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小沢に対する期待と不安 憲法論を通して http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/195.html
(回答先: 政治に於ける飴と鞭ー小沢氏第二幕への底知れぬ不安感 投稿者 鳥の目と虫の目 日時 2010 年 4 月 14 日 19:38:44)
政治板に次のような投稿があった。おいらも一度田中角栄の演説を聞いたことがあるが、分かりやすく、人を引き付けるものであったという印象が残っている。 【角栄の内治主義的政治の特質その1、社会基盤整備行政】 れんだいこのカンテラ時評712 金権政治で晩節を汚した田中角栄ではあるが、その戦略性や発想には未だに新鮮さがある。 ところで、小沢の憲法論議であるが、途中で面倒くさくなって端折ってしまったが、なんとなく小沢の右翼的な一面が垣間見えて、こっちのほうもいまいちだ。 改憲論者は常に憲法の正当性についてGHQを持ち出す。しかし、如何にこの議論に正当性があったとしてもそれを論じるべき時期は主権回復がされた時からせいぜい60年安保までだろう。その時代に憲法改正ができなかったということは、日本国民がその正当性を認めていたということになるのではないだろうか。 天皇は元首としての位置づけではあるが、あくまでも象徴であって政治力を持っていないという意味で元首ではない。おいらは大統領制にでも移行して天皇制は重要無形文化財とでもして文化の継続をすればいいのでは? 参院についてはお前が言うなよって感じかな。参院の選挙制度を今の衆院と同じように変えたのはお前じゃないのか? http://www.tcat.ne.jp/~mihariban/ginnankin21.html 国連軍にしても、国際貢献をどの様に考えるかだろう。国連は腐敗しているとは常日頃言われていることだし、今の安全保障会議のようなシステムでは一本化することも難しい。国際貢献は軍の後ろ盾が必要な場合があることは認めるが、憲法を理由に民生部門での貢献に日本が特化することも不可能ではない。 公共の福祉の考え方も、政治屋に対する信頼が成り立たない今、国民一人一人が自衛のために自己の権利を主張することはやむを得ないことだろう。小泉のように国民に痛みを求めるのなら、先ず自分たちが痛みを覚えるべきだろう。「隗より始めよ」だ。 憲法改正問題も、時流に合わせて改正すべくハードルを下げるべきか否かだが、どちらにもメリット・デメリットがある。安倍晋三のような奴が首相の時に安易に憲法改正できたとしたらどうなるだろう?ヒットラーの再来と言うほどの能力はないだろうが、無茶苦茶なものになりかねないし、その時に更にハードルの高い制限条項を儲けられたらどうなるだろうか? 確かに日本国憲法には小沢が指摘するような問題点がないとは言えないが、その精神に大きな瑕疵があるとも思えない。何が問題でどう変えるのかの議論はすべきだが、少なくともこの改正のポイントを斜め読みした段階では疑問符がつく。 おいらが小沢に改革前のシステムの破壊を期待しつつも、再構築まで期待できないのはこんなところに不安感があるからだ。
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