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民主党が政権を取って初めて国民に民主党の実態が分かる事になった。
それで国民は次の段階に向かうのだ。
「民主党は自民党と同じだ。」と主張していた人々は今の状況を見て「だから言わんこっちゃない。私が言った通りになっただろう。」と思っているのかも知れない。
しかし、そんな事は多くの国民には分からないのだ。
少なくとも自公政権が未だに続いていた場合と比べても民主党の実態が現れたという事だけでも成果と捉えるべきなのだ。
2009年の衆議院選挙において民主党が掲げた「国民の生活が第一」に期待して国民は民主党を政権に就かせたのだ。
菅はそれを反故にしてしまったが一度期待いた国民がこのまま黙っているワケが無い。
昨年の10月24日から始まった権力とマルコミに抗議するデモは諦めていない国民がいるという事を示した。
この動きを継続しようという意思が多くの人に見られる。
今や与謝野を入閣させて消費税増税を目論む菅政権を打倒する闘いへと発展している。
デモはその時々の政治の動きに反応し対応する事によってデモを見る人々の共感を得るに違いない。
菅政権を打倒し、民主党の中から再び「国民の生活が第一」を掲げるグループが民主党の主導権を奪い政権に就く事を目指しているのだ。
その中心に小沢氏がいる事は言うまでも無い。
つまり、小沢内閣を作る運動なのである。
しかし、その運動の中にも私のように小沢氏の政策の中で批判すべきは批判しようとしている者もいう。
その批判が今はなるべく封印しようとしている。
小沢政権が誕生するまでは。
しかし、その事を問い質す人がいれば正直に思う所を述べる。
政治をよりよき方法に動かす為には現にある対立のどちら側に立って行動する事が次の基盤を作るのかを考えなくてはならない。
つまり、よりよき政治を生み出す媒介が何であるかを見極めねばならない。
これが弁証法的な政治戦略なのである。
この事を理解しない人は政治をよりいい方向に動かす事は難しいだろう。
無媒介的には何事も成し得ないのである。
水が無いプールで泳ごうとしても泳げないように。
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