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「原発は危険だ!」と叫び続けていた人にしても
今回、福島第一原発の放射性物質が降下したエリアに住み続けていたのであろう。
その告発者に聞きたいのだが「なぜ日本になんかウロウロしていたのか?」
54基の原発事故で安全な地点など、日本国土にはどこにもないであろうに。
言ってやろうか? 「まさかここまで・・・」違うかな。
「まさか本当にあんな事故が・・・」図星だろう?
福島県の中通りや会津地方の住民の認識と、ほとんど差はない。
阿武隈高地を飛び越えて放射能が来るなんて、誰も「夢にも思わなかった」のだ。
危険なベント作業を監視するため、熱線表示計で排気口を狙い続けることもしなかったし
簡易線量計で「自分たちで」原発の周りを計測して見ることもしなかった。
小型船を出して原発周辺の海洋を「定期的に計測する」こともなかった。
告発者も結局、政府と電力会社を信用しきっていたのだ。原発立地町村と同じく。
今回たまたま福島県で放射能事故が起こったが
東通でも女川でも福島第二でも東海村でも浜岡でも、同様の事故が起こる可能性はあった。
たまたま大事故にならなかっただけのことを
「他の原発は安全性に問題はない」と信じ込もうとしている、だけなのではないか。
福島第一とその他の原発との、決定的な安全性の違いを国は示すことができるのか?
福島第一だけが「ダメな原発」だったと証明できるのかな。
ほかの緊急停止している原発の、内部を公開してみなさいよ。
それとも「一般人はまだ近寄れません」なのかな?
国民が、今回の事故後に「政府と東電の出すデータは信用できない!」と言うのなら
事故前に発表されたデータ類は、すべて完璧に信用していいわけだ。
「原発はこれまでは、ずっと安全運転してきた」と素直に信仰を続けていける。
福島県民と前知事は「少なくとも東電発表は眉唾だ」と過去の経験上から知っているけど。
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