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韓国でハブ空港やハブコンテナ港の整備が続いている。もうすでに日本は大きな差をあけられていて、今更、韓国の後を追ってみても仕方がないように見える。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<71>>
日本の進むべき道は一流国かそれとも二流国か?!
韓国は一種の労働を通した搾取が行われている国であり、今後もそういった位置づけがされていくのだと思う。実際正規雇用の人の割合は5割を切っているわけで、日本よりもずっと過酷な条件で多くの方が働かされている。そして、そこから生まれる富をサムスンなどが吸い上げて、配当金と言う形でアメリカなどの資本家へ上納すると言う仕組みだ。
日本が、だから韓国の大規模ハブ空港などをまねてみても、結果的に日本社会にいい影響を与えるとは思えない。
日本は、もう労働集約型の社会は無理だと思う。たとえそれが近代化された工場であっても、日本社会全体を支えるような富を生み出すほどの労働ができるかと言ったら、とてもそれは無理なほど少子高齢化が進んでいると思う。
今後、日本が進む道は、老後をそんなに豊かではなくても安心安全に過ごせる社会を目指すべきではないだろうか?地熱発電を大規模に開発して、エネルギー自立を達成し、高度な教育と高度な医療を誇れるような社会だ。似たイメージの国はスイスだ。偶然にもスイスは所得水準が非常に高いが、それを目指す必要はなく、単に、あくせく働く必要がなく、ぜいたくはあまりできないが、犯罪が少なく健康に老後を過ごせる社会を目指すのだ。多分、これなら、あまり無理なく達成できるはずだ。また以前の高度成長期のような社会を目指すとなると、人口構成の大幅な組み換えなどが必要になり、社会が大混乱を起こしかねないと思う。経済的な一流さを追うのではなくて生活の質そのものの一流さを追うべきだ。
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