http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/352.html
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タイガーマスク運動の背後にあるもの:
この投稿の最後に引用してある記事にあるように、今タイガーマスク運動と言って養護施設などへ伊達直人名で寄付をすることが続けられている。これを見て、「日本社会も捨てたものではない」とか「私も寄付をやってみたい」とか「優しい気持ちになる」とかの感想が寄せられているようだ。
しかし、タイガーマスク運動は問題の本質を捉えていない。家庭崩壊はどんどん広まっているし、養護施設に入所する児童・生徒は引き続き増えている。
http://www.crc-japan.net/contents/notice/pdf/h20_0722.pdfに「児童養護施設入所児童等調査結果」がある。養護施設等への入所人数は4万人を超えている。中3時での大学進学希望割合は25%ほどだ。
全国のホームレスについては、http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/04/h0404-1.htmlに統計資料がある。この資料によれば全国のホームレス数は減少しているとしているが、自分の実感では逆に大幅に増えている。ネットカフェなどへ吸収されていることなどがあって、従来の統計手法では正確に捉えられていないのではないだろうか?
今の日本社会の問題点として多くのことが言われている。その中で、タイガーマスク運動と直接関連するのが階層化の問題だろう。
東大合格者の保護者の平均年収は1000万円を超えているという。通塾者の増加と公立中学高校の頑張り、東大の保護者の収入により授業料免除など、教育界には色々な動きがあるが、最も重要なものは、入試不正、または、各種の試験不正であるだろう。自分は、埼玉県立高校での入試不正を選抜会議の録音テープを証拠として告発しているが、その録音テープから不正な合格確約が明確に分かるにも関わらず、埼玉県教育委員会は全くそれをむししている。そればかりか、司法も無視の態度を見せている。2008年に表面化した大分県での小学校教員採用試験の不正は、全国教育長会議が大分で開催される直前であり、中学や高校での同様な不正が関係者の顔出しで告発されていたにもかかわらず全く刑事事件化しなかったことから、試験不正がばれるとこういう目に会うから用心しろと全国の教育長に徹底する意図があったと見るべきだ。自分が勤めていた高校では平成2年ほどから入試不正が始まっている。ほぼ同時期に全国的に始まっていると仮定すると、生徒数で30万人、保護者まで入れると毎年毎年100万人ほどが入試不正に関わっているはずなので、既に2000万人ほどの日本人が背中にリモコン装置をつけらて自分の良心に従った判断ができなくなっているはずだ。同様なことはフィリピンで既に30年ほど前に起こっている。メキシコもそうだし、アフリカの多く国も同様だ。そして、例外なく人口の数パーセントの富裕層とそれ以外の貧困層に社会が階層化している。
つまり、タイガーマスク運動は本来入試不正、公務員の採用試験不正にこそ向かうべきなのだ。そうでないと、やがて、2011年に自分はタイガーマスクとしてランドセルをプレゼントしたのに自分の子供にはランドセルを買ってやれず、新たなタイガーマスクも現れないと嘆くだけに終わる可能性が大変に強い。
教員や県庁や市役所職員が本来の良心に従って行動できなくなっていて、今の日本はまさしく植民地化が進んでいる。一般市民はそのことを隠されていて、知らないうちに彼ら一般市民の資産が主にアメリカの軍産複合体によって搾り取られているのだ。今まさに搾り取りが究極まで進み、次の段階は日本の国土のスクラップ化だろう。この狭い国土に50基以上ある原発が事故を起こし、日本の国土そのものが居住不可能になるのだ。そして、日本国民の何割かをアメリカが受け入れる代わりに日本が持っているアメリカ国債はチャラにされ、残った国土は世界の核廃棄物処分場にされるのだ。
http://www.j-cast.com/2011/01/10085156.html?p=all
「子供へ寄付」タイガーマスク運動広がる 「日本も捨てたものでない」と称賛の声
2011/1/10 14:36
全国の児童養護施設などへ、アニメ「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗る人物からランドセルの寄付が相次いでいる。岐阜や群馬などのほか、沖縄の施設でも同様のことが起きた。伊達直人の正体は不明で、不特定多数による行動との見方も出ており、ネットでは「日本も捨てたものではない」「素晴らしい行動」と称賛する声があがっている。
長崎市の長崎こども・女性・障害者支援センターのもとに2011年1月9日朝、新品のランドセル7個が届けられた。手紙が添えられており「寄贈 長崎の伊達直人」と書かれていた。翌10日にも兵庫県警の警察署にランドセルが4個届いた。送り主はやはり「伊達直人」を名乗っている。
アニメ「タイガーマスク」の影響か
8日夜にも、岐阜市の児童養護施設の玄関に包装箱に入ったランドセルが5個置いてあった。ランドセルは新品で「新一年生のみなさんへ おめでとうございます 伊達直人」と書かれた手紙が入っていたという。
伊達直人とは、梶原一騎さん原作、辻なおきさん作画の漫画「タイガーマスク」の主人公のことだ。1969年から71年にかけ、アニメ化もされた。孤児院で育った伊達が、悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされ、無敵のプロレスラー、タイガーマスクとしてリングにあがる。伊達は素性を隠しながらファイトマネーを経営難の孤児院に寄付をするが、虎の穴への上納金を支払うことができなくなってしまい、次々と刺客が送り込まれてくる、といったストーリーだ。
現在全国で多発している伊達直人による寄付は、「タイガーマスク運動」と呼ばれるようになってきている。2010年12月25日のクリスマスの朝、群馬の児童相談所に伊達直人名義でランドセル10個が届けられていたことから始まった。
プラモデルや現金贈られるケースも
年が明け11年1月5日に神奈川県小田原市の児童相談所にも、やはり「伊達直人」からランドセル6個が、7日には沖縄でもランドセル3個が寄付された。ランドセル以外のものも寄付されており、厚木市の児童相談所にはプラモデルなどのおもちゃ、静岡市の児童養護施設には「お年玉」として現金10万円が贈られている。
タイガーマスクの正体は不明だ。当初は特定の個人が行っているものと見られていたが、寄付の方法がケースごとに違うことなどから、不特定多数の人物による行動との見方が強まっている。小田原市のケースでは「タイガーマスク運動が続くとよいですね」という手紙が添えられていたという。
ネットでも大きな注目を集めており、ヤフーニュースのコメントランキングでは、1月10日正午現在、時事通信社のタイガーマスク関連記事が1位。「善意の輪が広がる事は、素晴らしくて心が温かくなりますね」「まだまだ日本も捨てたものではないなと思う」と称賛するものや、「本当に困ってる人たちに手を差し伸べる これが本当の子供手当てじゃないでしょうか どうでしょう、伊達直人さんならぬ菅直人さん」といったコメントが約2500件寄せられている。
「タイガーマスク」の話題は、テレビのワイドショーもにぎわせている。1月10日放送の「おもいっきいりDON!」(日本テレビ系)では、関連ニュースが番組内で伝えられると、出演者らが声をそろえて「かっこいい」と反応していた。司会の中山秀征さんは、「子供の頃、(タイガーマスクの漫画やアニメを)見てましたから。(歳は)いくつぐらいの人なんでしょうね」と関心を示していた。
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