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真実を追究するだけでは世の中が良くなるとは限らない。
明らかになった真実に対してどう行動するかが問われるからだ。
逆に世の中をよくしようとも思うのなら現状の把握は必須だ。
現状の把握が不十分なら改革はおぼつかない。
さて、この阿修羅掲示板は真実を追究する掲示板だという。
では、世の中を良くする事は阿修羅掲示板の役割ではないのか?
いや、世の中を良くする為には真実の追究は必要ではないか?と言うのかも知れない。
世の中を良くする為の手段としての真実の追究をここで行っているのだと。
では、そういう手段を何の為に強化しているのか?
それは世の中をよくする為だと言う。
だったら最初から世の中を良くする為に真実を追究しているのだと言ったらどうだ?
真実の追究を世の中をよくする事から分断する事は
首が無い馬が走っているかのごとき異様さなのだ。
目的が無く純粋に真実を追究という姿勢は核兵器のようなロクデナシを生み出す。
首が無い馬が人間をはね飛ばしながら走っているようなものだ。
真実自体は何にでも利用されるのだ。
欺瞞よりもマシと言うかも知れない。
しかし、欺瞞でないからと言ってそれがいいものであるとは限らない。