半分の価値になる。政府が日銀に新規国債を直接または間接に買い取らせるようなことをやってもそれは通過量を増やすことだけであり、やればやるだけインフレを助長してしまう。しかしそれをやらなければ財政難で公務員人件費が出なかったり、年金支給が困難になる。日本の場合は資本不足が毎年の新規国債発行分とキャピタルフライト分の両方で発生するからその衝撃はアメリカの比ではない。そしてIMFの警告は日本とアメリカを全く同列に扱っている点でも卑劣なものだ。アメリカの場合は単に法律で財政赤字の限界値を決めてあり、野党がその拡大に反対していたからデフォルトになる可能性が出てきていただけであった。日本ののように、資本そのものの不足が起こりつつあるのとは根本的に異なるのだ。この点には基軸通貨であるドルとそうではない円の差がある。

 2008年の化石燃料輸入代金は23兆円かかっている。今後国内の原発がどんどん停止していけばその代替え分のLNG代金などがかさむから30兆円や40兆円を大きく超える金額が必要になる。既に日本は生産年齢人口が5年以上前から減少している。高齢化は世界一の水準で今後数十年は推移するから、原発事故が無くても国内産業は衰退する状況にあった。

 少子高齢化は今後特に都市部において顕著に進む。農村部と違い都市部は高齢者が生産に従事する機会が少ないので、必然的に生産年齢人口の人々への負担が増し、それがまた経済活動や税収を圧迫する。つまり、財政破綻や新たな原発事故が起こらなくても、今後数年で日本は化石燃料の輸入代金の負担ができなくなる可能性が強いのだ。団塊世代が年金受給年齢の65才に入るのがこの数年間だ。

 原発事故の背景には日本全土が地震の活動期に入ったことがある。特に311の地震は2004年のスマトラ島沖地震とほぼ同規模で日本各地で今後少なくとも5年間以上マグニチュード7を超える地震が頻発することを意味している。そしてその結果、たとえ運転を停止していたとしても原発の直下でマグニチュード6を超える地震が起き、それが福島第一原発事故と同程度の事故で済んだとしても風向きの関係で首都圏や関西、中部などの日本の中枢部を居住不能にしてしまうだろう。福島第一原発事故は西風が卓越している日本の東部の海岸沿いで起こった。だから、漏れた放射性物質の99%は太平洋上へ流れた。もし、関東以西にある原発が事故に至れば、それより東にある地域は福島県の数百倍から数万倍以上の規模の放射性物質により汚染され確実に居住不能になる。

 しかし、これらに対処する道もある。それは地熱発電だ。地熱発電は日本の全電力をまかない、積雪地帯での冬季の地域暖房や農業を可能にし、地下深く設けた各種センサーによって地下の温度や地下水変動を観察することにより地震予知も可能になって行くのだ。

 地熱発電は天候による出力変動がない。つまり、太陽光や風力発電では発電できない期間があるのでそのためのバックアップ発電施設が必要になるが、地熱はその必要がない。輸入燃料に頼ることもない。因みに資源エネルギー庁はウランを全量輸入に頼っているにもかかわらず、原発を自主エネルギーと位置づけている。モノを燃やさないのでCO2も排出しない。そして何より、初期コストはかかるが、ある程度日本全国で開発が進めば、発電コストは飛躍的に低減し、現状の電気代を半額程度にまで下げることができる。現状では山奥で地熱開発をしたとき、そこまでの道路や送電網の整備に数百億円かかる。しかし、ある程度開発が進めば、そういった道路や送電網を少しだけ拡張することで済むからだ。現実に主要設備で減価償却がほぼ終わったいくつかの地熱発電所では1kw時8円以下で発電できている。

 地熱発電を大規模に行えば、原発をすべて廃止することもできるし、毎年数十兆円の化石燃料輸入代金を払う必要もなくなる。基本的に温泉設備を併設できるから、日本全国どこでも低価格で温泉利用が可能になる。また、地熱施設を中心に地域開発を行えば高齢者に優しい、高齢者が自分のペースで生産活動に従事できる社会が創造可能だ。

 しかし、残念なことに日本は地熱開発に進んでいるようには見えない。それどころか、福島第一原発事故の原因究明もあいまいなまま、全国の原発再開に向かいつつあるように見える。現在、どの程度の放射性物質が原発から放出されているのか、その観測もきちんとはやられていない。プルトニウムなどのα線を出す放射性物質についてはほとんど調査そのものが行われていない。低線量被爆についてはその影響が広島・長崎の原発投下やチェルノブイリ事故で解明されているはずだが、実態ははっきりしないままだ。そもそも低線量被爆についてかなり簡単に各種の実験ができ、例えば人間の細胞を採取して実験室で低線量被爆の影響を数年間にわたり観察することもできるはずだ。

 原発を再開するよりは停止・廃止にしたほうがいい。このことは原発を停止・廃止することにより節減できる費用が稼働・維持をしたときに生まれる利益よりも多いことからはっきりしている。このことは10月8日(土)の朝の読売テレビの番組で専門家が明言されている。

 ではなぜ原発廃止に向かわないか。それは原爆保有国のエゴがあるからだ。原発を廃止してしまえば、原爆保有に関わるウラン採掘や核廃棄物の問題が表面化する。原子力発電所があるから平和利用のためにウラン採掘も核廃棄物も電力供給という平和目的の影に隠せる。また原爆使用時における長期地球環境汚染の問題を隠すために、低線量被爆の影響は明らかにされないのだ。

 1997年に起こった東電OL殺人事件。どう考えても被害者の女性が何年間も売春をやっていたとは考えられない。短期間やっていたと言う意味ではない。全てがでっち上げの可能性が大変に強いのだ。このことについては、次のURLにある記事で詳しく述べているのでそちらを参照していただきたい。

「佐藤栄佐久前福島県知事の裁判と二つの事件、日本のエネルギー政策を左右する影」
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/155.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 10 月 20 日 06:40:31: 9XFNe/BiX575U

 本来、1997年のこの事件の発生時に原発の危険性を認め、脱原発に舵を切っておけば福島第一原発事故はありえなかったし、今の日本が直面している政治や経済の停滞も避けれたはずだ。東電の社内関係者は事件の不自然さに気がついていたはずだし、情報統制をしていたはずだ。更に、事件の調査や裁判にあたっていた関係者も事件の多くの矛盾に気がついていたはずだし、中心人物の何名かはまさに事件の捏造を担当したはずだ。事件の不合理さや原発の危険性に気がついていた方たちは多くいたはずだが、結果的にそういった声はほとんど表面化することなくおしとどめられてしまった。つまり、おしとどめるための作業をやっていた連中が日本国内に一定数いたわけで、同じようなことを今も引き続きやっている連中がいるわけだ。

 財政破綻をすれば地震が起こらなくなるわけではない。巨大な地震は自然現象であり、人間の都合とは無関係に起こっていく。今の日本は財政破綻にさえ立ち向かうことができず、原発震災を避けるための脱原発にさえ舵を切れていない。ただただ当面の危機を表面化させず、現存する富にかじりつくことしかやっていない。その先に待っているのは国際的な核廃棄物処分場に日本の国土の大部分が化けてしまうという事態でしかない。

 今の時代を生きる日本の人々は1997年当時の過ちをまた繰り返そうというのだろうか? 

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<761>> 
 


 

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コメント
 
01. 2011年10月09日 15:34:09: OIxNYWfJog
全部、読むに耐え難い意見ですよ。
ビリ2に成るわけが良く分かる。

財政赤字は需要が無く、仕方なく経済を延命させる為に取ってきた処置。
それ取ったら死ぬよ。

経済を自律成長可能な構造へと変えることを知らないから、救命処置にしか出来なかった。
で、救命処置も止めろとはアホウの言うこと。


02. taked4700 2011年10月09日 20:19:03: 9XFNe/BiX575U : Z87tCHLGj6
01さんへ

かなり長いご返事を書いていたのですが、パソコンが自動的にリセットして内容が消えてしまいました。

そこで、直接的なご返事だけを書かせていただきます。

>財政赤字は需要が無く、仕方なく経済を延命させる為に取ってきた処置。
>それ取ったら死ぬよ。

 財政赤字を支えているのは一般市民の預貯金です。「経済を延命させる」ではなく、現体制で不当な利益を得ている人たちを守るために、国債で一般市民の預貯金を吸上げて、財政赤字をどんどんとひどくしているだけです。社会不満を抑えるためにある程度は一般市民の福祉に金を使っていますが、現実にはその金の正体は一般市民の預貯金。自分の金を行政を通じて使ってもらっているだけです。

 現在の財政赤字を続けることはどんどんと庶民の預貯金が現体制で不当な利益を得ている人たちのために食われていき、なくなることを意味しています。

 問題は、一部の人たちを守るという錦の御旗に多くの方たちが騙されていることです。財政破綻をしたからといって、公務員がいなくなるわけではありませんし、税金も引き続き取られます。当然、それを使った事業も続けられ、必要な人たちにはそれなりの援助がされていきます。ただし、これは、社会が疲弊し切る前に財政破綻をした場合です。

 本来は、様々な制度変更(本来の意味の改革)をして、1985年かその前後に、健全財政で行けるようにするべきでした。しかし、そういった本当の意味での改革は結局できず、却って植民地体制が強化されていっただけでした。


>経済を自律成長可能な構造へと変えることを知らないから、救命処置にしか出来なかった

のではないと思います。地熱発電という非常に良質なエネルギーが日本にはあります。そしてそのことは多くの関係者が分かっていたはずです。地熱発電に切り替えることで自律成長が可能になります。しかし、日本はそのことを分かっていながら、原発政策を続け、自然エネルギー導入前の水準で比べると韓国の3倍、アメリカの2倍という電気代を一般市民へ押しつけ、都市部のみを成長させ、地方経済を犠牲にしてきたわけです。今後、救命措置も続けられなくなり、結果的に本来は犠牲にする必要がないことまでも犠牲にしなければならなくなるでしょう。

 目の前の状況だけを見ていると、結局いいように引き回されて犠牲になるだけです。


03. 2011年10月09日 20:19:46: 7PGW2xQswU

>日本の状況
>日本の状況

戦後、
災害予算に向かうべき数百兆円の血税は、日米安保詐欺同盟のインチキ防衛予算に根こそぎ奪い取られて来た。
今も毎月毎月5000億円もの血税が防衛の名の下に「抑止力」などという寝言を撒き散らしながら盗み出されている。
国家の防衛詐欺システムも日米安保詐欺同盟も、
今回、一人の県民をも守ることが出来なかっただけでなく、福島は核によって占領され国民は家も土地も奪い取られてしまった。
http://esashib.web.infoseek.co.jp/tohokuzisin01.htm

>日本の状況


04. 2011年10月09日 20:45:20: OIxNYWfJog
02さん
現実にはその金の正体は一般市民の預貯金。自分の金を行政を通じて使ってもらっているだけです。
ーーーーーー

他にどこに使い手が居るの?
使い手がいないから仕方なく、政府が借りて使っていたんじゃない。

地熱発電を増やして原発を減らす。
こういうのってほとんどゼロサムゲームにしか成らないんだよね。
あっちが出っ歯りゃこっちがへっ込む

ついでに輸出でなんとか何てことも言わないでね。
世界中が輸出、輸出と頼っているんだから。
純輸出もゼロサムゲーム

モノあまりの経済ってね、
豊作の中で飢饉を起こしているようなもの
いかに政治がバカだかの証明


05. 2011年10月10日 04:09:24: izNQFg7Pai
政経分離論が叫ばれてきてからガタガタになってしまった資源の無いわが国。

06. 2011年10月10日 16:41:16: 15XEU14Dwc
スペイン風邪の原因は第一次世界大戦中に軍用に開発されたワクチンです。新たに出てくる新型ウイルスも人工的に軍需産業・製薬産業によって造られたものです。

NATOのリビア攻撃はアフリカ基準通貨潰し・石油・ゴールド強奪が原因です。

1971年にニクソン大統領が世界基準通貨である米ドルの金本位制をとっぱらいました。それいらい、ドルは紙屑でしかないのです。しかし、世界一の軍事力をもってして、ドルの信用とされてきました。金融というのは、フラクシォナル・リザーブ・バンキング・システムというインチキなシステムなのです。

銀行というのはお金を右から左へ流しながら利子を取るという仲介であり、必要ないのです。(金本位制では機能していた。)政府が必要な分紙幣を印刷すればそれでよかったのです。

旧日銀法のもとでは、そうであった。
日銀法改悪
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/143.html

今、まさに、usury(利子・金利)の世界借金型経済システムが転覆しようとしているのです。世界中が大混乱に陥るのは目に見えています。へたをうったら、第三次世界大戦です。その中で日本もディフォルトになるかもしれません。借金をリセットしなければなりません。行政が改革しなければならないことなのですが、ご存じのとうり、日本は未だに律令制役人政治(大化の改新)ですので期待はできません。

景気が悪いというのは、お金の回りが悪いということで内需を促進させリフレにもっていくには、末端の国民一人一人に消費ができるようにしなければなりません。たとえば、一人百万円ぐらいのベーシック・インカムです。百二十兆円ぐらいの予算が必要になりますが、それは、政府が紙幣を印刷すればよいのです。

少子高齢化対策としては、若者が子育てをしやすい社会にするか、移民を増やすか、くらいしかありません。外国人問題もあるでしょう。

地震の活発期なのか、その原因があるのか賛否両論ですが、原発は止めていくしかないでしょう。地熱などの再生可能エネルギーには賛成です。(表社会から隠蔽・封印された数多くのテクノロジーもあります。)石油・原子力マフィアから世界を解放しなければなりません。

3.11は人工地震テロではないか、という意見もあります。

なぜ、原発の警備は前年にイスラエルのマグナ・BSP社になったのでしょう?マグナ社はイスラエル政府関係でモサドとしか思えません。小型核爆弾を福一の持ち込んだ、ともいわれ、電源停止でファイアー・ウォ―ルが落ちた際、スタックス・ウイルスでコンピュータを遠隔操作できるようにした、ともいわれてます。

濃縮ウランで核弾頭を製造していて、攻撃された、ともいわれます。

さて、武田さんには、私の言っていることが理解できるでしょうか?


07. taked4700 2011年10月10日 20:16:19: 9XFNe/BiX575U : 8CsxFlNuRw
>>05

>政経分離論が叫ばれてきてからガタガタになってしまった資源の無いわが国。

日本は地熱資源に関して世界第3位です。普通に今すぐにでも利用可能な地熱資源だけでも原発代替えに十分なほどあるのです。

集中的に資本投下して技術開発をすれば、夢の技術であるマグマ発電でさえ10年もかからずに実現すると自分は考えています。

日本のメーカーは世界中の地熱発電施設の何割ものシェアを持っています。日本では不思議なことに国内での開発が止まり、優れた技術を持つ日本メーカーは海外で地熱開発をやっているのです。


08. taked4700 2011年10月11日 03:59:37: 9XFNe/BiX575U : dE2J1Sktc6
>>04

おしゃっていることを読むと「どうせ部屋は汚れるんだから掃除をしても無駄」というような理屈を言われているように感じます。やはり一種の洗脳にかかっているのではないでしょうか?

1.「使い手がいないから仕方なく、政府が借りて使っていたんじゃない。」
 まず、政府が使う資金はきちんと税金で取るべきものです。そうすることによって行政がちゃんとしたことをやっているかどうかのチェックをしようという一般市民の動きが出てくるのです。国債発行による民間資金の吸上げは、一部の人々への行政を通した不当な利益供与を大規模に行わせてしまったのです。

2.「こういうのってほとんどゼロサムゲームにしか成らないんだよね。」
 ゼロサムゲームというのは全くの間違えです。学校の昇降口に靴を履き替える場所がありますが、例えば最上階へ設けることが合理的でしょうか?雨に打たれて錆び付いてしまった自転車に油をさしてスムーズに動くようにすることは意味がないでしょうか?ゼロサムゲームとは一定の視点から特定のシステムの特定の資源を見た場合に言えるだけであり、なんでもかんでもがゼロになるわけではありません。ポーカーをやるときに、勝ち負けは結局全体で見ればゼロになります。しかし、ポーカーをやって楽しい時を過ごしたとか、本来やるべきことがあったのにポーカーで時間を使ってしまい反省しているという個人の体験という視点から見れば、決してゼロサムではありません。もちろん、これでさえ、どうせみんな死んでしまうのだからゼロサムだとしてしまうのなら、それはそうだとしか言えません。しかし、そうだから全ては無駄と考えるのなら、さっさとご自分が死んでしまうべきだと思います。どうせ何が起こってもゼロサムだからと不当な手段で他人の邪魔をするのはとんでもないことです。本来、誰にでもきちんと生きていく権利があるのです。またその力も本当にごく一部の方たちを除いてほとんどすべての方はちゃんと持っているのです。一部の強欲なものたちが社会を歪め、そういった本来の状態を破壊してしまっているのが現状の悲惨さの原因です。


09. 島唄 2011年10月11日 09:18:03: ZW97PFZHjT5Lg : 15XEU14Dwc
バビロン詐欺金融システム
http://www.youtube.com/watch?v=09mfSlR6grI

利子・金利という名のピラミッド型詐欺のことです。

武田さんは理解していますか?

基礎知識ももたずに論議などできるのですか?

学校教育おバカ洗脳で好奇心のかけらも持たない若い世代に

伝えたくても理解してもらえない。


10. 2011年10月11日 10:53:54: OIxNYWfJog
08さん

私は何もするなとは言ってませんよ
どうしたらよいかはこちらで
http://kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1110

現在は税で解決する方法は取れません。
東京23区で消費税率が違えばどうなるか
消費税など上げようがありませんよね。
世界は税の安売り競争という環境下にあります。

ゼロサムゲーム
技術革新とは古い技術がなくなることを意味します。
それ自体では需要を増加させません。
原発を無くし地熱発電にすれば、原発は廃炉費用が掛かるので需要が無くならないとして、それは電力料金の値上げとして消費需要を引き下げます。
風が吹けば桶屋が儲かるです。
ーーーーーーー

09さん
バビロン詐欺金融システム
ーーーーー

面白い考え方ですね
ゲゼルの減価する通貨に繋がりますね。

私はモノあまりの経済では、資本利得は限りなく0に近づくのが市場原理だと考えています。
余れば下がる、これが市場原理です(資本とは突き詰めればモノです)

しかし現実には大企業の多くは過去最高益を更新するなどしています。
下がるのは賃金ばかりです。
これは力(資本力、市場支配力、政治力、情報力)などにより、市場原理が歪められていると考えています。
その歪められたものを「市場に任せればすべて上手く行く」となかり是認したのが市場原理主義です。


11. taked4700 2011年10月11日 15:00:21: 9XFNe/BiX575U : WFO0tumVkQ
>>09
>>10

今かなり寝不足で頭がうまく働きません。まあ、言いわけでもありますが、明日か明後日にご返事を書きます。ごめんなさい。http://www.youtube.com/watch?v=09mfSlR6grI を聞き取る根気が今はとても出ません。


12. taked4700 2011年10月15日 05:11:43: 9XFNe/BiX575U : 1bB4oHC5Cg
>>09

島唄さんへ

バビロン詐欺金融システム
http://www.youtube.com/watch?v=09mfSlR6grI

について何回か聞いたのですが、あまり聴き取りができません。元々、英語の用語をあまり理解していないのと、僕自身のリスニング力があまり付いていません。

申し訳ないのですが、普通のバビロン金融システムについての話とほぼ同じと理解していいのでしょうか?そうであれば、文字だけの記事がネット上にかなりある様子なので、そちらを見てみたいのですが。

また、ご返事をするのが遅くなりすいませんでした。


13. 2011年10月18日 23:15:08: M9TuMDuxLM
「バビロンシステム」ってなんですか?
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/532.html

14. taked4700 2011年10月19日 20:50:39: 9XFNe/BiX575U : QyC3shODcQ
>>13

教えてくださりありがとうございます。

まだ読んでいませんが、なるべく早くちゃんと読んでみようと思います。


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