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こんな情報もあります。
共産党が候補を立てなかった選挙区の民主の公認候補が、共産市議宅を挨拶して回り、共産系の集会にもこまめに顔を出しているといいます。
この選挙区で前回衆院選で共産が得たのは2万票以上。民主陣営幹部は共産票の取り込みを狙っているのです。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090823AT1G2201Z22082009.html
これは、非常にいい傾向です。大げさに言えば統一戦線の萌芽ともいえます。しかし、これは、2万票以上という得票実績があってのことです。比例区では一定数の票を得ていたとしても、小選挙区で実際に実績がなければ、共産党支持者の票が、既に各党に分散してしまっていれば、民主党候補も、共産党市議に接触したり、集会に出ることもしないでしょう。
選挙ですから当選を目指すのが目的です。私も今までは、当選の見込みのない立候補は邪道だと思ってきました。しかし、今回共産党が立候補を絞ったことから、改めてその票の行方が注目されたわけです。中には、今回候補を立てた選挙区についてまで、政権交代のため、民主党・反自公候補を当選させるため、共産党は候補を降ろすべきだという者まで現れる始末です。
このことから見えてくるのは、当選の見込みのない票でも、他党の当落に影響し、政権の行方を左右することも可能だということです。
他党が、共産党の票が欲しければ、共産党に支持されそうな候補を立て、共産党に支持されそうな政策を掲げるようになるでしょう。
そのためには、たとえ供託金を没収されるような候補でも、1票でも多く取ることが必要で、そのために民主の候補が落ちるようなことがあったとしても、それは次回の統一のためにいい条件になるのです。
投票日まであと3日。あそこに立ててほしかった、あそこは統一して欲しかったという選挙区はたくさんあります。しかし、いまさら言っても始まりません。
社民党、共産党、(新党日本も)立候補したからには1票でも多く取れ!
それが新政権の行方を左右するのです。