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(回答先: 翼賛体制下での小沢の役割(再掲)『 政治の主体は国民であり、政治家の責任は限定的。』 投稿者 ni-na 日時 2009 年 11 月 18 日 03:01:58)
>表題は、アメリカへの対抗心も、国へ流れたらお終いです。に対するお答えと解釈しました。
??? 本文でも書いてるけどなあ、、 丸で、目覚めよ、覚者になれ!と言ってるみたいだから、それを言っちゃあ、、と言ったのです。
>経済の行き詰まりが訪れるからのファシズム論なのです。
「ファシズム」という限りではどうしても30年代のものを思い浮べるわけで、よくプロパガンダ的に論われるイメージとしての「ファシズム論」と区別しておくべきだろうと思いますよ。
「プロレタリア革命の脅威に対するブルジョア社会の反動」とするトロツキーのファシズム規定も検証すべきじゃないかな。 擬似であれ何であれ、ファシズムは革命と同位の現象と見るべきだろうと思います、革命の脱神話化、及び先の戦争(民主主義対ファシズム)の脱神話化の為にも。
まぁ、ボナパルティズムということだったら、ナルホドとは思っただろうけどね。でも、それだったら小泉では?とも思っただろうけど。 貴方の論からは、それこそ漠然としたイメージ(強権支配)しか浮かんで来ませんが。
>貴方のような何の方法もない、更には倫理性もないイメージだけの散文に
(笑) これは貴方、違った松浦さんには既に、スタンスの違いとして、言っております。
もっと言えば、貴方にせよその他の誰にせよ、そういった「方法」への疑念や不信、更には明らめといったところに私のスタンスは在ります。 <批評>ということで、貴方違った、松浦さんには告げております。
>世界市場経済の成長の行き詰まりには、米・EU・中、そして日本の将来は一連托生の運命
>いずれ各国政府協調してのドル防衛を始める
>ドルの終わりは、国際経済それ自体の終焉
私も、これまで、漠然とそのように観ておりましたが、最近違う論調も出て来てるようですし、これについては判断出来かねるので、留保しておきましょう。
>世界市場経済の終わりには共同して植民体制を髣髴とさせる世界を階級的に二分する支配に
そうなるかどうかは、中国次第と考えております。 つまり、再び三度、中国の動き如何、及び日本にとっては中国との関係が決定的に重要になる歴史的局面を迎えつつある、と見ます。
だからこそ、そういった欧米の動きに対抗する、可能性としての、東アジア共同体です、私に言わせればね。
>国に拘るのを止めると何が残ります?どんな文化が生み出せるのでしょうか。
私は国には拘ってはいませんよ(笑)
むしろ逆に、もし「道州制」が実現したら、1500年続いた日本は名存実亡状態に成って行くことになるのだろうな、と想っております。 そういったことを見据えての、東アジア共同体です。
>「向かうべき倫理を持たない」「正義」
近代化或いは脱亜入欧百年で、倫理や正義を生み出す、支える、保持する基盤は喪われたと思っております。 文化もまた。 以前、貴方、違った松浦さんには文化とは身体であると言っております。 自然、その中の共同体で形成された関係の束、受肉した関係態としての身体。
無論、倫理や正義もそういった関係の中で醸成されるのだと思います。
近代化=都市化というのは自然と切断し、共同体の関係を壊していくのですから、そうした物事が棄却されるのは理の必然です。
戦後過程とは、そうした戦前まで辛うじて残っていたものの消失を確認することでもあったわけでしょう。 文化は形骸化し、倫理や正義といったものもスカスカになってることも、とうの昔、我々は気付いていたはずです。 ”リンリリンリって、鈴虫か?w”の状況が、この間、ずうっと続いてるわけですから。 だから今倫理を、と言われても鼻白むしかない。
もし倫理をと言うなら、私をして言わしむれば、だから東アジア共同体ということになります。
私にとって東アジア共同体とは生態系を意味します。 だからその中核になるのは農業です。 農業による諸関係の形成=身体の形成=文化と成ります。 つまりは文化共同体というイメージ。 これにはもう一つの狙いもあります。 貴方の指摘する「世界を階級的に二分する支配」という時、それは中国においては農民の切捨てになるからです。 昔も今も、恐らくは将来も、中国にとっては農民が決定的なカギを握ります。 だからこそ中国の農民と決定的な関係を形成するならば、それは、中国を向こう側に行かせない、我等の”万里の長城”に成るでしょうから。 しかも、「食糧問題」が極めて重要になるこれからを考えてもね。
ま、今の段階では妄想、空想の類ですから、軽く、軽ーく受け流して置いて下さい。(笑)
この前、或る集まりで、私の構想なりアイデアを喋ったら、技術的に可能だが、実現は無理!って言われちゃいましたからね。(笑)
>インテリジェンスの世界に拘り、イスラエルが我々西側と価値観を一にすると
これは、少なくとも、行間を、違った角度で、又或る程度の情報的予備知識を備えて、読んでるかどうかもありますね。 微妙な事を、ギリギリの所で語ってるように思います。
それに、もしユダヤ筋のバック・アップが無ければ、外務省を辞めただけで済んだかどうか。
こうした事が妄想というなら見解の相違というしかないし、ま、器というなら、測るモノが違うのでは?とこちらからは申し添えて置きましょう。
>貴方にそれができますか?
ではご披露しましょう。 と言っても、これは彼岸楼さんに向けて(想定して)書いたので、別個に立てます。 それに「何の方法もない」無手勝流(?)ですんで、ガクモン的なイチャモンは御免被ります。 ま、どうせ雑音でしょうから、貴方からのレスは想定しておりませんし、余程当方を驚倒させる知見をご披露されない限り、貴方へのレスはこれにて。 悪しからず。