日中戦争とベトナム戦争の異同をどのように見られるのでしょうか？

何故なら、直接統治するのではなくて、傀儡政権を通してコントロールするというのはアメリカも同じであり、その意味で、日本がやったことと戦後アメリカがやったこと（現に今、日本や韓国、或いは他の「西側諸国も）は全く同じだからです。
だから、その意味で、現在の「西側諸国」の状態を批判出来なければ、かっての日本のやり口だって批判出来ない。

ーその失敗例という意味で、中国とベトナムは、それぞれ日米にとって同じ意味だからです。

>東アジア共同体なるものは今の所、欧州共同体に比べて極めて成立が難しいだろう。

前提が全く問われておりません。
日本も韓国も、アメリカに軍事占領されているのですよ。
従って、「共同体不可能論」は斯かる属国的な状況の（自己）合理化でもあるのだから、額面通り受け取るべきではないでしょう。

しかも、そもそもが、属国的な状況それ自体が「主権国家を超える枠組み」という時代的状況からもたらされたものであって、「属国的な状況」を主権国家（の状況）と見做すこと自体、自己欺瞞の最たるものなのです。

その一方、”韓流”にせよ、その他経済・文化の様々な結び付きにせよ、国家を越える、地域ネットワーク的な繋がりは、それこそ自生的に出て来てるわけであって、意識が追い付いてない側面も在る。

>欧州共同体は二度の世界大戦で成ったし、三度目の大戦でも起こらぬ限り東アジアは一つにならぬ

それは間違い。　最早「戦争」は有り得ぬ。　従って、「東アジア共同体」が有り得るとすれば、主導するのは、”韓流”と同じく、＜女＞達なのでしょうね。