http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/225.html
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これは昨年、民主党が大勝したあとの小沢一郎をめぐるNHKの検証番組にもあった。
山崎なにがしは小沢一人で民主党を大きくしたように断定しているが、そうではあるまい。小沢一人にその力量があるなら無条件で民主党に合流させてもらう必要はなかった。自由党のまま第一党に成長させればよかった。しかしその道がなかったゆえ、管民主党に無条件で合流させてもらったのだろう。民主党が大きくなったには、やはり民主党の成り立ちやメンバー構成等々のかもしだす体質、雰囲気、集団の力というものが全体背景のなかにある。
選挙に勝つには選挙技術だけではない、敵失というのが大きく作用する。それにメディアによる「よいしょ」がある。小泉が大勝したのはメディアによる「よいしょ」が決定的であったことはよく知られている。実はよく知られていないが、昨年夏の民主党の大勝にもメディアによる「よいしょ」があったことを筆者は検証している。モモンガールさんの指摘でハッと気付かされたことであった。
昨年の民主党の大勝には太郎による自民党のみごとなまでの敵失に加えて8月の下旬ないし最後の一週間にメディアによる「政権交代ムード」の演出があった。もちろん小沢の選挙巧者としての活躍もあったであろう。結論を言えば小沢一郎個人の力だけでは決してないのだ。
管総理の誕生で早くも民主党の分裂を期待する小沢信奉者がいる。あるいは9月に総裁選に出馬して勝利するなどと勝手読みしている。民主党はいずれ小沢勢力と非小沢勢力にいったん別れた方が分かりやすい。今別れれば150人規模の小沢自由党になろう。合流したときは50人規模だから3倍である。やがて選挙の度ごとにお互いの勢力がしごかれて消長して行く。自民党を含む野党も同じだ。
そのようなしごきの激しいうねりの中から日本の将来を担える健全与党が生成していくだろう。時間がかかってもそれを期待していくほかないのではないだろうか。
・Re: Re.09年夏の三か月間に非自民勢力が急激に追い上げた。そこにメデアの関わりが…。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/244.html
・Re: Re.昨年8月下旬、メディアの力添えがあって民主党が圧勝した公算が強い。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/246.html
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