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連綿と続くアメリカ支配、村木氏の無罪はアメリカ支配にくさびを打ち込むか! 9月26日のTBSによる三鷹事件についての検証番組を見た。再審が近く始まるようだ。戦後、中国の共産党政権樹立を受けて日本ではレッドパージが始まる。下山事件、三鷹事件、松川事件はみな共産党への忌避意識を作るための事件だった。三鷹事件での冤罪が晴れる道が開かれることはいいことだと思った。たとえそれが50年以上もたった時であれ、冤罪が晴れるのは必要なことだ。 1972年の連合赤軍浅間山荘事件も既に下火になっていた学生運動に最後のとどめを刺すために作られた事件だと思う。森恒夫が主導して内ゲバを誘導し、総括という名目で暴力殺人を正当化した。彼はその後刑務所内で自殺したとされているが果たしてほんとに死んだのか疑問に思う。森恒夫は本来下っ端のたいして信頼されるような人間ではなかったと言う。ただ、上層部がどんどんと逮捕され、彼が運動の責任者となっていくのだ。そして、組織を分断統治し、子細なことで徹底的に相手を痛めつけることをやらせていく。どう考えても、彼は、相当な訓練を積んだスパイのような存在だったはずだ。 そして、今、多分、森恒夫と同じような働きを期待されている人たちがある程度の数で日本にはいるはずだと思う。足利事件は菅谷さんは免罪がはっきりしたが真犯人は捕まっていない。そもそも、幼児への性暴力は普通成立するものなのだろか?性的にある程度成熟した年齢の相手なら、それなりに性的な魅力を感じることは理解できる。しかし、幼児にそれを感じるとはなかなか思えない。幼児の魅力は性的なものというよりは単にかわいらしさでしかない。それが性的なものに変わるには、よほどの性的なストレスというか自己破壊のようなものがあるように思う。つまり、人格破壊の道具として、幼児への性暴力が使われているように思うのだ。アメリカの軍産複合体により、人間的な道徳観を捨て去った植民地化のためのロボットを作るため、こういった犯罪が行われている可能性は高い。そして、だからこそ、本来すぐに冤罪だと分かるはずの菅谷さんのケースでも、真犯人を捕まえるわけには行かないので、ある意味仕方なく起訴、有罪判決ということになっていったのではないだろうか? 村木厚子氏の冤罪事件を巡って、検察が揺れている。特捜検察による証拠捏造が表面化し、今までにも同様なケースがあったはずだと言う追及が始まっているからだ。 アメリカは多分、今大きな曲がり角に来ている。インターネットやテレビのデジタル放送によるサブリミナル効果での大規模なマインドコントロールで一般市民をコントロールし、世界中の国々を植民地化していくのか、それとも、互いに同じ人間として世界の人々に対等の関係を基礎に向き合って行くのか、その選択を迫られているのだ。前者なら、アメリカの支配階級は当面かなりの富を得ることが出来るだろう。 他者をマインドコントロールしてロボット化することは、ある意味、自分が向き合う対象をロボット化することで、自己の道徳感をなくしていくことだ。自己を普通の人間ではなく神としてふるまうことになるが、唯一神信仰であるキリスト教でこういったことが可能だろうか。自らこそが神であると思い込んだ人々が互いに殺しあうことが起こり得る。ほかにも、今のアメリカの戦略にはいろいろな無理がある。そのことに気が付かれている人たちも多くいるはずだ。 今回の村木厚子氏の無罪と検察内部の証拠捏造の表面化はかなりの程度村木氏個人の人格の良さがそうさせた面があると思う。だが、その背景に、アメリカの軍産複合体内部での正常化へ向けての動きがあることを祈りたい。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<187>>
ただいつまでもその支配が続くとは言えない。その支配が崩れた時、アメリカは、ナチスドイツが敗戦した時よりもずっと大きな痛手をこうむるはずだ。後者なら、短期的に大きな富を得ることはできない。ただ、長期的に世界の人々の信頼を得ることが出来、それはより輝かしい将来へ続いていくはずだ。
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