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群れから離れ「反中国」大合唱に馴染まぬ週刊誌ないのか
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/315.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 10 月 01 日 18:39:57: xbuVR8gI6Txyk
 

http://www.j-cast.com/tv/2010/10/01077186.html?p=1

検察批判が止まらない。ここまでの報道を読む限り、大阪地検特捜部の上層部の責任も免れないようだ。また、「大林宏検事総長のクビは時間の問題」(週刊文春)という見方も出てきている。

この際、三井環元大阪高検公安部長が告発している調査活動費(裏金)問題も含めて、メディアは徹底的に検察の暗部を暴くべきだと思うが、なぜか裏金問題にはどこも手をつけようとしていない。

起訴されれば有罪率99%という異常な数字は、検察の無謬性という神話に支えられていたのだが、それが崩れ去った今、取り調べの可視化、裁判での全面的な証拠開示など、冤罪をなくすための真の司法改革をメディアが率先してリードすべきだ。主任検事程度のしっぽ切りで、この事件を終わらせてはいけない。

メディアこぞって「右向け右」の危険な兆候
ところで、日本人が尖閣諸島問題にこれほど関心をもっていたのかと驚く向きも多いと思う。今回の中国漁船船長釈放で、日本中で中国批判の声が起こり、尖閣諸島は日本固有の領土だと大合唱している。

「週刊新潮」や文春、櫻井よしこ氏や石原慎太郎都知事が声を荒げるのはわかるが、比較的中間にいると思われる週刊誌まで反中国を声高に叫んでいるのは、いささか危険な兆候ではないか。

櫻井氏は「尖閣列島で譲歩すれば中国は次に沖縄を奪りにくる!」(週刊ポスト)と主張している。石原都知事も同様である。

石原都知事は自分は核保有論者になったと表明し、こう語っている。

「仮に日本が核を保有していたら、こんな事態にはならなかった。核保有の日本が戦争を始めたら、アメリカは困るから助ける。アメリカは自分が囲ってきた妾が、他の誰かの方へ行くよりはいいと考えるだろう。日本人はまず屈辱を感じないとね。それが怒りに転じて、自分のことをどうするのか具体的に考えるようになる」(新潮)
こうした極論が出てくるのは、もちろん中国側の恫喝とも思える対日圧力があるが、菅直人総理と仙谷由人官房長官の場当たり的な無為無策外交に対する批判が、背景にある。

文春によれば、中国人船長を釈放した2日後、大相撲千秋楽で優勝した白鵬に内閣総理大臣杯を授与しようと土俵に上がった菅総理に、「すさまじい罵声が飛び交った。それは、『売国奴』というものだった」

新しいところでは2005年に、歴史教科書問題や日本の国連安保理常任理事国入りの動きで、韓国や中国で反日運動が起きたことはあったが、最近の日本でこれほどまでに反中国感情が高まったことはなかった。それには、GNPで中国に抜かれたこと、日本企業や観光地を買収し始めたこと、中国人観光客が激増してきたことなどがバックグランドにあるのではないか。

韓国はもちろんのことだが、中国への対抗意識が根強い日本人にとって、中国に経済大国の地位まで奪い取られたという屈辱感が、石原都知事のいうように、潜在意識に火をつけたのかもしれない。

こうしたときこそ、政治が素早く動き、大過にならないように話し合いをするべきなのだが、菅総理、仙谷官房長官、前原外務大臣には荷が重いようだ。

週刊誌というもの、メディアの多くが中国と絶交だ、戦争だと右を向いているとき、一人群れから離れ、違う方向を指し示す役割が重要である。それをどこの週刊誌が担うのか、期待して見ていたい。


http://www.j-cast.com/tv/2010/10/01077186.html?p=2
死ぬ前にやりたいこと思いつかない―「サン毎」のいい話
今年は井上ひさしさんや梨元勝さんなど、私がお付き合いしていた人の死が続いている。だからというわけではないが、死についての記事が目にとまる。「週刊現代」は「死ぬとわかったら、すぐやること」という大特集を組み、「サンデー毎日」は「理想の最後」の続編をやっている。

毎日では、哲学者の土屋賢二氏(65)の話がいい。彼は8月に食道ガンの可能性ありと告げられたそうだ。そこで、死ぬまでにやっておきたいことを考えたが……。

「どうもその気になれない。本当に読みたい本ならとうに読んでいるだろうし、本当に行きたいところにはすでに行っているはずです。思えば、私は若い頃から好きなことだけ続けてきました。(中略)死は確かに重大で不可避の出来事ですが、人生には死以外の側面が無数にあります。(中略)死ぬという出来事は人生の一コマです。それよりも、生きてきた長い時間をどう生きたかということの方が重要でしょう」
結局、ガンの疑いは晴れたが、彼の奥さんは夫の余命を3か月と予測していたそうで、冗談ですが、ガンじゃないと分かったとき、奥さんはそれほど喜ばなかったと語っています。思わず、わが家の場合はどうだろう、子供たちは?

一日一生。わかっちゃいるのだが難しいことだ
 

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コメント
 
01. 地には平和を 2010年10月01日 23:39:26: inzCOfyMQ6IpM : 0J5kruD3Wk
「中国はけしからん!」と気勢をあげれば同調するヤツがいて愛国心に燃えた連帯感が生まれるという危険な状態に今あると思う。閉塞感を打ち破る為に見世物としての戦争が行われ国民に高揚感が生じる。愚かな猿どもである。戦争を経験しない世代はスリル感を味わう為に戦争を待望したりするのだ。一生うだつがあがらないと諦めた人々が戦争になれば全てがガラガラポンになりオレにもチャンスが回ってくるかも知れないなどと夢想するのである。固定化された将来よりも危険があっても予測不可能な方が面白いというワケだ。

02. 2010年10月02日 07:00:18: AQqyLULhMc
阿修羅の小沢さん支持者も、菅内閣の対応批判から反中国になってる投稿が多いよ。

03. 地には平和を 2010年10月02日 12:10:16: inzCOfyMQ6IpM : 7MKr2Dynmk
アメリカの命令で中国との戦争を起こそうとしている前原こそ批判しないといけないのに「菅は弱腰」などと批判するのは前原の術中にはまっているって事だ。前原こそが真っ先に排除しなければならない戦争屋である。

04. 地には平和を 2010年10月02日 12:32:06: inzCOfyMQ6IpM : 7MKr2Dynmk
「日本の領土領海を守れ!」と言えば多くの日本人はこの言い方を批判する事ができない。この事こそが問題なのである。国とは何か領土領海とは何かをもっと考えんなくてはならない。国なる概念は戦争を起こす為の手段でもある事を充分に留意しなければならない。戦争を起こす為の組織として国なるものを作ってきたという古くからの権力の狡知を認識すべきなのだ。国とは基本的に人民支配の道具であり国民サービスの機関ではない事は明らかである。検察の実情を見てもそれは明らかだろう。人民の側に立った政治家を国会に送り出そうとするのはこの事を万人に分かり易く説明する為である。地球上の全ての国家を同時に解体しなるべく小さな地域の単位で互助を行う組織を作るべきである。

05. 地には平和を 2010年10月02日 13:10:58: inzCOfyMQ6IpM : 7MKr2Dynmk
まずはEUのように東アジア共同体を日本・韓国・中国・北朝鮮・台湾・ベトナム・モンゴルなどで作り東アジアでの戦争を回避する事が望ましい。東アジア共同体は上から単独国家の恣意性を排除していく。世界の全域でこのような共同体を構築し次には共同体同士の連合を果たし世界全体が1つの共同体であるようにする。世界通貨をこの段階で発行し通貨はまず世界の最も貧しい人々に給付され最も貧しい人が物を買う事によってそこから世界通貨が世界中を流通するようにする。この動きと平行してできるだけ小さな地域での自治組織を形成し地域通貨も発行する。基本的な住民互助は地域で行い、市町村・都道府県・国・世界共同体は世界の全ての地域で平等なサービスが行われるように調整する役割を担う。

06. 2010年10月03日 03:01:53: 9AeWz7BLfM
ソビエト連邦解体の教訓がゼロの人がいるのか。

07. 地には平和を 2010年10月03日 10:02:09: inzCOfyMQ6IpM : Nhrq0N9KBU
6番さんへ ソビエト連邦解体の教訓とは市場経済の優位性って事ですか?市場経済と税制や給付という組み合わせでうまくいくと私は考えておりますが。貴方は何を教訓化したのか教えていただけないでしょうか?

08. 2010年10月03日 13:51:33: 9AeWz7BLfM
>世界の全域でこのような共同体を構築し次には共同体同士の連合を果たし
>世界全体が1つの共同体であるようにする。

自体がソビエト連邦形成の論理です(まるでユダヤ論理ですが、当時は世界の他地域でも同様の連邦が形成されると思われるか期待されていた)


09. 2010年10月03日 20:17:39: 6kuobrWeYc
>>06
そうでしょうか?
むしろ経済的に「孤立」していた共同体がよりグローバルな経済主体に解体・合流を余儀なくされたと言う方が適切。
ユダヤか何か知らないがそれが資本主義の論理ですよ。

10. 2010年10月08日 12:59:57: FFIErVvouc
インド、パキスタン間が憎み合ってるイギリスの分割統治に似てますよね

11. 2010年10月09日 21:00:51: DCHDReL3A2
>>10
ばるほど、分かりやすい事例ですね。
アメリカが、日本と中国韓国を憎み合わせて、分割統治。
しかし、アメリカの作戦を事前に見抜いて、その術中に填らない策を企てる人材は
日本にも、老獪な中国にさえもいない。
お互い、いがみあっている。
アジアの人種の弱点をついた、アメリカ白人の長年の研究のたまものですね。

南京大虐殺を子飼いの日本人と中国人にでっちあげさせて、
中国と日本をいがみ合わせるようにしむけてきた、欧米白人。
でっちあげだと知りながら、それを利用して自己の権力維持の利用しようとする中国政府。嘘を真に受けて永久に卑屈な罪悪感情になる日本人。

なんせ、日本国内にはCIAが1万人いてスパイ天国だからな。
中国内部にも、それ以上アメリカのスパイがもぐりこみ、中国内部で撹乱事件を
タイミングをあわせて起こすのでしょう。

邪悪のアメリカ政府が存在し続ける限り、永久にどうしようもない世の中だ。



12. 2010年10月12日 18:06:34: FFIErVvouc
>>11
>しかし、アメリカの作戦を事前に見抜いて、
>その術中に填らない策を企てる人材は日本にも、老獪な中国にさえもいない。
非対米従属派のほとんどは見抜いてると思いますよ

ところで今のタイミングで北朝鮮拉致問題に抗議するデモを実行するだけで、対米従属派にはダメージになると思うのだけど誰かやらないかな。


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